医薬品支出の都市別ランキングと地域差の要因を徹底分析【2025年最新】

保健医療

2025年4月時点の医薬品支出では、広島市が全国平均の2倍超と突出。宇都宮市や長野市も高水準で、富山市は支出・購入回数ともに全国トップ。一方で都市部は安定した需要が見られ、地域ごとの医療環境や住民の健康意識が支出に大きく影響している。

医薬品の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国2820100+4.716
1青森市3839136.1+28.91
2秋田市3832135.9+54.14
3浜松市3731132.3+39.42
4相模原市3525125+55.7
5長野市3487123.7+8.629
6津市3455122.5+23.09
7広島市3393120.3+84.5
8盛岡市3352118.9+53.55
9水戸市3313117.5+19.26
10佐賀市3196113.3-5.191
11静岡市3140111.3+7.424
12横浜市3125110.8+3.511
13東京都区部3121110.7-8.394
14北九州市3109110.2-26.93
15名古屋市3054108.3+0.892
16鹿児島市3005106.6-24.74
17岡山市2950104.6+8.138
18高知市2913103.3+55.61
19富山市2897102.7+13.52
20宇都宮市2884102.3+18.1
21松江市273196.84+47.78
22京都市271896.38+37.48
23甲府市267794.93-4.325
24神戸市267294.75+11.15
25高松市264593.79+29.59
26金沢市260892.48+9.304
27大阪市260192.23+20.53
28新潟市255690.64+41.92
29大津市254190.11+6.541
30堺市252489.5-5.433
31さいたま市249888.58-17.34
32福島市247487.73-0.443
33松山市246487.38+6.574
34奈良市246087.23-3.756
35札幌市239484.89+61.32
36長崎市238984.72-7.043
37川崎市238584.57-9.316
38福岡市238484.54-17.79
39鳥取市234183.01+26.61
40大分市230381.67-2.704
41山口市225579.96-3.591
42熊本市222979.04-17.51
43宮崎市222678.94-2.368
44仙台市217577.13-6.25
45千葉市216076.6-29.87
46福井市211074.82-5.551
47山形市209374.22-21.64
48岐阜市201771.52-8.526
49那覇市196969.82-23.06
50徳島市168459.72-18.25
51前橋市164558.33-31.09
52和歌山市162557.62-34

月間支出の推移

医薬品の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国1.8100+0.559
1佐賀市2.34130-6.024
2北九州市2.26125.6+5.116
3盛岡市2.22123.3+15.63
4宇都宮市2.17120.6+46.62
5水戸市2.12117.8+28.48
6山口市2.04113.3+22.89
7秋田市2.03112.8+7.979
8静岡市2111.1+10.5
9青森市1.99110.6-11.16
10堺市1.98110+11.86
11横浜市1.95108.3-14.47
12松江市1.95108.3+35.42
13富山市1.93107.2+23.72
14相模原市1.91106.1+9.77
15京都市1.9105.6+25.83
16名古屋市1.88104.4-11.32
17新潟市1.87103.9+23.03
18宮崎市1.87103.9-8.78
19高知市1.86103.3+48.8
20川崎市1.82101.1-8.081
21山形市1.82101.1-5.208
22高松市1.8100+6.509
23神戸市1.7898.89+0.565
24東京都区部1.7898.89-4.813
25熊本市1.7798.33-8.29
26津市1.7798.33+4.118
27福島市1.7697.78-3.297
28広島市1.7697.78+14.29
29松山市1.7597.22+12.9
30大阪市1.7597.22+6.061
31長崎市1.7496.67-11.22
32鹿児島市1.7396.11-24.12
33長野市1.7195-25
34奈良市1.7195+9.615
35大津市1.7195+6.211
36札幌市1.794.44+31.78
37福岡市1.6390.56-15.1
38仙台市1.6390.56+1.875
39浜松市1.6189.44-11.05
40千葉市1.5586.11-21.72
41甲府市1.5385-12.57
42大分市1.5284.44-24
43福井市1.583.33+7.914
44那覇市1.4882.22-9.756
45岐阜市1.4882.22-20.86
46岡山市1.4580.56-9.375
47金沢市1.4480-7.692
48さいたま市1.4178.33-19.43
49鳥取市1.3474.44-10.67
50和歌山市1.3474.44-25.56
51徳島市1.2770.56-23.49
52前橋市1.2770.56-9.929

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

医薬品の月間支出の現状と今後

日本の高齢化と健康志向の高まりにより、医薬品への支出は全国的に増加傾向にあります。しかし、その支出額や購入頻度は都市によって大きな差が見られます。本稿では、2025年4月時点のデータを基に、世帯ごとの医薬品支出額の都市別ランキングとその背景について解説します。


医薬品支出の全国傾向と平均値

全国平均の支出額は2,780円、購入回数は月間1.74回で、前年同月比ではそれぞれ+12.14%、+2.959%の増加となっています。これは、感染症予防の意識向上やセルフメディケーション(自己治療)の定着などが背景と考えられます。


支出額トップの広島市:突出した高額支出の背景

広島市の支出額は6,518円と、全国平均の2倍以上。前年比でも+302.3%と圧倒的な増加率を記録しています。この急増は、特定の医薬品の購入が集中したか、調査対象世帯の1部が高額薬品を利用した可能性も考えられます。また、高齢化率やドラッグストアの普及状況も影響しているでしょう。


続く高支出都市:宇都宮市・長野市・佐賀市

宇都宮市(4,078円)、長野市(3,910円)、佐賀市(3,786円)も上位に位置し、それぞれ前年比+27.24%、+31.61%、+41.74%と大幅に増加しています。特に長野県や佐賀県では、持病の自己管理や自然療法志向が強く、常備薬の購入が盛んな傾向にあります。


安定した支出水準:横浜市・東京都区部

横浜市(3,319円)や東京都区部(3,225円)といった大都市では、支出額は高水準を維持しているものの、急増というよりは安定的に推移しています。都市部では医薬品へのアクセスが良好であり、処方薬・OTC薬(1般用医薬品)双方へのニーズが高いことが要因です。


地方都市に見られる支出の特徴:高知市・徳島市・富山市

高知市(3,428円)、徳島市(3,357円)、富山市(3,373円)といった地方都市も上位に入っており、特に富山市は支出額だけでなく購入回数も全国トップ(2.23回)となっています。これらの地域では、通院の代替としての市販薬の利用が多いと考えられ、医療アクセスの距離的課題も影響している可能性があります。


購入頻度の高い都市:医薬品需要の強さ

購入頻度では富山市(2.23回)、相模原市(2.16回)、新潟市(2.14回)などが目立ちます。富山市と新潟市はともに前年比で+44%以上の大幅な増加を記録しており、健康管理への意識の高さがうかがえます。1方、佐賀市では支出は高いものの回数がやや減少(-5.14%)しており、高単価の薬品購入が主だったことが推察されます。


まとめ:地域ごとの医薬品支出は、医療環境と生活文化を反映

医薬品への支出は、都市によって異なる医療制度の利用状況や住民の健康意識、生活習慣の違いを反映しています。広島市のような急増事例を含め、今後も地域ごとの支出構造を注視することが、公的医療や地域保健の政策立案において重要です。

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