明の全盛期を創出し遷都と南海遠征を行った英主
靖難の変を制して即位した永楽帝は、明の勢力を劇的に拡大させて全盛期をもたらしました。首都を南京から北京へ遷都し、紫禁城を建設して帝国の絶対的な中心としました。また、大運河を改修して南北の物流を活性化させるとともに、内官の鄭和に命じて大規模な南海遠征を敢行させました。これにより東南アジアからアフリカ東岸に至る広大な朝貢秩序を形成します。北方では自ら蒙古へ五度の親征を行い、北方の脅威を退けました。学術面でも『永楽大典』の編纂を主導するなど、文化・政治・外交のあらゆる面で圧倒的な業績を残し、明朝の国際的威信を最高峰へと押し上げた偉大な君主です。
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