日本史 北陸の戦国史―一向一揆と上杉・朝倉の攻防
戦国時代の北陸地方では、越後の上杉謙信、越前の朝倉義景、加賀の一向一揆勢力などが覇権を争った。上杉謙信は越中や能登へ進出し、北陸一帯で勢力を拡大した。一方、越前では朝倉氏が一乗谷を中心に繁栄し、織田信長と激しく対立した。加賀では一向一揆が強大な自治勢力を形成し、織田軍に対して長く抵抗した。1573年の朝倉氏滅亡や1575年の越前一向一揆討伐を経て織田氏の支配が広がり、1582年の本能寺の変まで北陸は戦国大名と宗教勢力が激突する重要な地域であった。