補習教育支出ランキング:さいたま市・前橋市で急増した背景とは

教科書・補習費

補習教育への支出は都市ごとに大きく異なり、横浜市やさいたま市など都市圏で高水準。さいたま市は前年比+289.8%と大幅増、前橋市も+2,446%と急伸。平均購入回数も堺市などで高く、教育熱が都市部を中心に高まっている。家庭ごとの投資傾向に地域差が際立つ。

補習教育の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国2529100+0.918
1千葉市13880548.7+666.6
2さいたま市10850428.9+46.16
3東京都区部6019238+32.93
4堺市4981197+4.227
5横浜市4835191.2+54.28
6広島市3818151+15.49
7富山市3240128.1+152.3
8川崎市3217127.2+25.42
9名古屋市3022119.5+0.532
10長野市2994118.4-11.58
11長崎市2962117.1+86.41
12山形市2929115.8-17.49
13松山市2820111.5+972.2
14徳島市2748108.7-33.38
15熊本市2727107.8+90.17
16岐阜市2717107.4-38.46
17宇都宮市2590102.4-21.04
18福岡市2581102.1+360.9
19奈良市2564101.4-20.74
20札幌市247597.86+141.2
21金沢市235092.92+310.8
22大阪市222187.82-54.89
23前橋市212183.87-31.25
24相模原市204280.74-0.97
25水戸市187874.26+101.7
26高知市182572.16-21.51
27佐賀市180971.53-2.794
28和歌山市178970.74-4.84
29盛岡市163964.81-65
30鹿児島市163664.69-60.4
31甲府市158462.63-34.6
32大津市155061.29+18.68
33仙台市151259.79+104.3
34高松市151159.75-3.88
35山口市147658.36-37.06
36岡山市136253.86-62.61
37新潟市131451.96-45.14
38京都市122248.32-49.98
39北九州市108442.86-10.49
40福島市96037.96+84.62
41秋田市95337.68+110.8
42那覇市93637.01+167.4
43福井市72428.63+150.5
44鳥取市71428.23-69.55
45松江市68727.16-26.68
46神戸市67026.49-89.34
47大分市65725.98+106.6
48浜松市57622.78-74.55
49津市53121-76.34
50青森市2379.371-84.5
51静岡市1897.473-61.51
52宮崎市00-100

月間支出の推移

補習教育の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.09100+12.5
1さいたま市0.28311.1+133.3
2千葉市0.21233.3+90.91
3宇都宮市0.17188.9+41.67
4徳島市0.16177.8-20
5広島市0.16177.8
6横浜市0.14155.6+40
7松山市0.14155.6+600
8東京都区部0.14155.6+55.56
9名古屋市0.14155.6+100
10甲府市0.13144.4+30
11富山市0.13144.4+116.7
12大阪市0.13144.4
13堺市0.13144.4-13.33
14熊本市0.12133.3+71.43
15長野市0.11122.2
16福岡市0.11122.2+120
17新潟市0.11122.2+83.33
18北九州市0.11122.2+22.22
19金沢市0.1111.1+42.86
20奈良市0.1111.1-37.5
21鹿児島市0.09100-43.75
22川崎市0.09100+12.5
23山形市0.09100-10
24前橋市0.09100-40
25高松市0.0888.89+33.33
26岐阜市0.0888.89-55.56
27高知市0.0777.78-56.25
28神戸市0.0777.78-12.5
29相模原市0.0777.78
30松江市0.0777.78+16.67
31札幌市0.0777.78-22.22
32大津市0.0777.78-12.5
33佐賀市0.0777.78-22.22
34仙台市0.0777.78+75
35長崎市0.0666.67-33.33
36那覇市0.0666.67+100
37山口市0.0666.67-25
38和歌山市0.0666.67-25
39福島市0.0555.56+25
40福井市0.0555.56+150
41水戸市0.0555.56
42岡山市0.0555.56-44.44
43大分市0.0555.56+66.67
44京都市0.0555.56-28.57
45盛岡市0.0444.44-75
46浜松市0.0444.44-55.56
47津市0.0444.44-33.33
48鳥取市0.0333.33-62.5
49秋田市0.0333.33-25
50青森市0.0222.22-75
51静岡市0.0111.11-80
52宮崎市00-100

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

補習教育の月間支出の現状と今後

補習教育は、学校教育を補うための塾・家庭教師・オンライン講座等への支出を指し、家庭の教育熱や地域経済力を反映する重要な支出項目である。都市ごとにその額は大きく異なり、学力競争の激しい地域では特に顕著な差がみられる。


全国平均とその動向

2025年4月の全国平均は2,629円で、前年同月比では-3.27%と微減している。物価高騰や家庭の教育費見直しが背景とされるが、1部都市では依然として高水準の支出が見られる。


上位都市とその特徴

最も支出が高いのは横浜市(6,160円)とさいたま市(6,100円)。両市とも人口が多く、進学校も多数存在するため、補習教育への投資が大きい。特にさいたま市は前年同月比+289.8%と急増しており、教育熱の高まりがうかがえる。1方、横浜市は-38.11%と減少しており、支出水準は高いが波がある。


中位都市に見る地域的傾向

堺市(4,845円)、岐阜市(4,451円)、前橋市(4,329円)なども高水準であり、特に前橋市の+2,446%という増加率は特筆すべきで、集中的な補習投資が行われたと推察される。また、津市(+259.9%)や相模原市も高額支出が継続されている。


平均購入回数に見る学習習慣

月間購入回数では堺市(0.17回)、横浜市(0.16回)、相模原市・熊本市・水戸市(各0.15回)などが高く、日常的な補習活動が行われている。津市や大阪市、さいたま市なども0.14回と高頻度で、教育意識の定着が読み取れる。


支出と回数の乖離から見る支出傾向

さいたま市のように支出額と購入回数の両方が高い都市は、幅広い補習サービスを利用していることが推測される。1方、千葉市や東京都区部のように前年同月比で支出が大幅減の都市もあり、教育費の再配分や教育サービスの見直しが行われている可能性もある。


今後の展望と課題

都市ごとの補習教育への支出は、家庭の所得水準や進学意識、地域の学力文化に左右される。デジタル教材の台頭により今後の支出形態は多様化が見込まれるが、現状では大都市圏での高額支出が続く構造は変わらないと予測される。

コメント

タイトルとURLをコピーしました