かまぼこ支出ランキング|富山・長崎・仙台で高い消費傾向

肉・魚

2025年4月時点でのかまぼこ支出は全国平均213円、購入回数は1.15回。富山市が支出・回数ともに最多だが、前年比で大幅減少。一方、徳島市や山口市では支出・回数ともに増加し、地元での安定した需要を示す。全体として物価上昇下でも購買頻度は堅調で、日常的な食材としての地位は維持されている。

かまぼこの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国204100-0.488
1仙台市525257.4+27.12
2長崎市364178.4-11.65
3富山市338165.7-38.1
4甲府市277135.8+105.2
5高松市260127.5+104.7
6福島市252123.5+22.33
7北九州市248121.6+31.91
8青森市246120.6+16.59
9佐賀市244119.6-18.39
10千葉市242118.6+13.08
11秋田市240117.6+21.83
12京都市239117.2+34.27
13山形市233114.2+26.63
14山口市227111.3+3.653
15那覇市220107.8+21.55
16広島市220107.8+13.4
17堺市220107.8+12.82
18松江市217106.4-14.9
19大阪市216105.9+51.05
20長野市213104.4-3.62
21鹿児島市212103.9+34.18
22札幌市206101-12.71
23徳島市206101+18.39
24和歌山市20198.53+44.6
25津市20098.04-8.257
26さいたま市19997.55+4.188
27鳥取市19796.57+31.33
28高知市19394.61-58.76
29金沢市19394.61+26.14
30岡山市19394.61-10.65
31相模原市18691.18-29.01
32東京都区部18691.18-14.68
33横浜市17786.76-0.562
34奈良市17686.27-17.76
35福井市17284.31-32.02
36盛岡市17183.82-11.86
37大分市16982.84+85.71
38新潟市16882.35-11.58
39宇都宮市16781.86+56.07
40松山市16279.41-28.63
41浜松市15977.94-21.29
42岐阜市15877.45-12.22
43前橋市15877.45-24.4
44神戸市15575.98-24.39
45福岡市15475.49-3.145
46水戸市15274.51+10.14
47川崎市15274.51-47.59
48宮崎市15274.51-15.56
49静岡市14068.63-21.35
50名古屋市13867.65-24.59
51熊本市13365.2-28.11
52大津市11857.84-15.71

月間支出の推移

かまぼこの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国1.06100-3.636
1富山市1.66156.6-11.23
2長崎市1.64154.7-4.651
3高松市1.45136.8+66.67
4甲府市1.36128.3+70
5佐賀市1.36128.3-16.05
6北九州市1.32124.5+10
7高知市1.26118.9-14.29
8長野市1.26118.9+36.96
9青森市1.24117+10.71
10山口市1.24117+1.639
11京都市1.23116+70.83
12金沢市1.22115.1+12.96
13仙台市1.21114.2-17.69
14松山市1.2113.2-14.89
15徳島市1.2113.2+10.09
16大阪市1.2113.2+21.21
17津市1.19112.3+0.847
18奈良市1.19112.3-6.299
19堺市1.18111.3-10.61
20和歌山市1.18111.3+21.65
21鳥取市1.17110.4+9.346
22秋田市1.16109.4-5.691
23大分市1.16109.4+84.13
24広島市1.1103.8-6.78
25鹿児島市1.09102.8+7.921
26さいたま市1.09102.8+3.81
27福島市1.08101.9+3.846
28山形市1.07100.9-0.926
29岡山市1.06100+13.98
30相模原市1.0599.06-30
31岐阜市1.0498.11-10.34
32神戸市1.0397.17-15.57
33宇都宮市1.0296.23+39.73
34福井市0.9892.45-29.5
35松江市0.9892.45-25.19
36前橋市0.9892.45-19.67
37水戸市0.9791.51+15.48
38札幌市0.9791.51+1.042
39新潟市0.9791.51-23.62
40宮崎市0.9589.62-2.062
41静岡市0.9387.74-6.061
42盛岡市0.8782.08
43東京都区部0.8782.08-16.35
44熊本市0.8580.19-23.42
45千葉市0.8479.25-12.5
46横浜市0.8378.3-9.783
47福岡市0.8277.36-9.89
48大津市0.875.47+2.564
49川崎市0.7671.7-39.2
50浜松市0.7570.75-33.63
51名古屋市0.7469.81-21.28
52那覇市0.6864.15+1.493

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

かまぼこの月間支出の現状と今後

2025年4月時点での「かまぼこ」に対する全国平均支出は213円、月間購入回数は1.15回となっており、1般家庭における日常的な食品としての立ち位置を保っている。ただし、支出額は前年同月比で-2.74%減となっており、価格や購買行動の変化が見られる。1方、購入回数は微増(+0.877%)しており、単価を抑えても頻度は維持されている傾向がうかがえる。


支出・購入ともに圧倒的な富山市

富山市は月間支出590円、購入回数2.52回で全国トップを維持。これは全国平均の約2.8倍に相当し、地元の食文化や贈答・祝い事などでの需要が根強いと考えられる。ただし、前年比では支出-57.86%減という大幅な減少が見られ、価格の変動や購買単価の見直しがあった可能性もある。


9州と東北にみられる地域性

長崎市(426円、1.69回)は、かまぼこ文化の根強い西日本に位置し、地域特有の料理(おでんやすり身料理など)での需要が背景にある。1方、仙台市(388円、1.66回)も支出上位にあり、東北でも加工練り物文化が定着していることを示している。いずれも回数は高水準ながら、前年比では支出が長崎-9.36%減、仙台-35.23%減と減少傾向にある。


上昇トレンドの都市と背景

前年同月比で支出・回数ともに増加している都市の中で目立つのは、

  • 徳島市(支出+60.12%、回数+31.25%)

  • 山口市(支出+14.71%、回数+28.1%)

  • 佐賀市(回数+44.25%)

これらの都市では、価格高騰にもかかわらず需要が維持または拡大している。家庭内での調理利用が多く、物価高騰の中で「手ごろで栄養価の高い食品」としての再評価も考えられる。


支出減少の都市とその背景

1方で、札幌市(-16.99%)山形市(-6.969%)、千葉市(-3.077%)などでは支出減少が確認されている。購入回数のデータを見る限り1定の水準を維持しているため、価格抑制や低価格商品の選好が強まっている可能性が高い。

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