乳液支出ランキング|高知・静岡で急増、札幌は購入頻度トップの理由

石けん類・化粧品

乳液の全国平均支出は140円だが、高知市708円、静岡市551円で突出。特に静岡市は前年比480%増と急成長。札幌市は購入頻度が高く、富山市や徳島市も支出増加が顕著。地域によって高価格商品の少量購入や頻回購入の傾向があり、地方都市での美容意識向上が消費拡大を促している。

乳液の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年4月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国140100+13.82
1高知市708505.7+398.6
2静岡市551393.6+480
3徳島市440314.3+123.4
4札幌市439313.6+27.99
5富山市413295+222.7
6佐賀市391279.3+66.38
7山形市381272.1+170.2
8福島市334238.6+200.9
9宇都宮市330235.7+407.7
10長野市267190.7+92.09
11堺市258184.3+263.4
12奈良市254181.4+353.6
13浜松市230164.3+50.33
14岐阜市226161.4+679.3
15福井市203145+341.3
16松山市200142.9+108.3
17岡山市200142.9+387.8
18高松市195139.3+25
19盛岡市193137.9+436.1
20甲府市185132.1+62.28
21鳥取市183130.7+157.7
22福岡市183130.7+66.36
23山口市175125-26.47
24東京都区部167119.3+25.56
25水戸市163116.4-40.29
26新潟市155110.7-10.4
27秋田市154110-27.01
28広島市154110-34.47
29千葉市150107.1-57.39
30那覇市144102.9+3500
31津市143102.1+197.9
32青森市13495.71-58.64
33京都市12790.71+12.39
34川崎市12690-55.16
35名古屋市12085.71-27.27
36横浜市11884.29+9.259
37金沢市11179.29+15.63
38大分市10071.43+28.21
39さいたま市10071.43-9.91
40相模原市9870+68.97
41大津市9769.29-61.35
42大阪市9668.57-66.43
43仙台市8762.14-42.38
44北九州市8057.14+11.11
45前橋市8057.14+105.1
46宮崎市7150.71+102.9
47長崎市4129.29-66.94
48熊本市3827.14-95.18
49鹿児島市3525-46.97
50和歌山市3222.86-56.16
51神戸市2517.86-77.27
52松江市32.143-98.39

月間支出の推移

乳液の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年4月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.08100+14.29
1札幌市0.17212.5+54.55
2岐阜市0.15187.5+275
3宇都宮市0.15187.5+150
4佐賀市0.15187.5
5山形市0.14175+133.3
6富山市0.14175+27.27
7奈良市0.14175+75
8高知市0.13162.5+30
9水戸市0.13162.5-7.143
10岡山市0.13162.5+225
11浜松市0.12150-7.692
12徳島市0.12150+50
13山口市0.11137.5
14京都市0.11137.5+22.22
15静岡市0.1125+100
16福岡市0.1125+42.86
17盛岡市0.1125+233.3
18松山市0.1125+42.86
19東京都区部0.1125+42.86
20大阪市0.09112.5-43.75
21堺市0.09112.5+28.57
22鳥取市0.08100+33.33
23青森市0.08100-33.33
24長野市0.08100+14.29
25那覇市0.08100+700
26新潟市0.08100-33.33
27名古屋市0.08100
28千葉市0.08100-27.27
29金沢市0.0787.5-22.22
30秋田市0.0787.5+16.67
31甲府市0.0787.5-41.67
32横浜市0.0787.5
33広島市0.0787.5
34大分市0.0787.5-12.5
35高松市0.0675-14.29
36福井市0.0675
37津市0.0562.5
38川崎市0.0562.5-61.54
39宮崎市0.0562.5+25
40前橋市0.0562.5
41長崎市0.0450-20
42福島市0.0450-60
43神戸市0.0450-60
44大津市0.0450-71.43
45北九州市0.0450+33.33
46仙台市0.0450-50
47さいたま市0.0450-33.33
48鹿児島市0.0337.5-50
49相模原市0.0337.5
50熊本市0.0337.5-80
51和歌山市0.0337.5-50
52松江市0.0112.5-85.71

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

乳液の月間支出の現状と今後

乳液はスキンケアの基本アイテムでありながら、その購入金額や頻度には地域差が大きく見られます。2025年4月時点の全国平均支出は140円ですが、高知市や静岡市ではその数倍の支出となっており、地域の生活様式や美容意識の違いが如実に表れています。今回のデータは2008年から2025年までの長期にわたり、変化も含めて分析を行います。


支出金額トップ地域の特徴 ― 高知市と静岡市

最も支出が高いのは高知市(708円)で、前年同月比でなんと+398.6%の急増を記録しました。次いで静岡市(551円)+480%と、著しい伸びを示しています。これらの地域では美容への関心の高まりに加え、高品質な乳液への需要が急速に増加していると推察されます。気候的に湿度の高い地域もあるため、肌質に合った保湿アイテムの選択が進んでいることも影響しているでしょう。


中位都市の動向 ― 徳島市、札幌市、富山市

徳島市(440円、+123.4%)札幌市(439円、+27.99%)、富山市(413円、+222.7%)も高い支出を見せており、特に富山市の増加率は顕著です。札幌市は支出金額こそ静岡・高知には及ばないものの、購入頻度が全国平均の倍近い0.17回と多く、日常的に乳液を利用する習慣が根付いています。


購入頻度と支出の関係性

購入頻度の高い都市には、札幌市(0.17回)岐阜市(0.15回)宇都宮市(0.15回)佐賀市(0.15回)、山形市(0.14回)などが挙げられます。これらの地域は高い頻度で乳液を購入しており、美容ケアが日常生活にしっかりと根付いていることを示しています。1方、支出金額が多いが購入頻度が低い地域もあり、「高単価商品の少量購入」か「低単価商品の頻回購入」という消費パターンの違いも見えてきます。


まとめ ― 地域差の背景と今後の展望

全体的に東日本や中部地方の都市で支出額および購入頻度の増加が顕著であり、特に高知市、静岡市、富山市は美容意識の高まりと消費力の増加が要因です。今後も地方都市を中心にスキンケア市場の拡大が期待され、地域ごとの消費傾向を踏まえたマーケティング戦略が重要となるでしょう。

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