松山市が全国1位!ハンドバッグ支出の都市別ランキングと消費傾向

身の回り・諸雑費

2025年4月のハンドバッグ支出は全国平均286円に対し、松山市は2952円と突出。他にも徳島市やさいたま市が上位に入り、地方都市や首都圏近郊で高支出が目立つ。購入頻度は全体的に低めだが、突発的な需要やイベントで支出が大きく変動しており、消費行動の多様性が表れている。

ハンドバッグの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年5月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国340100+7.595
1京都市45411336+235.1
2名古屋市39291156+947.7
3広島市3067902.1+899
4鹿児島市1107325.6+1603
5高知市688202.4+594.9
6大分市665195.6-75.35
7堺市565166.2+150
8水戸市533156.8+630.1
9奈良市527155-14.45
10福岡市462135.9-86.06
11徳島市458134.7+133.7
12和歌山市355104.4+1009
13さいたま市33598.53-65.1
14札幌市33498.24-38.03
15北九州市30990.88-35.63
16福島市30890.59+196.2
17熊本市29085.29-38.3
18岐阜市26878.82+470.2
19松山市25274.12+78.72
20静岡市24572.06-14.93
21川崎市24170.88-10.74
22東京都区部23870-50
23山口市23669.41-52.42
24神戸市23468.82+1571
25大阪市23468.82-39.53
26富山市23067.65-55.51
27岡山市22465.88-68.54
28高松市16949.71+225
29横浜市16749.12-46.98
30相模原市16147.35+29.84
31長崎市15044.12-64.95
32山形市13740.29-97.39
33佐賀市13439.41-78.39
34金沢市12336.18-47.66
35甲府市11935+395.8
36前橋市11935-69.33
37青森市11232.94+330.8
38宮崎市10831.76+140
39鳥取市10330.29-20.77
40浜松市10129.71-54.91
41宇都宮市10129.71-87.36
42長野市8023.53
43松江市6318.53-29.21
44新潟市5716.76-25.97
45仙台市5516.18-80.7
46秋田市4513.24-71.15
47津市3911.47
48盛岡市3710.88+85
49千葉市236.765-93.39
50那覇市164.706-89.4
51大津市102.941-81.13
52福井市00-100

月間支出の推移

ハンドバッグの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年5月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.04100
1広島市0.1250+100
2名古屋市0.09225+50
3鹿児島市0.08200+700
4川崎市0.08200-11.11
5宇都宮市0.08200+14.29
6水戸市0.07175+40
7札幌市0.07175
8徳島市0.07175+133.3
9高松市0.06150+500
10福島市0.06150+50
11福岡市0.06150+20
12岐阜市0.06150+100
13高知市0.05125+150
14静岡市0.05125+25
15長野市0.05125
16神戸市0.05125+150
17熊本市0.05125-16.67
18山口市0.05125+150
19大阪市0.05125-16.67
20堺市0.05125-16.67
21北九州市0.05125+25
22甲府市0.04100+300
23松山市0.04100
24東京都区部0.04100-55.56
25宮崎市0.04100+33.33
26佐賀市0.04100-60
27長崎市0.0375-50
28秋田市0.0375-57.14
29岡山市0.0375-62.5
30山形市0.0375-40
31富山市0.0375-40
32大分市0.0375-66.67
33京都市0.0375-57.14
34さいたま市0.0375-66.67
35金沢市0.0250-71.43
36相模原市0.0250+100
37盛岡市0.0250+100
38浜松市0.0250-50
39新潟市0.0250
40和歌山市0.0250
41前橋市0.0250-66.67
42仙台市0.0250-66.67
43鳥取市0.0125-80
44青森市0.0125
45那覇市0.0125-80
46津市0.0125
47横浜市0.0125-75
48松江市0.0125
49奈良市0.0125-87.5
50大津市0.0125-50
51千葉市0.0125-80
52福井市00-100

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

ハンドバッグの月間支出の現状と今後

ハンドバッグはファッションアイテムとしての側面に加え、日常の必需品を持ち運ぶ実用的な道具でもあり、支出には個人の生活様式や購買意識が色濃く反映されます。2025年4月時点の全国平均は286円であるものの、都市によってその金額には大きな差が見られます。


都市別支出額ランキングと特徴的な地域

ハンドバッグの支出額が最も高かったのは松山市(2,952円)で、全国平均の10倍を超える異常な数値です。以下、徳島市(1,122円)さいたま市(1,003円)横浜市(964円)、大津市(745円)と続きます。

こうした高額支出都市に共通する特徴は以下の通りです:

  • 松山市・徳島市・大津市など地方都市では、大型商業施設の存在や地域に根差したイベント、冠婚葬祭等での使用目的によって高額商品購入が1気に増加することが多い。

  • さいたま市・横浜市のような都市近郊の住宅都市では、働く女性の割合が高く、日常的に複数のバッグを使い分ける需要が支出に直結していると推測されます。

特に松山市は前年同月比+2103%、山口市に至っては+5364%と、極端な支出増が見られ、1時的に高価格商品を購入した世帯が複数存在したと考えられます。


購入回数から見る日常的な利用頻度の傾向

全国平均の購入回数は0.04回/月(年間約0.48回)と、日用品に比べ非常に少ないことからも、ハンドバッグが「長期使用型の買い物」であることがうかがえます。

  • さいたま市(0.12回)

  • 徳島市(0.11回)

  • 津市(0.09回)

  • 福岡市(0.08回)

などでは、月1割前後の世帯がハンドバッグを購入しており、「定期的な買い替え」や「用途別の買い足し」が比較的1般化している都市といえます。

1方、支出額が高くても購入回数が少ない松山市(0.06回)は、高額品を単発的に購入した事例が多いことを示しています。


前年同月比に見る支出増減の背景

全国的にはハンドバッグ支出が前年比マイナス(-14.63%)であった中、松山市、徳島市、佐賀市、岡山市、津市、広島市などでは大幅な支出増が見られました。

この背景には以下の要因が考えられます:

  • 春の新生活や就職・進学によるバッグの買い替え

  • 旅行・観光・行楽用バッグの購入増

  • 地域商業イベント・特売・百貨店の閉店セールなど1時的な刺激要因

逆に全国的な平均値の減少は、コロナ禍を経て外出機会が減少したことによる「バッグの寿命延長」や「消費抑制志向」の影響ともいえるでしょう。


都市ごとの傾向と今後の見通し

今後も、ハンドバッグ支出は以下の視点で都市別に変動していくと考えられます:

  • 松山市・広島市などでは地方中核都市として百貨店・セレクトショップでの購入が継続的に支出を押し上げる要因

  • さいたま市・横浜市など都市近郊型では、通勤・通学ニーズが強く「機能性+デザイン性」が重視された選択が支出に反映

  • 支出急増が見られる都市では、突発的なイベント(閉店セール、ポイント還元など)に敏感な消費者行動の存在が背景

このように、ハンドバッグの支出データからは地域経済の活性度や都市住民のライフスタイル、消費者心理の変化を見て取ることができます。

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