レオポルト・ベルヒトルト
オーストリア=ハンガリー帝国の外務大臣として七月危機の対応を主導した外交官。1914年のサラエボ事件発生後、ドイツからの「白紙委任状」を得てセルビアに対する強硬路線を決定づけた。セルビアの主権を著しく侵害する厳しい内容の「7月通牒」を作成・突きつけ、セルビア側の回答を拒絶して自ら宣戦布告に踏み切った。バルカン半島での主導権確立を目指したこの強硬な外交判断は、ロシアの軍事介入と連鎖的な同盟発動を引き起こし、対セルビア局地戦の枠を超えて第一次世界大戦へと発展する決定的な原因を作った。
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