新聞支出が多い都市は?長野市・松江市などの地域差を徹底分析

教育・教養

新聞の世帯支出額は全国平均2,066円に対し、長野市や京都市、松江市では2,800円超と高水準を維持。松江市や相模原市では前年比20%以上の増加も見られます。購入頻度では福島市や高松市、松江市が上位を占め、地域ごとに新聞への依存度や文化的背景の違いが明確です。

新聞の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国1964100-4.055
1松江市2985152+29.73
2富山市2668135.8+26.45
3高知市2650134.9+21.56
4福井市2640134.4+24.65
5長野市2595132.1+7.409
6秋田市2575131.1-2.794
7盛岡市2455125+27.47
8宮崎市2384121.4+18.2
9青森市2375120.9-18.1
10相模原市2365120.4+21.84
11水戸市2356120+24.39
12大津市2327118.5+16.93
13佐賀市2311117.7+5.429
14神戸市2234113.7-9.002
15新潟市2231113.6+3.575
16福島市2205112.3-5.729
17津市2199112+14.77
18札幌市2188111.4+0.321
19金沢市2175110.7+18.08
20堺市2170110.5-27.5
21鳥取市2145109.2+5.613
22広島市2112107.5-0.705
23高松市2111107.5-4.781
24甲府市2104107.1-8.162
25鹿児島市2068105.3+9.187
26岐阜市2066105.2+27.45
27奈良市2044104.1-23.3
28京都市1996101.6+4.23
29千葉市195399.44-8.353
30山形市192798.12-21.73
31さいたま市190196.79+11.82
32徳島市185994.65-12.85
33山口市182592.92+11.48
34川崎市179091.14-0.666
35前橋市179091.14-20.69
36大分市178891.04+32.05
37東京都区部178290.73+0.621
38名古屋市177190.17-14.77
39横浜市176890.02-7.094
40和歌山市172988.03-13.64
41大阪市171687.37+16.66
42静岡市171287.17-16.89
43浜松市161582.23-1.824
44仙台市158180.5+8.214
45熊本市152277.49-21.42
46宇都宮市151877.29-18.91
47岡山市149275.97-32.43
48北九州市143973.27-1.842
49福岡市140671.59-30.5
50松山市131266.8-23.05
51那覇市119760.95-13.76
52長崎市111656.82-39.05

月間支出の推移

新聞の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.54100-11.48
1福井市0.9166.7+32.35
2長野市0.78144.4+30
3松江市0.78144.4+34.48
4神戸市0.72133.3+20
5高知市0.68125.9+7.937
6津市0.68125.9+30.77
7鳥取市0.66122.2
8秋田市0.66122.2-7.042
9富山市0.66122.2-7.042
10さいたま市0.65120.4+51.16
11盛岡市0.64118.5+30.61
12水戸市0.63116.7+1.613
13福島市0.62114.8-7.463
14佐賀市0.59109.3-6.349
15青森市0.58107.4-30.12
16宮崎市0.58107.4-34.83
17高松市0.57105.6-8.065
18山口市0.56103.7+24.44
19金沢市0.55101.9+1.852
20静岡市0.54100-5.263
21岐阜市0.54100+12.5
22相模原市0.5398.15-17.19
23鹿児島市0.5296.3-8.772
24甲府市0.5296.3-17.46
25札幌市0.5296.3-25.71
26広島市0.5296.3-5.455
27大津市0.5296.3
28東京都区部0.5194.44-29.17
29横浜市0.4990.74-38.75
30新潟市0.4990.74-7.547
31奈良市0.4888.89-15.79
32徳島市0.4787.04-17.54
33浜松市0.4685.19+2.222
34大分市0.4685.19+24.32
35名古屋市0.4685.19-29.23
36前橋市0.4685.19-55.34
37那覇市0.4481.48-2.222
38山形市0.4481.48-32.31
39堺市0.4481.48-27.87
40千葉市0.4481.48-8.333
41京都市0.4379.63-6.522
42川崎市0.4277.78-6.667
43大阪市0.4277.78+23.53
44和歌山市0.4277.78-25
45仙台市0.4175.93-6.818
46岡山市0.474.07-28.57
47宇都宮市0.474.07-21.57
48熊本市0.3768.52-28.85
49長崎市0.3564.81-45.31
50福岡市0.3564.81-18.6
51松山市0.3564.81-10.26
52北九州市0.3259.26-27.27

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

新聞の月間支出の現状と今後

近年、新聞はスマートフォンやパソコンによるデジタルメディアの普及により購読者数が減少しています。それでも1部の地域では、新聞が日常生活の中で1定の役割を果たし続けており、支出金額や購入頻度に都市ごとの差が明確に表れています。2025年4月時点の全国平均支出は2,066円ですが、これを上回る都市は複数存在しています。


支出額が高い都市とその背景

最も新聞支出が高いのは長野市で、2,949円と全国平均を約900円上回っています。長野市では前年同月比でも+2.2%と微増しており、新聞購読が根強く支持されていることがうかがえます。次いで京都市(2,876円)、松江市(2,810円)、秋田市(2,581円)など、伝統文化や保守的なメディア嗜好が残る都市が上位を占めています。

これらの都市では、地域紙と全国紙の併読や家庭内での世代間利用、地域コミュニティとの結びつきなどが要因となっていると考えられます。特に松江市は前年比+14.37%と顕著な増加を見せており、地元の出来事を重視する市民の傾向が色濃く出ています。


購入頻度から見る“新聞の利用実態”

月間購入回数が最も多いのは福島市(0.85回)で、次いで高松市(0.8回)、松江市(0.78回)などが続きます。これらの都市では、新聞が定期購読として継続的に利用されていることがわかります。長野市秋田市も0.72回と高水準で、支出額の高さとも1致しています。

1方で、全国平均は0.55回と年々減少傾向にあり(前年比-11.29%)、全体として新聞購読離れが進んでいる中、こうした都市では新聞が生活情報源として1定の信頼と役割を保っている様子が見て取れます。


新聞支出の変動とその意味

前年同月比で支出額が最も伸びたのは相模原市(+27.81%)、水戸市(+24.94%)であり、これまで比較的低水準だった都市で新聞に対する支出が急増しています。これは定期購読の再開や、地域の選挙・災害報道など特定の要因による1時的な増加の可能性もあります。

1方で秋田市(-16.09%)、大津市(-11.94%)などでは支出が大きく減少し、地域によって新聞に対する関心や必要性が分かれてきている様子も浮き彫りになっています。


まとめ ― 新聞は“文化”か“情報ツール”か

新聞の支出金額・購入頻度における地域差は、単なる情報入手手段としての役割以上に、その土地の文化的背景や生活習慣が色濃く反映されています。新聞離れが進む中でも、長野市や松江市、福島市のように新聞を重視する地域が存在することは、紙媒体の価値が完全には失われていないことを示しています。

今後もデジタルと紙の共存をどう捉えるかが、都市ごとのメディア利用動向に大きく影響を与えるでしょう。

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