教養娯楽用品の支出が多い都市は?熊本・堺・京都が上位を占める理由

教育・教養

2025年4月の教養娯楽用品の世帯支出は全国平均8,808円だが、熊本市(14,250円)や堺市、京都市などで特に高水準が見られる。支出増は家庭時間の充実や趣味志向の広がりが影響。佐賀市や岡山市では購入回数が多く、継続的な消費傾向も確認される。地域の文化や生活スタイルが支出に強く反映されており、今後も趣味・教養分野への関心は続くと考えられる。

教養娯楽用品の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国7172100+6.647
1松江市11330158+26.88
2さいたま市10980153.1+48.47
3堺市10560147.2+57.48
4千葉市9668134.8-8.081
5神戸市9215128.5+42.14
6福島市8992125.4+13.01
7長野市8689121.2+2.914
8盛岡市8567119.5+68.64
9水戸市8413117.3-8.703
10東京都区部8265115.2+43.37
11熊本市8199114.3+13.2
12大分市7847109.4+100.7
13津市7720107.6+29.62
14札幌市7653106.7+19.52
15高松市7637106.5+21.59
16京都市7619106.2+36.35
17新潟市7618106.2+42.82
18広島市7532105+21.5
19山形市7340102.3+8.983
20鳥取市7203100.4-5.472
21大津市692596.56+33.56
22名古屋市689996.19-21.17
23甲府市684095.37+1.154
24横浜市674394.02+11.36
25仙台市640789.33+5.326
26浜松市636488.73+0.173
27秋田市635388.58+22.91
28北九州市622486.78+14.18
29宇都宮市613585.54-2.681
30和歌山市609885.03-8.849
31川崎市609484.97-33.05
32前橋市591882.52-54.16
33奈良市585781.66+2.163
34長崎市582181.16-26.99
35大阪市579480.79+12.2
36宮崎市572079.75+7.519
37高知市570579.55-23.81
38岡山市569579.41-41.63
39相模原市553577.18-24.34
40山口市551276.85-23.48
41青森市548876.52+23.33
42福岡市515771.9-17.8
43鹿児島市498069.44-29.48
44富山市486267.79-40.38
45静岡市478066.65-17.73
46那覇市466565.04+49.14
47徳島市422858.95-33.72
48金沢市401555.98-6.038
49佐賀市391654.6-28.84
50岐阜市389154.25-40.6
51福井市384353.58-13.7
52松山市371351.77-27.8

月間支出の推移

教養娯楽用品の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国5.3100-2.394
1高松市8.31156.8+21.31
2北九州市6.78127.9+17.5
3山口市6.49122.5+9.259
4新潟市6.36120+36.48
5徳島市6.35119.8-2.157
6福島市6.26118.1-7.67
7甲府市6.1115.1-9.361
8熊本市6.06114.3+30.89
9長野市6.04114-4.882
10松江市6113.2-16.55
11盛岡市5.99113+22
12広島市5.91111.5+1.372
13水戸市5.89111.1+8.872
14鹿児島市5.85110.4+7.735
15神戸市5.73108.1+26.21
16京都市5.63106.2+27.95
17前橋市5.58105.3-21.85
18堺市5.56104.9+1.275
19山形市5.48103.4+7.031
20佐賀市5.44102.6-15.4
21大津市5.41102.1+26.7
22仙台市5.4101.9+29.5
23さいたま市5.4101.9
24大阪市5.37101.3
25鳥取市5.36101.1-25.24
26宇都宮市5.34100.8-2.198
27浜松市5.2999.81-18.87
28名古屋市5.2899.62-11.56
29岐阜市5.1697.36-9.315
30福岡市5.0895.85+21.24
31大分市5.0795.66+10.46
32高知市5.0595.28-29.17
33秋田市594.34+5.485
34札幌市4.9893.96+3.106
35津市4.9593.4-12.08
36静岡市4.9192.64+6.739
37横浜市4.9192.64-7.183
38宮崎市4.890.57-6.25
39奈良市4.6988.49-10.67
40相模原市4.5986.6-16.55
41岡山市4.5986.6-22.6
42長崎市4.5886.42-6.721
43金沢市4.5285.28+0.893
44和歌山市4.4684.15-28.3
45千葉市4.4283.4-14.34
46川崎市4.3982.83-10.41
47東京都区部4.3381.7-8.068
48福井市4.2179.43-20.57
49松山市3.9674.72-15.92
50那覇市3.9474.34+38.25
51富山市3.9474.34-36.76
52青森市3.6268.3-19.56

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

教養娯楽用品の月間支出の現状と今後

教養娯楽用品には、書籍・玩具・スポーツ用品・楽器・ゲーム・手芸用品など、個人の余暇活動や家庭内での知的・身体的な楽しみに資する製品が含まれます。家庭における豊かさやライフスタイルの多様性を映すカテゴリーであり、支出傾向には地域文化や家族構成が色濃く反映されます。


支出上位都市の傾向

2025年4月時点での全国平均は8,808円ですが、上位都市はこれを大きく上回っています。特に熊本市(14,250円)堺市(13,920円)京都市(12,640円)宇都宮市(12,540円)と続き、都市によって1.5倍以上の支出差があります。

これらの都市の特徴としては以下の点が挙げられます:

  • 地域の学習志向や文化的活動の強さ(例:京都や宇都宮など)

  • 郊外型住宅での生活時間の長さが家庭内活動の充実につながっている(例:熊本・堺)

  • 子育て世帯や高齢者世帯の趣味活動としての支出が多い可能性


前年比から見る急上昇都市

注目すべきは前年同月比での熊本市(+112%)や京都市(+91.15%)の急増です。これは単発的な大型支出(例:楽器やアウトドア用品の購入)に加え、コロナ禍を経た家庭内余暇の充実志向が引き続き反映されていると推察されます。

他にも、堺市(+48.09%)や大津市(+65.87%)のように、大都市近郊の住宅地で支出が伸びていることは、家庭時間を重視する価値観の定着を示します。


購入回数の多い都市とその意味

支出金額とは別に、「購入回数」に注目すると、佐賀市(8.75回)や岡山市(8.44回)、高松市(7.64回)などが上位を占めます。これは「少額の品目を継続的に購入する傾向」があることを意味し、たとえば:

  • 手芸・クラフト用品、日用品的な玩具などを頻繁に購入

  • 地元商店や専門店を活用する地域特性

1方、熊本市などは支出額も回数も多く、活動の幅広さがうかがえる点で特異的です。


文化消費の地域格差と今後の展望

教養娯楽用品の支出は、都市規模よりも地域文化と家庭志向の強さに左右される傾向があります。世帯構成や地元教育・趣味文化への関心の高さ、地域の生活リズムが支出傾向に直結しているのです。

今後は物価の上昇やネット購入の増加により、単価の上昇と回数の減少という方向に動く可能性がありますが、家庭内での充実を求める動きは支出総額の維持・上昇を支えると見られます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました