大人用運動靴の支出ランキング|水戸・さいたま・福井が上位に

履物類

2025年4月の大人用運動靴の世帯支出は全国平均524円。水戸市(946円)やさいたま市、福井市などで高支出が見られ、健康志向や外出増加が影響。購入頻度も宇都宮市などで高く、地方都市でも高性能運動靴への関心が広がっている。

大人用運動靴の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年5月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国395100+19.34
1佐賀市1016257.2+483.9
2富山市884223.8+18.98
3千葉市826209.1+323.6
4東京都区部767194.2+243.9
5横浜市733185.6+49.59
6甲府市716181.3+128.8
7広島市716181.3+1226
8奈良市702177.7+31.46
9岐阜市647163.8+110.7
10仙台市616155.9+275.6
11盛岡市607153.7+252.9
12新潟市593150.1+382.1
13鹿児島市581147.1+2052
14大分市577146.1-31.47
15秋田市529133.9+4.545
16長野市512129.6-26.33
17神戸市498126.1-28.14
18福井市491124.3+1159
19青森市485122.8+35.85
20高知市484122.5-5.837
21相模原市396100.3+81.65
22水戸市39499.75+25.48
23徳島市38898.23-43.36
24松山市36191.39+24.05
25鳥取市34988.35+0.867
26高松市34186.33+77.6
27和歌山市34086.08+77.08
28名古屋市30476.96-23.04
29宮崎市29173.67+164.5
30金沢市27168.61-35.32
31大津市26968.1+122.3
32松江市25564.56-27.14
33長崎市25263.8-54.18
34前橋市24862.78-44.77
35さいたま市24461.77-14.98
36山口市24161.01+77.21
37山形市22556.96-70
38浜松市21955.44+102.8
39川崎市20652.15-61.13
40福岡市19248.61+66.96
41宇都宮市18747.34-18.7
42静岡市17845.06+345
43堺市15840-80.3
44福島市15739.75+45.37
45熊本市13333.67+43.01
46京都市13233.42-67.57
47大阪市13133.16-79.21
48札幌市12932.66-44.64
49岡山市11328.61-91.83
50那覇市8822.28-63.49
51北九州市5012.66-78.72
52津市4812.15-55.56

月間支出の推移

大人用運動靴の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年5月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.06100+20
1富山市0.15250+15.38
2奈良市0.13216.7+62.5
3盛岡市0.11183.3+83.33
4秋田市0.1166.7+42.86
5千葉市0.1166.7+233.3
6佐賀市0.1166.7+233.3
7青森市0.09150-18.18
8東京都区部0.09150+125
9新潟市0.09150+125
10仙台市0.09150+80
11横浜市0.08133.3
12松山市0.08133.3+60
13高知市0.07116.7
14長野市0.07116.7-12.5
15神戸市0.07116.7-22.22
16甲府市0.07116.7-12.5
17水戸市0.07116.7+16.67
18松江市0.07116.7
19徳島市0.07116.7-36.36
20広島市0.07116.7+250
21和歌山市0.07116.7+133.3
22鹿児島市0.06100+200
23福井市0.06100+500
24相模原市0.06100
25大分市0.06100-57.14
26高松市0.0583.33+25
27福岡市0.0583.33+25
28川崎市0.0583.33-37.5
29岐阜市0.0583.33-16.67
30山口市0.0583.33+25
31宮崎市0.0583.33+66.67
32大阪市0.0583.33
33堺市0.0583.33-16.67
34名古屋市0.0583.33-16.67
35北九州市0.0583.33+150
36さいたま市0.0583.33+25
37鳥取市0.0466.67-42.86
38金沢市0.0466.67-55.56
39熊本市0.0466.67+100
40浜松市0.0466.67+100
41前橋市0.0466.67-33.33
42静岡市0.0350+200
43山形市0.0350-50
44大津市0.0350-40
45京都市0.0350
46長崎市0.0233.33-80
47那覇市0.0233.33
48福島市0.0233.33-60
49津市0.0233.33-50
50岡山市0.0233.33-80
51宇都宮市0.0233.33-71.43
52札幌市0.0116.67-75

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

大人用運動靴の月間支出の現状と今後

最新の全国平均支出は524円。これに対して最も支出が多かったのは水戸市(946円)で、全国平均の約1.8倍です。以下、さいたま市(929円)、福井市(909円)と続き、都市部と地方中核都市が上位を占めています。

これらの都市に共通して見られるのは以下の要素です:

  • 健康志向の高まり(特にシニア層のウォーキング・通院用など)

  • 車社会でありながらも「歩く機会」が比較的多い地域性

  • ブランド品や高品質な靴への関心が強い層の存在


前年比増加率に見る消費行動の変化

大幅に増加した都市は、水戸市(+390.2%)宇都宮市(+431.1%)、奈良市(+85.91%)などです。特に水戸市と宇都宮市では、支出・購入頻度ともに急激な上昇が見られます。

これは以下の要因が影響していると考えられます:

  • 地域のウォーキングイベントやスポーツ推進政策による購買刺激

  • コロナ後の外出再開に伴う履物の買い替え需要

  • 安価な靴から、より機能性・耐久性を重視した製品へのシフト


購入頻度と支出額の関係

全国の購入頻度平均は0.09回/月。これを上回るのが、水戸市、宇都宮市、高知市、青森市(いずれも0.11回)などです。

ここで注目すべきは、高頻度で支出額も高い都市では「継続的な買い替え需要」が生じている点です。例えば:

  • 宇都宮市:支出717円、頻度0.11回 → 機能性を重視した商品を定期的に更新している可能性

  • 青森市:支出697円、頻度0.11回 → 冬場の悪路用に加えて春の新調需要が重なったか

1方で、高知市は支出712円と高額ながらも前年比で-3.4%、購入頻度も-15.38%とやや鈍化。物価上昇や需要の1巡が示唆されます。


都市の性格が反映される支出傾向

  • 大都市圏(東京都区部・横浜市):価格と頻度がともに高め。通勤・通学における実用性とファッション性を両立した靴が好まれている。

  • 地方都市(福井市・高知市・盛岡市):天候や地形によって靴の選定に慎重さが求められる。耐久性や滑り止め機能付きの運動靴などが購入されている可能性。

  • 北国(青森市・盛岡市):防寒機能や防水性能の高いスポーツシューズが選ばれていることが背景にあると考えられる。


全体的な傾向と今後の展望

2025年4月時点で、大人用運動靴の全国的な支出は前年比で+20.18%と堅調な伸びを見せており、購入頻度も+28.57%と高い伸び率を示しています。これは以下の要因によるものです:

  • 健康志向の定着(ウォーキング・ジョギングブーム)

  • 働き方の変化(リモートワークや出社の切り替えによる通勤靴の更新)

  • 機能性重視の商品へのシフト(クッション性・軽量性など)

今後も健康維持や快適な歩行への意識が高まる中で、都市ごとの支出傾向は変化しつつも、運動靴全体の市場は安定した需要を維持していくと予想されます。

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