皇太極
ホンタイジ(皇太極)は、父ヌルハチの遺業を継ぎ、満洲族の勢力を飛躍的に拡大させた清朝の実質的な創始者です。内外の諸部族を統合し、内モンゴルや朝鮮(丙子胡乱)を屈服させて後金の支配基盤を強固にしました。1636年には国号を「清」と改め、みずから皇帝に即位します。満州人だけでなく漢人やモンゴル人を積極的に登用し、中国風の官僚機構である六部を設置するなど、多民族帝国の統治機構を作り上げました。彼の卓越した政治力と軍事手腕は、後に清が山海関を越えて中国全土を支配する広大な帝国の黄金期を迎えるための決定的な道筋をつけました。
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