アントン・ヴェーベルン
ウィーン出身の作曲家アントン・ヴェーベルンは、師シェーンベルクのもとで十二音技法を極め、極限まで凝縮された精緻な音楽スタイルを確立しました。第二次世界大戦中はナチス・ドイツによる文化的・政治的抑圧を受ける中、ウィーン近郊のメードリング等でひっそりと暮らしていました。ナチス政権下では彼の前衛的な音楽は「退廃音楽」とみなされて演奏が制限され、不遇な戦争期を過ごしました。終戦直後の1945年、連合軍占領下のザルツブルク州ミッテルジルにおいて、米兵による誤射という悲劇的な事故により非業の死を遂げ、現代音楽界に大きな衝撃を与えました。
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