アメリカ史 独立を訴えた雄弁家パトリック・ヘンリー
パトリック・ヘンリー(1736〜1799)は、バージニア植民地出身の政治家・弁論家で、アメリカ独立運動の初期に強い影響を与えた人物である。「自由か死か」を訴えた演説で知られ、その雄弁さによって植民地住民の反英感情を高めた。アメリカ独立戦争期にはバージニア州知事を務め、軍備強化や独立支持に尽力した。強い反連邦主義の立場も取り、合衆国憲法の強力な中央政府には慎重な姿勢を示した。アメリカ独立思想の形成に重要な役割を果たした人物である。