レイモン・ポアンカレ
開戦時にフランス大統領を務めていたレイモン・ポアンカレは、1914年8月のドイツの宣戦布告に際し、国内の全政党が団結して国難に立ち向かう「聖なる同盟(ユニオン・サクレ)」を提唱した。大統領の権限を最大限に活用して相次ぐ政権交代の中でも国家の不変の柱であり続け、焦土と化した前線視察を通じて国民と兵士の士気を支えた。対独強硬派として知られ、戦争完遂を貫くために1917年には政敵であったクレマンソーを首相に起用した。戦後の1923年、首相としてドイツの賠償金支払いの滞納に対してルーク地方占領を断行するなど、フランスの権益擁護を徹底した。
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