屋根修理費が高騰!全国平均と地域格差、今後の価格動向を解説

住宅工事費

2025年5月の屋根修理費は1平米平均2.457万円。千葉市(4.049万円)、名古屋市(4.0万円)、横浜市(3.75万円)が高額で、名古屋は前年から53.85%、福岡は67.47%の大幅増加。福岡・広島・京都は中堅価格帯で安定増。さいたま・仙台は安定傾向だが仙台は11.51%増。大阪は2.016万円で前年比15.02%減少と地域差が顕著。

都市別の屋根修理費1平米の相場価格

2025年5月
降順昇順
都市最新値[万円]前年同月比[%]
平均2.493+3.271
1佐賀5.694+41.5
2宮崎5.073-8.288
3熊本4.083
4千葉4.049
5名古屋4+53.85
6横浜3.75
7松江3.484
8長崎3.11
9福岡3.02+67.47
10大津3
11奈良2.899
12甲府2.899+10.95
13大分2.842+10.02
14富山2.84+12.67
15広島2.827+4.317
16京都2.801+2.309
17岐阜2.75
18さいたま2.603
19前橋2.58
20宇都宮2.535
21長野2.45+5.877
22高知2.439
23仙台2.345+11.51
24鳥取2.24
25和歌山2.2
26盛岡2.158
27那覇2.153
282.09
29山形2.083-51.64
30青森2.045+12.21
31大阪2.016-15.02
32静岡2.012
33東京都区部1.993-3.393
34福島1.956-5.325
35徳島1.89
36札幌1.758+26.93
37鹿児島1.74
38福井1.719
39松山1.717
40高松1.705
41山口1.66
42水戸1.604+49.59
43金沢1.498+0.672
44新潟1.411
45岡山1.405+6.439
46秋田1.189
47神戸0.867
屋根修理費1平米

システム住宅工事費家具

詳細なデータとグラフ

屋根修理費の現状と今後

2025年5月時点の屋根修理費は1平米あたりの平均が約2.457万円となっている。屋根は住宅の重要な防水・断熱部分であり、修理内容や使用材料の種類によって価格が大きく異なる。地域ごとに気候条件や施工の難易度が異なるため、価格にも差が生じやすい。


千葉市・名古屋市・横浜市の高額相場と要因

千葉市は4.049万円と全国で最も高額な屋根修理費を示し、名古屋市もほぼ同等の4.0万円、横浜市は3.75万円と続く。これらの都市は人口密集地域で施工需要が高く、材料や人件費の上昇が反映されている。また、名古屋は前年から+53.85%増、福岡は+67.47%増と急激な価格上昇が見られ、材料費高騰や施工手法の高度化が影響している可能性が高い。


福岡市・広島市・京都市の中堅価格帯と変動

福岡市は3.02万円で前年から大幅な増加(+67.47%)を示し、広島市(2.827万円、+4.317%)、京都市(2.801万円、+2.309%)もやや高めの価格帯。福岡の急騰は地域的な資材価格の影響や労働力不足、広島・京都は安定的な上昇が見られる。


さいたま市・仙台市・大阪市の安定傾向と例外

さいたま市は2.603万円、仙台市は2.345万円と比較的安定して推移しているが、仙台市は前年から+11.51%の増加が認められる。1方、大阪市は2.016万円と全国平均より低く、前年から-15.02%と価格が大幅に低下している点が特徴的であり、施工競争の激化や地域資材コストの減少が考えられる。


総括と今後の展望

屋根修理費は地域ごとに大きな差が存在し、とくに都市部では高騰傾向が強い。名古屋や福岡など1部地域の急激な上昇は、原材料費の変動や施工技術の進歩によるものと推測される。今後も気候変動や資材価格の変動により価格は不安定な動きを見せる可能性があるため、地域別の動向を注視する必要がある。

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