アメリカ史 現実主義外交で冷戦の国際秩序を激変させた不世出の謀臣
ハーバード大学教授からニクソン、フォード両政権の国家安全保障補佐官や国務長官を歴任した、20世紀最高の外交戦略家です。徹底した「現実政治(リアルポリティクス)」を信条とし、1970年代に極秘交渉による米中関係の正常化や、ソ連との戦略兵器制限交渉(SALT)によるデタント(緊張緩和)を実現。ベトナム戦争の和平協定締結によりノーベル平和賞を受賞した一方、その冷徹な国益最優先の覇権戦略は今なお賛否両論を呼んでいます。