松山市が全国1位!ハンドバッグ支出の都市別ランキングと消費傾向

身の回り・諸雑費

2025年4月のハンドバッグ支出は全国平均286円に対し、松山市は2952円と突出。他にも徳島市やさいたま市が上位に入り、地方都市や首都圏近郊で高支出が目立つ。購入頻度は全体的に低めだが、突発的な需要やイベントで支出が大きく変動しており、消費行動の多様性が表れている。

ハンドバッグの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年4月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国286100-14.63
1松山市29521032+2103
2徳島市1122392.3+584.1
3さいたま市1003350.7+27.61
4横浜市964337.1+25.19
5大津市745260.5+34.96
6佐賀市679237.4+171.6
7岡山市654228.7+64.74
8津市626218.9+201
9山口市601210.1+5364
10広島市532186+230.4
11宇都宮市531185.7-29.58
12福岡市454158.7-47.27
13東京都区部384134.3+10.98
14松江市383133.9+1135
15相模原市355124.1+121.9
16大阪市290101.4+199
17神戸市289101+47.45
18熊本市26090.91+293.9
19奈良市24686.01+215.4
20新潟市23883.22+1.277
21京都市23782.87-89.96
22水戸市23381.47-78.7
23盛岡市22478.32+39.13
24宮崎市22076.92+307.4
25秋田市20471.33+229
26鳥取市19166.78+223.7
27福島市18564.69-47.14
28那覇市17561.19+139.7
29前橋市17260.14-28.03
30鹿児島市16557.69-80.45
31浜松市15554.2-18.42
32静岡市14952.1-50.17
33長崎市14751.4-85.52
34金沢市13848.25-78.67
35川崎市13446.85-86.37
36山形市13045.45-67.25
37千葉市12644.06-64.51
38岐阜市11038.46-64.4
39堺市10436.36-35.8
40長野市10336.01-29.93
41甲府市9934.62+371.4
42青森市6723.43-80.41
43高松市4114.34-75.3
44仙台市3913.64-94.72
45和歌山市3712.94
46高知市217.343-95.46
47札幌市217.343-89.55
48名古屋市217.343-93.6
49大分市175.944-98.84
50福井市72.448-69.57
51北九州市72.448-97.87
52富山市00-100

月間支出の推移

ハンドバッグの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年4月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.04100
1さいたま市0.12300+100
2徳島市0.11275+83.33
3津市0.09225+200
4福岡市0.08200
5神戸市0.07175+40
6相模原市0.07175
7新潟市0.07175+250
8松江市0.06150+500
9松山市0.06150+50
10広島市0.06150
11宮崎市0.06150+100
12大阪市0.06150+100
13堺市0.06150
14長崎市0.05125+400
15金沢市0.05125
16東京都区部0.05125
17岡山市0.05125+25
18前橋市0.05125-50
19佐賀市0.05125-16.67
20鹿児島市0.04100-50
21静岡市0.04100+33.33
22秋田市0.04100+100
23盛岡市0.04100
24浜松市0.04100-50
25横浜市0.04100+33.33
26山口市0.04100+300
27宇都宮市0.04100-20
28大津市0.04100-69.23
29長野市0.0375
30那覇市0.0375+50
31福島市0.0375-66.67
32甲府市0.0375+200
33熊本市0.0375+50
34水戸市0.0375-40
35岐阜市0.0375-25
36山形市0.0375-40
37鳥取市0.0250
38高松市0.0250-50
39青森市0.0250-33.33
40川崎市0.0250-71.43
41奈良市0.0250-33.33
42仙台市0.0250-71.43
43京都市0.0250-66.67
44高知市0.0125-85.71
45福井市0.0125
46札幌市0.0125-75
47大分市0.0125-88.89
48和歌山市0.0125
49名古屋市0.0125-83.33
50千葉市0.0125-88.89
51北九州市0.0125-75
52富山市00-100

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

ハンドバッグの月間支出の現状と今後

ハンドバッグはファッションアイテムとしての側面に加え、日常の必需品を持ち運ぶ実用的な道具でもあり、支出には個人の生活様式や購買意識が色濃く反映されます。2025年4月時点の全国平均は286円であるものの、都市によってその金額には大きな差が見られます。


都市別支出額ランキングと特徴的な地域

ハンドバッグの支出額が最も高かったのは松山市(2,952円)で、全国平均の10倍を超える異常な数値です。以下、徳島市(1,122円)さいたま市(1,003円)横浜市(964円)、大津市(745円)と続きます。

こうした高額支出都市に共通する特徴は以下の通りです:

  • 松山市・徳島市・大津市など地方都市では、大型商業施設の存在や地域に根差したイベント、冠婚葬祭等での使用目的によって高額商品購入が1気に増加することが多い。

  • さいたま市・横浜市のような都市近郊の住宅都市では、働く女性の割合が高く、日常的に複数のバッグを使い分ける需要が支出に直結していると推測されます。

特に松山市は前年同月比+2103%、山口市に至っては+5364%と、極端な支出増が見られ、1時的に高価格商品を購入した世帯が複数存在したと考えられます。


購入回数から見る日常的な利用頻度の傾向

全国平均の購入回数は0.04回/月(年間約0.48回)と、日用品に比べ非常に少ないことからも、ハンドバッグが「長期使用型の買い物」であることがうかがえます。

  • さいたま市(0.12回)

  • 徳島市(0.11回)

  • 津市(0.09回)

  • 福岡市(0.08回)

などでは、月1割前後の世帯がハンドバッグを購入しており、「定期的な買い替え」や「用途別の買い足し」が比較的1般化している都市といえます。

1方、支出額が高くても購入回数が少ない松山市(0.06回)は、高額品を単発的に購入した事例が多いことを示しています。


前年同月比に見る支出増減の背景

全国的にはハンドバッグ支出が前年比マイナス(-14.63%)であった中、松山市、徳島市、佐賀市、岡山市、津市、広島市などでは大幅な支出増が見られました。

この背景には以下の要因が考えられます:

  • 春の新生活や就職・進学によるバッグの買い替え

  • 旅行・観光・行楽用バッグの購入増

  • 地域商業イベント・特売・百貨店の閉店セールなど1時的な刺激要因

逆に全国的な平均値の減少は、コロナ禍を経て外出機会が減少したことによる「バッグの寿命延長」や「消費抑制志向」の影響ともいえるでしょう。


都市ごとの傾向と今後の見通し

今後も、ハンドバッグ支出は以下の視点で都市別に変動していくと考えられます:

  • 松山市・広島市などでは地方中核都市として百貨店・セレクトショップでの購入が継続的に支出を押し上げる要因

  • さいたま市・横浜市など都市近郊型では、通勤・通学ニーズが強く「機能性+デザイン性」が重視された選択が支出に反映

  • 支出急増が見られる都市では、突発的なイベント(閉店セール、ポイント還元など)に敏感な消費者行動の存在が背景

このように、ハンドバッグの支出データからは地域経済の活性度や都市住民のライフスタイル、消費者心理の変化を見て取ることができます。

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