順治帝
順治帝は、満州族の清が山海関を越えて北京に入城し、中国本土の支配を開始した記念すべき初代の清朝皇帝です。幼少で即位したため、叔父である摂政王ドルゴンが実権を握り、明の旧領の平定や北京への遷都を推進しました。ドルゴンの死後は自政を行い、漢文化を積極的に取り入れて儒教精神に基づく統治を目指しました。満洲族と漢人の融和を図りながら、清朝の中国支配を正当化するための行政機構を再編します。若くして天然痘により急逝しましたが、清朝が異民族王朝として中国全土を永続的に統治するための政治的・文化的基盤を築き上げた重要な役割を果たしました。
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