【最新版】整髪料の価格推移と地域別動向を徹底解説(2025年3月)

ヘア関連

2025年5月時点で整髪料(80g)の全国平均は779.9円で、前年比+9.751%と大幅に上昇。姫路では33%増と突出。高価格帯商品や原材料費の上昇が背景にあり、地方都市を中心に価格上昇が顕著。今後も上昇傾向が継続する可能性が高い。

都市別の整髪料1個80gの相場価格

2025年6月
降順昇順
都市最新値[円]前年同月比[%]
平均780.3+9.659
1姫路857+33.07
2大津842+11.23
3函館833+12.26
4福井830+9.788
5甲府825+8.41
6熊本823+13.99
7八戸822+17.77
8豊橋819
9郡山815+23.3
10川口815+9.987
11山口815+9.987
12宇部815+8.522
13富山813+7.54
14旭川807+6.605
15高松804+4.824
16盛岡804+11.2
17松本804+7.487
18804+11.36
19山形803+13.58
20仙台803+12.46
21鳥取800+5.96
22長崎796+6.846
23札幌795+12.13
24長野793+11.38
25福島793+16.79
26浦安793+8.186
27所沢793+10.29
28徳島793+9.229
29青森792+10.61
30東京都区部791+10.17
31名古屋791+9.861
32松阪789+8.082
33小山789+11.91
34宇都宮789+13.85
35福岡787+15.23
36大阪787+14.56
37金沢786+6.36
38福山786+3.968
39さいたま786+20.37
40松山785+4.388
41東大阪785+8.726
42伊丹785+14.43
43782+16.54
44枚方782+7.713
45新潟782+0.514
46府中782+2.222
47岡山782+8.011
48神戸781+12.7
49岐阜779+3.453
50藤沢778
51浜松774+10.41
52京都773+12.68
53北九州772+4.749
54静岡771+9.362
55長岡771+12.23
56熊谷771+7.682
57奈良770+17.92
58前橋770+24.39
59秋田769+3.083
60高知767+7.725
61相模原767+5.068
62西宮764+8.369
63764
64立川763+17.2
65松江762+2.282
66和歌山761+14.95
67千葉759+9.052
68佐世保759+1.065
69八王子757+8.143
70広島753+2.589
71那覇752+17.13
72水戸751+15.9
73川崎747+13.01
74鹿児島746+9.706
75横浜740+8.664
76大分735+1.379
77日立728+21.54
78今治711+8.55
79宮崎688-10.18
80富士678+2.883
81佐賀623-11.38
整髪料1個80g

詳細なデータとグラフ

整髪料の小売価格の相場と推移

2025年5月時点での整髪料(80g)の全国平均価格は779.9円で、前年同月と比べて+9.751%の大幅な上昇を記録しています。これは、整髪料という日用品においては非常に目立つ伸び率であり、原材料費・物流費・消費者ニーズの変化が複合的に影響していると推察されます。


価格が高い都市の特徴と地理的傾向

高価格都市の上位は以下の通りです:

順位 都市名 価格(円)
1 姫路 857
2 大津 842
3 函館 833
4 福井 830
5 甲府 825
6 熊本 823
7 8戸 822
8 豊橋 819
8 府中 819
10 郡山 815

この上位都市には、中規模都市地方の県庁所在地クラスの都市が多く見られます。こうした都市では、ブランド構成や取り扱い製品の幅、物流条件の違いが価格に反映されやすいと考えられます。


価格上昇が著しい都市

上昇率が特に高かった都市を見てみると:

  • 姫路:+33.07%

  • 函館:+12.26%

  • 大津:+11.23%

  • 熊本:+13.99%

  • 郡山:+18.8%

  • 8戸:+11.99%

姫路は+33.07%と突出しており、前年の価格が相対的に低かったことも考慮に入れる必要がありますが、それでもここ1年で大きく価格構造が変化したことが明白です。

また、郡山や熊本などでも2桁増が見られ、地方都市での整髪料価格の上昇が目立つ傾向が鮮明です。


価格変動の背景要因

原材料コストの上昇

整髪料にはワックス、ジェル、ムースなどがあり、いずれも界面活性剤・油脂・香料などを含む製品です。これらの原材料は石油化学製品や輸入素材が多く、円安・原油高の影響を受けやすいです。

② 商品の高付加価値化

近年は「ノンアルコール」「オーガニック」「メンズ専用」など高機能・高価格帯商品が増え、特に都市部よりも地方都市での導入効果が価格に強く反映されやすい構造があります。

③ 小売の構造変化

地方都市では、大型ドラッグストアチェーンの進出百貨店の撤退などにより、特定ブランドに集中した販売が進んでいる可能性があり、これが価格の硬直性や上昇に繋がっていると見られます。


これまでの推移と今後の展望

整髪料はかつて500~600円台が中心価格帯でしたが、2020年代に入り徐々に上昇傾向にあり、現在では800円前後が主流になりつつあります。

今後についても、

  • 高付加価値製品の台頭

  • パッケージ大型化

  • 男性美容意識の向上といった流れが続く限り、平均価格はさらに上昇する可能性が高いと考えられます。

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