ちくわの世帯支出ランキング:鳥取・山口・徳島が高支出上位に

肉・魚

日本の「ちくわ」の世帯支出は全国平均183円で、西日本の鳥取市(390円)や山口市、徳島市などで支出・購入頻度ともに高く、地域の食文化に根ざしている。長野市や津市など中部地方でも需要は強く、前年比で支出・回数ともに増加している都市が多い一方、松山市など一部ではやや減少傾向が見られる。

ちくわの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年4月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国183100+8.929
1鳥取市390213.1+35.89
2山口市280153+35.27
3徳島市278151.9+9.881
4高知市261142.6+0.385
5長野市252137.7+23.53
6高松市247135+12.79
7津市242132.2+24.1
8堺市240131.1+18.81
9佐賀市223121.9-3.879
10松山市222121.3-15.27
11福岡市221120.8+33.94
12大阪市221120.8+32.34
13相模原市206112.6+0.488
14静岡市199108.7+33.56
15広島市199108.7+17.06
16長崎市195106.6-5.797
17青森市192104.9-6.796
18浜松市192104.9+42.22
19熊本市190103.8-9.953
20松江市187102.2+48.41
21岡山市187102.2-8.78
22岐阜市184100.5-2.646
23横浜市18299.45+13.75
24京都市18299.45+61.06
25川崎市17696.17+76
26宮崎市17696.17+31.34
27福井市17595.63+8.025
28神戸市17595.63-17.45
29甲府市17193.44-6.557
30奈良市17193.44-18.96
31名古屋市16489.62-18.81
32新潟市16389.07+14.79
33北九州市16087.43-33.33
34秋田市15886.34+1.935
35山形市15886.34-27.19
36大分市15484.15-7.784
37福島市15383.61-1.923
38千葉市15182.51+24.79
39さいたま市15182.51-17.93
40盛岡市15081.97-20.21
41富山市14780.33+22.5
42大津市14679.78-7.006
43仙台市14679.78+2.817
44東京都区部14579.23+8.209
45那覇市14478.69+34.58
46水戸市14177.05+78.48
47金沢市14076.5-20
48宇都宮市13372.68-1.481
49前橋市13272.13-5.036
50和歌山市12769.4+1.6
51札幌市12367.21-20.13
52鹿児島市12266.67-5.426

月間支出の推移

ちくわの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年4月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国1.23100+10.81
1鳥取市2.21179.7+13.92
2山口市1.79145.5+35.61
3長野市1.73140.7+26.28
4徳島市1.7138.2+2.41
5高知市1.67135.8-1.183
6大阪市1.63132.5+28.35
7堺市1.62131.7+10.2
8松山市1.6130.1-14.44
9高松市1.56126.8+20
10津市1.48120.3+17.46
11福井市1.43116.3+21.19
12熊本市1.41114.6-0.704
13京都市1.39113+44.79
14神戸市1.38112.2-9.211
15広島市1.37111.4+19.13
16佐賀市1.37111.4+0.735
17岡山市1.36110.6-8.108
18静岡市1.35109.8+31.07
19福岡市1.35109.8+13.45
20長崎市1.32107.3-7.042
21岐阜市1.29104.9
22富山市1.28104.1+40.66
23宮崎市1.28104.1+20.75
24北九州市1.28104.1-1.538
25奈良市1.27103.3+6.723
26新潟市1.25101.6+9.649
27大分市1.2198.37-8.333
28仙台市1.297.56+21.21
29相模原市1.1895.93+12.38
30青森市1.1795.12-4.878
31水戸市1.1694.31+96.61
32松江市1.1694.31+26.09
33浜松市1.1593.5+23.66
34福島市1.1492.68-6.557
35山形市1.1391.87-24.16
36金沢市1.1291.06-11.11
37秋田市1.1190.24+5.714
38横浜市1.1190.24+24.72
39鹿児島市1.0887.8+4.854
40大津市1.0686.18-15.87
41甲府市1.0484.55-10.34
42名古屋市1.0383.74-18.9
43千葉市1.0383.74+47.14
44和歌山市0.9980.49+1.02
45盛岡市0.9879.67-21.6
46川崎市0.9778.86+46.97
47札幌市0.9476.42-21.67
48さいたま市0.9375.61-28.46
49前橋市0.9173.98-2.151
50那覇市0.973.17+25
51宇都宮市0.973.17-4.255
52東京都区部0.8569.11+8.974

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー




詳細なデータとグラフ

ちくわの月間支出の現状と今後

ちくわは、日本の魚肉練製品の中でも非常にポピュラーな商品で、煮物・炒め物・お弁当の具材など幅広く利用されている。2025年4月時点での全国平均支出は183円、購入頻度は月1.23回と、週1回弱の頻度で安定的に購入されている。前年同月比でも支出が+8.93%増購入頻度が+10.81%増となっており、再評価・再活用が進む食材といえる。


支出金額トップの都市 ― 鳥取市の圧倒的な支出

最も支出が高いのは鳥取市(390円)で、全国平均の2倍以上を記録している。購入頻度も月2.21回と最も高く、家庭料理における活用の幅広さと、地元での生産・消費の文化が背景にあると推察される。前年比で支出+35.89%・回数+13.92%増と、継続的な成長も見られる。


西日本勢の高い消費 ― 山口・徳島・高知・高松

西日本の都市が支出上位を占めている。

  • 山口市(280円・1.79回)は前年比で支出+35.27%・回数+35.61%と大幅増。

  • 徳島市(278円・1.70回)高知市(261円・1.67回)も高水準を維持しており、地場の食文化の中でちくわが定着していることが明らか。

  • 高松市(247円・1.56回)も堅調で、前年比支出+12.79%・回数+20%増と安定感がある。


中部地方や近畿都市の高い利用頻度と支出

  • 長野市(252円・1.73回)は内陸でありながらちくわの購入が活発で、支出・回数ともに前年比20%以上増加。

  • 堺市(240円・1.62回)大阪市(1.63回)など近畿圏では、手軽な調理素材としての需要が定着している。

  • 津市(242円・1.48回)も支出・回数ともに前年比20%以上の伸びを示しており、節約志向の中でも重宝されていることが伺える。


1部地域で見られる消費の後退

  • 松山市(222円・1.6回)佐賀市(223円・非掲載)では、前年比で支出・回数ともに減少しており、家庭での料理頻度の減少や、価格帯の選好変化などの影響が考えられる。

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