ヨーロッパ史 ドラマチックな自然描写でドナウ派を代表した画家
アルブレヒト・アルトドルファーは、自然風景を主役に据えた作品を数多く制作し、ドナウ派と呼ばれる画家集団の代表格として活躍しました。代表作『アレクサンドロス大王の戦い』では、壮大なスケールで描かれた軍勢と緻密で劇的な天空・風景が見事に融合しています。西洋美術史において人物を排除した純粋な「風景画」を初めて描いた人物の一人とされ、光の表現や細密な自然描写に優れた才能を発揮しました。建築家やレーゲンスブルクの市会議員としても活動し、多方面で才能を発揮しました。