アメリカ史 女性の権利を訴えた知性アビゲイル・アダムズ
アビゲイル・アダムズ(1744〜1818)は、第2代大統領ジョン・アダムズの妻であり、初期アメリカを代表する知識人の一人である。独立戦争期には夫に宛てた書簡を通じて女性の権利拡大や法の平等を訴えたことで知られる。特に「女性を忘れないでほしい」と述べた手紙は有名で、後の女性権利運動の先駆的な思想として評価されている。政治の中心に近い立場から鋭い社会批評を行い、アメリカ建国期における女性の知的存在感を示した人物である。