アメリカ史 高い知性と洗練された弁舌で戦後リベラルを先導した雄弁家
イリノイ州知事を務め、1950年代の大統領選に民主党候補として2度挑戦した、戦後米国の代表的なリベラル政治家です。その卓越した知性と洗練された演説は「エッグヘッド(知識人)」と称され、党内の進歩派を熱狂させました。アイゼンハワーに敗れたものの、リベラリズムの精神的重鎮として君臨。のちにケネディ政権下で国連大使に就任し、キューバ危機ではソ連の欺瞞を国連の場で厳しく追及するなど、冷戦期の外交でも重要な役割を果たしました。