成宗
第9代国王成宗の治世は、朝鮮王朝の法制と儒教的秩序が完全に完成した「治平の治」と呼ばれる安定期であった。先代から編纂が続けられていた国家の基本法典『経国大典』を発行・施行し、国家の制度的基盤を盤石にした。また、勲旧派を牽制するために集賢殿を継承した弘文館を設置し、趙光祖らの先駆となる士林派の官僚を積極的に登用した。儒教主義に基づく徳治政治を実践し、教育や出版事業を後押ししたことで、国家体制の確立と儒教文化の隆盛を同時にもたらした名君として称えられている。
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