リーゼ・マイトナー
オーストリア出身の物理学者リーゼ・マイトナーは、第一次世界大戦中にオーストリア軍の志願看護師として従軍し、東部戦線などの野戦病院でX線技師として傷病兵の治療を支援した。過酷な現場でX線撮影技術を駆使し、解剖学的な観察力を生かして多くの負傷兵救護に貢献した。復員後はベルリンのカイザー・ヴィルヘルム研究所に戻り、オットー・ハーンと共に放射性同位体プロトアクチニウムを発見。後に核分裂反応の理論的解明を成し遂げる基礎を、戦時の混迷の中でも築き上げた。
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