朝鮮王朝
1392年に李成桂によって建国された朝鮮王朝は、儒教国家としての中央集権体制を整備し、東アジアの国際秩序の中で独自の文化を発展させた。ハングルの創制や測雨器の発明など学術・科学技術が大きく開花した一方、16世紀末には文禄・慶長の役(壬辰倭乱)、17世紀前半には丙子胡乱という巨大な外患に直面した。これらの危機を克服した後は、実学運動の興起や経済の発展を背景に王朝の復興期を迎えた。両班制度を中心とする社会構造を保ちつつ、文化と制度の両面で成熟を重ね、20世紀初頭まで500年以上にわたり朝鮮半島の政局と文化を牽引した。
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