エミール・エッデのフランス協調路線

エミール・エッデのフランス協調路線

エミール・エッデ

1886年にダマスカスで生まれたエミール・エッデは、大レバノンおよび委任統治期レバノンの親仏派政治家・弁護士である。第一次世界大戦後、レバノンの独立と領域拡大を目指してパリ講和会議などに参加し、フランスの保護下での大レバノン樹立を推進した。1936年にはレバノン共和国大統領に選出され、フランスとの条約締結を模索した。アラブ・ナショナリズムとは一線を画し、レバノンのキリスト教徒の主導権と親欧米路線を主張した。第二次世界大戦中、1943年の独立危機においてフランス当局により暫定大統領に据えられたため、独立派から激しい反発を受けた。

年表

分類
要素
西暦 エミール・エッデ
1886年
エミール・エッデの誕生 (時期: 1886年5月5日(資料によっては1883年または1884年), 場所: シリア・アラブ共和国、ダマスカス)
1902年
法学留学と弁護士資格の取得(エミール・エッデ, 年齢: 15歳, 時期: 1902年~1909年, 場所: フランス、エクス=アン=プロヴァンス)
1912年
フランス領事館の顧問弁護士就任(エミール・エッデ, 年齢: 25歳, 時期: 1912年, 場所: レバノン、ベイルート)
1914年
第一次世界大戦 (年齢: 27歳, 時期: 1914年~1918年, 場所: オスマン帝国、アナトリア、シリアなど)
1918年
パリ講和会議へのレバノン代表団参加 (年齢: 32歳, 時期: 1918年10月~1919年, 場所: フランス、パリ)
1920年
レバノン代表団による領土要求 (年齢: 33歳, 時期: 1920年, 場所: フランス、パリおよびレバノン)
1924年
国会議長就任(エミール・エッデ, 年齢: 38歳, 時期: 1924年10月21日~1925年1月13日, 場所: レバノン、ベイルート)
1929年
首相就任(エミール・エッデ, 年齢: 43歳, 時期: 1929年10月11日~1930年3月25日, 場所: レバノン、ベイルート)
1936年
レバノン大統領就任(エミール・エッデ, 年齢: 49歳, 時期: 1936年1月20日, 場所: レバノン、ベイルート)
フランス・レバノン条約の締結 (年齢: 50歳, 時期: 1936年11月, 場所: レバノン、ベイルートおよびフランス)
1939年
第二次世界大戦 (年齢: 52歳, 時期: 1939年~1945年, 場所: ヨーロッパ、中東、シリア)
1941年
大統領辞任(エミール・エッデ, 年齢: 54歳, 時期: 1941年4月4日, 場所: レバノン、ベイルート)
1943年
1943年レバノン憲法停止・大統領交代事件 (年齢: 57歳, 時期: 1943年11月11日~22日, 場所: レバノン、ベイルート)
短期間の大統領再任 (年齢: 57歳, 時期: 1943年11月11日~22日, 場所: レバノン、ベイルート)
1947年
1947年レバノン議会選挙をめぐる不正疑惑 (年齢: 60歳, 時期: 1947年5月, 場所: レバノン各地)
1949年
エミール・エッデの没年 (年齢: 63歳, 時期: 1949年9月27日(資料によっては9月28日), 場所: レバノン、サウファル(Sawfar))
不明
オスマン当局による独立運動家への死刑判決 (時期: 第一次世界大戦前~1915年頃, 場所: オスマン帝国領レバノン)
結婚(エミール・エッデ,マリー・エッデ, 時期: 詳細不明, 場所: 詳細不明。レバノンで結婚したとみられる)

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