アメリカ史 英国の技術を革新し米国産業の礎を築いた開拓者たち
18世紀末、サミュエル・スレイターが英国の紡績技術を密かに持ち込み、モーゼス・ブラウンの支援で米国初の水力紡績工場を設立したことから産業革命が始まりました。その後、フランシス・キャボット・ローウェルが、紡績から織布までを一本化する「ローウェル・システム」を確立。アモス・ローレンスら「ボストン・ブラーミン」と呼ばれた資本家たちが投資を加速させ、ニューイングランドは全米最大の工業地帯へと変貌しました。この強力な経済基盤は、後の南北戦争における北軍勝利の決定的な要因となりました。