日本の保育費用都市別ランキング｜山形市がトップ、東京都区部で大幅増加

2025年4月時点の保育費用全国平均は1,060円。山形市が4,050円でトップ、東京都区部や宇都宮市も高額。前年同月比では東京都区部が+332.1%、鹿児島市が+189.7%と増加が顕著。購入回数も松山市で+600%、宇都宮市で+120%増加しており、地域による保育需要の差異が大きいことがわかる。

保育費用の月間支出ランキング（二人以上世帯）

2025年5月

降順昇順

	都市名	支出額[円]	全国比[%]	前年同月比[%]
	全国	901	100	-6.921
1	佐賀市	3807	422.5	+66.03
2	横浜市	2652	294.3	+203.8
3	高知市	2179	241.8	+115.1
4	名古屋市	2089	231.9	+69.29
5	鹿児島市	1983	220.1	+543.8
6	富山市	1942	215.5	+36.19
7	福島市	1926	213.8	+33.56
8	高松市	1916	212.7	+183.9
9	岡山市	1915	212.5	+0.105
10	京都市	1823	202.3	+56.75
11	山形市	1807	200.6	-37.1
12	金沢市	1796	199.3	-2.232
13	熊本市	1546	171.6	+19.66
14	静岡市	1545	171.5	+80.91
15	松江市	1479	164.2	+99.06
16	大津市	1471	163.3	+880.7
17	徳島市	1404	155.8	-43.34
18	広島市	1310	145.4	-1.057
19	松山市	1173	130.2	+403.4
20	宇都宮市	1142	126.7	-37.29
21	福岡市	1128	125.2	+50.8
22	東京都区部	1082	120.1	-29.23
23	前橋市	1048	116.3	+133.9
24	さいたま市	1004	111.4	-67.73
25	新潟市	914	101.4	-43.58
26	長崎市	866	96.12	+43.85
27	千葉市	811	90.01	+17.2
28	那覇市	797	88.46	-31.59
29	札幌市	743	82.46	+20.42
30	甲府市	702	77.91	-48.31
31	神戸市	686	76.14	-80.95
32	津市	635	70.48	-51.89
33	相模原市	614	68.15	-70.37
34	水戸市	599	66.48	-43.6
35	浜松市	564	62.6	-66.06
36	宮崎市	555	61.6	+140.3
37	岐阜市	537	59.6	-70.7
38	福井市	470	52.16	-20.74
39	川崎市	432	47.95	-63.33
40	北九州市	298	33.07	-48.62
41	青森市	247	27.41	-83.56
42	大阪市	180	19.98	-86.4
43	鳥取市	166	18.42	-80.94
44	秋田市	158	17.54	+32.77
45	大分市	91	10.1	-54.73
46	山口市	82	9.101	-96.06
47	奈良市	79	8.768	-96.65
48	仙台市	72	7.991	-93.42
49	盛岡市	69	7.658	-94.01
50	堺市	49	5.438	-79.32
51	長野市	19	2.109	-97.22
52	和歌山市	0	0

月間支出の推移

世帯当りの月間購入回数

2025年5月

降順昇順

	都市名	購入回数[回]	全国比	前年同月比[%]
	全国	0.05	100
1	高知市	0.13	260	+225
2	新潟市	0.13	260	+62.5
3	静岡市	0.12	240	+50
4	金沢市	0.12	240	+50
5	高松市	0.11	220	-21.43
6	岡山市	0.11	220	+22.22
7	前橋市	0.11	220	+175
8	鹿児島市	0.1	200	+233.3
9	山形市	0.1	200	-28.57
10	宇都宮市	0.1	200	+11.11
11	福島市	0.09	180	+12.5
12	徳島市	0.09	180
13	青森市	0.08	160	+14.29
14	熊本市	0.08	160	+14.29
15	松江市	0.08	160	-11.11
16	名古屋市	0.08	160	+33.33
17	佐賀市	0.08	160	-27.27
18	那覇市	0.07	140	+16.67
19	松山市	0.07	140	+133.3
20	さいたま市	0.07	140	-22.22
21	長崎市	0.06	120	+100
22	秋田市	0.06	120	+100
23	福岡市	0.06	120	-45.45
24	川崎市	0.06	120	+200
25	富山市	0.06	120	-14.29
26	東京都区部	0.05	100
27	京都市	0.05	100	-16.67
28	神戸市	0.04	80	-50
29	甲府市	0.04	80	-63.64
30	浜松市	0.04	80	-42.86
31	津市	0.04	80	-33.33
32	横浜市	0.04	80
33	広島市	0.04	80	-42.86
34	宮崎市	0.04	80	+300
35	相模原市	0.03	60	-57.14
36	水戸市	0.03	60	-40
37	札幌市	0.03	60
38	山口市	0.03	60	-62.5
39	大津市	0.03	60	+200
40	大分市	0.03	60	-66.67
41	千葉市	0.03	60	-25
42	岐阜市	0.02	40	-71.43
43	奈良市	0.02	40	-71.43
44	大阪市	0.02	40	-60
45	北九州市	0.02	40	+100
46	仙台市	0.02	40	-84.62
47	鳥取市	0.01	20	-83.33
48	長野市	0.01	20	-87.5
49	福井市	0.01	20	-66.67
50	盛岡市	0.01	20	-85.71
51	堺市	0.01	20	-66.67
52	和歌山市	0	0

月間購入回数の推移

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保育費用の月間支出の現状と今後

保育費用は、共働き家庭の増加や少子化対策の1環として重要視されている費用項目です。日本における保育費用の世帯ごとの月間支出は地域ごとに差が大きく、子育て環境や自治体の支援制度、保育施設の充実度に影響されます。全国平均は1060円で、全体としては安定した推移を見せていますが、都市や地域によって増減が顕著です。

2025年4月時点の保育費用都市別支出ランキング

最新データでは、保育費用の高い都市は以下の通りです。

山形市：4,050円
宇都宮市：2,727円
東京都区部：2,493円
名古屋市：2,092円
佐賀市：2,086円
鹿児島市：1,880円
京都市：1,689円
徳島市：1,672円
静岡市：1,655円
新潟市：1,570円

山形市が特に高く、全国平均の約4倍近い支出となっています。宇都宮市や東京都区部も高額であり、都市圏や地方都市で子育て支援や保育施設の利用が活発なことが反映されています。

前年同月比による増減動向

前年同月比の変動を見ると、全国平均はほぼ横ばい（-0.0943%）であるものの、都市別には以下のような大きな変動があります。

東京都区部：+332.1%
鹿児島市：+189.7%
宇都宮市：+89.24%
松山市（購入回数ベース）：+600%
大津市（購入回数ベース）：+150%

東京都区部の大幅な増加は、保育料の見直しや利用世帯の増加などが影響していると考えられます。1方、徳島市や新潟市では減少傾向も見られ、地域ごとの状況が多様であることがうかがえます。

保育費用購入回数の地域別傾向

保育費用を支出した世帯の月間平均購入回数は全国で0.06回と少数である1方、高知市、松山市、新潟市、仙台市などでは0.14回と比較的多くなっています。これは、保育料の支払いタイミングや制度による月内の支払い回数の差を示しています。

前年同月比では、松山市が+600%、宇都宮市が+120%、高知市が+75%と回数増加が顕著で、保育サービス利用の活発化が見て取れます。

まとめと今後の展望

保育費用の月間支出は地域によって大きな差があり、山形市が最も高額となっています。東京都区部や宇都宮市などでも増加傾向が強く、都市部や地方都市で保育需要が増加している状況が反映されています。購入回数の増加も1部都市で顕著であり、今後の保育制度改革や子育て支援政策に注目が集まるでしょう。