アメリカ史 智謀と冷徹さでベトナム介入を主導した「最高に聡明な」最高補佐官
ケネディおよびジョンソン政権の国家安全保障担当大統領補佐官を務め、冷戦外交の中枢に君臨した政治学者です。ハーバード大学最年長の学部長から転身し、「最高に聡明な人々(ベスト・アンド・ブライテスト)」と称された東部エリートの筆頭でした。キューバ危機で危機管理の手腕を発揮する一方、ベトナム戦争では北爆の開始や地上軍の投入を強く進言し、泥沼化への道を開きました。高慢な知性と介入主義が招いた冷戦の悲劇を象徴する巨頭です。