和歌山市が全国トップ!インターネット接続料の都市別支出ランキング

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インターネット接続料の全国平均は2,938円。和歌山市(3,780円)や堺市(3,715円)が高水準で、広島市・秋田市などは利用頻度も高い。都市によっては支出が前年から大幅増加しており、通信インフラの契約形態や多用途利用の影響が表れている。

インターネット接続料の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年4月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国2938100-0.136
1和歌山市3780128.7+34.9
2堺市3715126.4-1.563
3川崎市3599122.5+6.228
4札幌市3530120.1+0.513
5相模原市3506119.3+1.653
6広島市3396115.6-5.483
7大津市3374114.8-8.489
8秋田市3329113.3+3.321
9長野市3255110.8+7.71
10山形市3243110.4-4.308
11富山市3213109.4-3.281
12高知市3153107.3+21.83
13宮崎市3144107+50
14岐阜市3143107+16.71
15大阪市3137106.8+9.57
16宇都宮市3128106.5+20.35
17鳥取市3115106+13.64
18奈良市3096105.4-10.65
19金沢市3091105.2-18.72
20佐賀市3087105.1-13.63
21前橋市3072104.6+21.04
22神戸市3069104.5-3.399
23水戸市3069104.5-9.389
24静岡市3053103.9-5.275
25高松市3035103.3-5.186
26徳島市3021102.8+1.58
27横浜市2998102-12.13
28青森市2993101.9+3.136
29松江市2972101.2-16.98
30さいたま市2967101-29.81
31鹿児島市2951100.4+13.98
32山口市293599.9-3.422
33東京都区部290698.91-2.777
34大分市287497.82-15.3
35盛岡市283296.39+4.079
36岡山市282596.15+2.877
37京都市282596.15-17.88
38名古屋市278794.86-0.677
39千葉市273092.92+2.554
40福島市266890.81-19.42
41新潟市265190.23-4.743
42甲府市262589.35+25.78
43津市260788.73+15.15
44仙台市251485.57+13.45
45松山市251185.47-8.391
46浜松市249584.92-16.97
47北九州市245483.53+7.726
48福井市244483.19-11.55
49福岡市237880.94-19.53
50熊本市225976.89-22.61
51那覇市199367.84+11.28
52長崎市192365.45+36.87

月間支出の推移

インターネット接続料の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年4月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.61100+1.667
1広島市0.78127.9+13.04
2和歌山市0.74121.3+29.82
3秋田市0.73119.7+1.389
4奈良市0.73119.7+2.817
5大阪市0.73119.7+15.87
6高松市0.72118+7.463
7長野市0.71116.4+18.33
8大津市0.71116.4-10.13
9堺市0.71116.4-12.35
10札幌市0.7114.8-1.408
11川崎市0.7114.8+4.478
12徳島市0.69113.1+1.471
13富山市0.69113.1-4.167
14相模原市0.68111.5-9.333
15さいたま市0.68111.5-20.93
16鳥取市0.67109.8+17.54
17岐阜市0.67109.8+13.56
18宮崎市0.66108.2+34.69
19佐賀市0.64104.9-5.882
20京都市0.64104.9-3.03
21高知市0.62101.6+3.333
22静岡市0.62101.6-10.14
23津市0.62101.6+21.57
24松江市0.62101.6-12.68
25東京都区部0.62101.6+10.71
26宇都宮市0.62101.6+21.57
27大分市0.62101.6-13.89
28神戸市0.61100-10.29
29青森市0.698.36+13.21
30水戸市0.698.36-10.45
31福井市0.5996.72-7.813
32横浜市0.5996.72-16.9
33岡山市0.5996.72+5.357
34名古屋市0.5996.72-10.61
35松山市0.5895.08-6.452
36山形市0.5793.44-13.64
37鹿児島市0.5691.8-1.754
38浜松市0.5691.8-9.677
39前橋市0.5691.8+12
40千葉市0.5590.16-1.786
41金沢市0.5488.52-26.03
42盛岡市0.5488.52+12.5
43山口市0.5488.52-5.263
44甲府市0.5386.89-5.357
45福島市0.5285.25-17.46
46福岡市0.5183.61-19.05
47熊本市0.581.97-26.47
48新潟市0.4980.33-14.04
49仙台市0.4980.33+4.255
50北九州市0.4777.05-2.083
51長崎市0.4370.49+26.47
52那覇市0.3963.93+18.18

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

インターネット接続料の月間支出の現状と今後

インターネット接続料とは、家庭が光回線・ケーブル・モバイル通信などのサービスに支払う月額利用料金を示します。近年ではテレワーク、動画配信、オンライン教育などにより生活インフラとしての地位が確立しており、支出水準は全国的に安定傾向を見せています。2025年4月時点での全国平均は2,938円と、全消費支出の中でも比較的高水準にあります。


都市別ランキングと支出の地域差

支出額の上位には、西日本を中心とする中堅都市が並びます。以下に最新の都市別上位10市を示します。

順位 都市名 支出額(円)
1位 和歌山市 3,780円
2位 堺市 3,715円
3位 川崎市 3,599円
4位 札幌市 3,530円
5位 相模原市 3,506円
6位 広島市 3,396円
7位 大津市 3,374円
8位 秋田市 3,329円
9位 長野市 3,255円
10位 山形市 3,243円

トップの和歌山市は全国平均より約29%高く、光回線契約の高額プラン選択や、多回線利用(家庭+仕事用など)の影響が考えられます。


前年比の変動と注目すべき都市動向

前年同月と比べての増減を見ると、全国平均はわずか-0.136%の減少ですが、都市別では極端な増減が確認されます。

  • 大きな増加:

    • 和歌山市:+34.9%

    • 長野市:+7.71%

    • 川崎市:+6.23%

  • 顕著な減少:

    • 大津市:-8.489%

    • 広島市:-5.483%

    • 山形市:-4.308%

特に和歌山市の大幅な増加は、インフラ更新やサービス切替、世帯構成の変化(多人数世帯)などが背景にある可能性があります。


月間購入回数と利用スタイル

支出額だけでなく、実際にどれほどの頻度でインターネットサービスの料金が支払われているか(契約世帯の割合に相当)を示すのが「月間平均購入回数」です。

都市名 月間購入回数
広島市 0.78回
和歌山市 0.74回
秋田市 0.73回
奈良市 0.73回
大阪市 0.73回
高松市 0.72回
長野市 0.71回
大津市 0.71回
堺市 0.71回
札幌市 0.70回

全国平均の0.61回を上回る都市が多く見られ、これらの都市では契約率が高く、世帯のITインフラ化が進んでいると推察されます。


インターネット利用の進化と地域格差

高額な支出と高い利用回数を示す都市では、在宅勤務・オンライン学習・高齢者の通信教育や医療相談など、デジタルサービス活用の広がりが見て取れます。1方、回数は多くとも支出が少ない都市では、モバイル通信のみの契約や格安プラン利用の傾向があると考えられます。

特に地方では、行政による地域ネット整備や、教育機関との連携などによる通信環境整備の取り組みが、世帯の支出動向に直結しています。


今後の展望と政策的示唆

2025年においても通信インフラへの支出は生活の「固定費」として定着しており、今後さらに5G・光10G・衛星通信などの進展によって、都市ごとの差異がより顕在化することが見込まれます。地域格差の是正と世帯の負担軽減には、自治体の補助政策や公共Wi-Fiの拡充が鍵を握ります。

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