スルターン・フサイン
スルターン・フサインはサファヴィー朝の第9代シャーであり、事実上王朝の最後を決定づけた君主である。虔誠なイスラーム教徒であったが、政治的には決断力に欠け、ウラマー(宗教学者)の影響力を極端に強めた。これにより、スンナ派住民に対する抑圧が強まり、帝国各地で不満が高まった。1722年、カンダハールで挙兵したアフガーン人ギルザイ朝のミール・マフムード率いる軍勢に首都イスファハーンを包囲され、長期の飢餓の末に降伏した。フサインは王位を譲位させられた後に幽閉され、最終的に殺害された。彼の治世の終焉とともに王朝は実質的な滅亡を迎えた。
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