室内装飾品の都市別支出ランキングと地域ごとの特徴【2025年版】

室内装備

2025年4月時点での室内装飾品の月間支出は全国平均109円。松江市が702円で最も高く、横浜市や岡山市なども上位に。盛岡市や松山市では前年比数百~数千%の増加が見られ、一部世帯の特異な購入が平均値に影響。購入頻度は全体的に低く、個人の嗜好や地域特性が消費行動に強く現れる。

室内装飾品の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年4月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国109100+7.921
1松江市702644+902.9
2横浜市439402.8+110
3岡山市399366.1-71.66
4水戸市250229.4+541
5宇都宮市189173.4-74.11
6相模原市147134.9+104.2
7松山市142130.3+787.5
8盛岡市138126.6+13700
9徳島市137125.7-82.28
10奈良市116106.4+63.38
11浜松市113103.7+26.97
12大阪市109100+505.6
13鹿児島市10697.25+1667
14熊本市10495.41+246.7
15宮崎市10192.66-40.59
16山口市9284.4+130
17仙台市8376.15+219.2
18高知市7871.56+387.5
19福島市7871.56-44.68
20京都市7770.64+126.5
21静岡市7669.72+850
22神戸市6963.3+9.524
23甲府市6963.3+97.14
24前橋市6458.72-81.29
25長崎市6357.8-48.78
26高松市6256.88+244.4
27青森市5853.21+5700
28北九州市5550.46-47.62
29佐賀市4541.28+25
30さいたま市3935.78-37.1
31千葉市3834.86-90.45
32広島市3633.03+800
33山形市3633.03-98.42
34長野市3532.11-32.69
35大分市3431.19+209.1
36札幌市3229.36
37鳥取市3027.52-47.37
38秋田市2825.69-40.43
39岐阜市2623.85-16.13
40大津市2623.85+160
41和歌山市2321.1-79.46
42新潟市1816.51-82.52
43富山市1816.51-94.92
44東京都区部1513.76-95.05
45那覇市1311.93-71.74
46名古屋市98.257-94
47金沢市87.339-74.19
48津市65.505+50
49福井市54.587-82.76
50堺市54.587-70.59
51福岡市43.67-97.58
52川崎市00-100

月間支出の推移

室内装飾品の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年4月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.05100-28.57
1青森市0.19380+1800
2相模原市0.14280+100
3高松市0.1200+400
4松山市0.1200+900
5鹿児島市0.09180+350
6松江市0.09180+80
7新潟市0.09180-25
8高知市0.08160+14.29
9長野市0.08160+60
10長崎市0.08160-27.27
11浜松市0.08160+166.7
12横浜市0.08160+33.33
13岡山市0.08160+60
14宮崎市0.08160-38.46
15奈良市0.08160
16大分市0.08160
17千葉市0.08160-50
18佐賀市0.08160-33.33
19仙台市0.08160+33.33
20徳島市0.07140-41.67
21山口市0.07140+250
22北九州市0.07140-36.36
23甲府市0.06120
24水戸市0.06120
25札幌市0.06120
26広島市0.06120+200
27静岡市0.05100
28福島市0.05100-28.57
29熊本市0.05100-58.33
30宇都宮市0.05100-66.67
31大阪市0.05100-16.67
32名古屋市0.05100-28.57
33前橋市0.05100+25
34京都市0.05100-37.5
35那覇市0.0480-42.86
36東京都区部0.0480-20
37山形市0.0480-33.33
38神戸市0.0360-70
39盛岡市0.0360+200
40大津市0.0360-40
41さいたま市0.0360-40
42鳥取市0.0240-71.43
43金沢市0.0240-50
44秋田市0.0240-60
45福岡市0.0240-75
46福井市0.0240-50
47岐阜市0.0240-33.33
48富山市0.0240-75
49堺市0.0240-71.43
50津市0.0120-66.67
51和歌山市0.0120-80
52川崎市00-100

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー




詳細なデータとグラフ

室内装飾品の月間支出の現状と今後

2025年4月時点での日本の世帯による室内装飾品の月間平均支出は109円で、比較的低額ではありますが、前年同月比で+7.921%の増加が見られました。これは、インテリア需要の回復や季節に応じた模様替え需要、安価な装飾品の購入拡大による影響が考えられます。コロナ禍後の“おうち時間”の影響が継続し、住環境の快適化への関心が根強いことがうかがえます。


上位都市の支出傾向と背景

支出額が最も高かったのは松江市(702円)で、全国平均の6倍を超える水準です。前年同月比では+902.9%の大幅増であり、季節的な需要集中や地域でのリフォーム・住環境改善の波が影響した可能性があります。次いで横浜市(439円)+110%の増加を示し、大都市圏におけるインテリア意識の高さやEC利用による購入の手軽さが反映されていると考えられます。


中位~下位の都市の消費動向

岡山市(399円)は前年同月比-71.66%と大幅減となっており、前年に高額な購入があった反動が影響していると推察されます。1方、水戸市(250円)松山市(142円)+541%+787.5%と急増しており、1部世帯の特異な購入が平均値を引き上げたケースとみられます。また、盛岡市(138円)+13,700%という急増も、極端な例外的支出の影響と考えられます。


購入頻度と地域的な習慣

購入頻度を見ると、全国平均は0.05回/月と非常に低く、室内装飾品は頻繁に購入されるものではないことが分かります。しかしながら、青森市(0.19回)相模原市(0.14回)高松市・松山市(各0.1回)といった都市では比較的購入頻度が高く、季節ごとに装飾を変える習慣や生活空間の美化意識が影響していると見られます。特に青森市は前年同月比で+1,800%と大きな増加が見られ、地域特性やイベントとの関連も考えられます。


今後の動向と考察

室内装飾品の消費は、日用品とは異なりライフスタイルや個人の趣味嗜好に強く左右されるため、地域ごとの傾向差が顕著に出やすい項目です。今後もインテリアへの関心が高まる1方で、購入頻度は低水準で推移し、単月の支出によりランキングが大きく変動する傾向は継続すると考えられます。特にオンライン購入の拡大やプチリノベの流行などが影響を与え続けるでしょう。

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