乳卵類支出トップは浜松市!乳卵類支出ランキング

肉・魚

2025年4月時点での乳卵類の全国平均支出は4,512円。浜松市が5,402円で全国トップとなり、相模原市や東京都区部、さいたま市なども高支出を記録。購入頻度ではさいたま市が最多の17.48回で、健康志向や自炊傾向が支出増加に影響しています。

乳卵類の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年5月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国4636100+6.845
1水戸市5480118.2-0.761
2京都市5433117.2+21.16
3神戸市5430117.1+22.63
4横浜市5404116.6+7.886
5奈良市5379116+22.47
6相模原市5337115.1+27.47
7浜松市5287114+20.68
8大津市5247113.2+12.89
9広島市5180111.7+26.87
10さいたま市5175111.6+22.28
11前橋市5080109.6+19.16
12福島市5003107.9-15.12
13名古屋市4976107.3+8.221
14仙台市4973107.3+22.79
15東京都区部4912106+5.295
16富山市4912106-0.748
17徳島市4879105.2+3.456
18岡山市4874105.1+14.31
19高松市4839104.4+14.15
20山口市4773103+12.25
21熊本市4752102.5+12.15
22川崎市4697101.3-13.29
23新潟市4685101.1-7.025
24堺市4685101.1-5.734
25松江市4646100.2+5.089
26津市4638100+7.51
27大阪市461499.53+0.941
28秋田市461199.46+8.801
29盛岡市451797.43+5.611
30鳥取市444695.9+2.277
31長野市440495+5.713
32鹿児島市439894.87+23.16
33宮崎市438094.48+24.86
34金沢市434893.79+6.308
35宇都宮市431493.05+6.782
36甲府市430192.77-17.24
37千葉市427192.13-8.953
38福岡市422991.22-6.417
39松山市422691.16+22.32
40長崎市420990.79+10.59
41青森市417990.14+6.066
42山形市411588.76-21.36
43岐阜市409288.27-7.442
44静岡市403186.95-8.511
45和歌山市397785.79-0.625
46高知市393384.84-5.593
47札幌市391484.43-5.39
48福井市391084.34+3.769
49佐賀市378781.69-3.565
50大分市369079.59+2.159
51北九州市359077.44-9.206
52那覇市356676.92-6.478

月間支出の推移

乳卵類の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年5月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国14.72100+0.409
1富山市17.25117.2+9.454
2神戸市16.87114.6+7.247
3さいたま市16.83114.3+13.64
4広島市16.67113.2+24.4
5大津市16.58112.6+6.968
6相模原市16.4111.4+14.69
7岡山市16.37111.2+11.51
8前橋市16.33110.9+13.8
9京都市16.32110.9+10.42
10堺市16.05109+4.356
11横浜市16.03108.9-2.196
12奈良市16.01108.8+10.34
13秋田市15.81107.4+7.186
14盛岡市15.76107.1-0.818
15高松市15.74106.9+11.63
16水戸市15.62106.1+0.97
17福島市15.55105.6-9.329
18浜松市15.35104.3+4.707
19山口市15.26103.7+6.713
20金沢市15.16103-2.696
21名古屋市15.07102.4-8.11
22新潟市15.05102.2-0.331
23津市15.04102.2+7.968
24大阪市14.93101.4-9.295
25東京都区部14.86101-3.881
26徳島市14.7199.93-7.016
27長野市14.6699.59-0.812
28岐阜市14.6299.32-7.876
29松江市14.4898.37-8.701
30熊本市14.497.83+5.34
31鳥取市14.3997.76-1.438
32鹿児島市14.2796.94+6.176
33静岡市14.2196.54-6.942
34宮崎市14.2196.54+11.36
35千葉市14.1896.33-4.832
36福井市14.1195.86+5.614
37松山市14.0395.31-0.848
38川崎市13.9294.57-11.73
39長崎市13.8894.29+13.31
40青森市13.7993.68-3.228
41甲府市13.7693.48-12.69
42福岡市13.7593.41-5.628
43仙台市13.6292.53-3.404
44宇都宮市13.6192.46+0.147
45山形市13.692.39-17.48
46札幌市13.4291.17-3.384
47和歌山市13.1789.47+2.093
48高知市12.6385.8-16.14
49大分市12.5585.26-11.12
50佐賀市12.2383.08-7.348
51那覇市11.9781.32+0.0836
52北九州市11.8780.64-13.36

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

乳卵類の月間支出の現状と今後

日本の家計において、乳卵類は日常的に消費される重要な食品カテゴリーであり、健康志向や物価動向の影響を受けやすい品目です。2025年4月時点の全国平均支出は月額4,512円であり、地域によって支出額・購入頻度に明確な差が見られます。物価上昇に加え、家庭内調理回帰や地域ごとの生活スタイルの違いが、都市別の支出に反映されています。


支出トップの浜松市──物価上昇と購買頻度のバランス

最新データで最も乳卵類への支出が多かったのは浜松市で、月額5,402円(全国比+890円)となっており、前年比でも+16.4%と大幅な伸びを示しています。購入頻度も15.67回と高水準で、安定的な需要の高さがうかがえます。乳製品・卵ともに家庭消費において基礎食品であり、浜松市では健康志向や自炊重視の傾向が強く表れていると考えられます。


首都圏・京阪神エリアの高水準──東京都区部・神戸・京都

東京都区部は5,269円で2位、神戸市(5,186円)や京都市(4,876円)も上位に位置しています。都市部においては価格上昇が顕著である1方、購入頻度も15回以上を維持しており、乳製品や卵が日常的に使用されていることがわかります。東京都区部では物価の高さを反映しつつも、+16.11%の増加は購買意欲の堅調さを示しています。神戸市は+25.05%とさらに顕著な増加で、特に注目される都市です。


中核都市の存在感──相模原市、大津市、さいたま市

神奈川県の相模原市は5,248円で3位、前年同月比+22.19%と大幅に伸長しています。購入頻度も16.31回と高く、日常の食卓における使用頻度の高さが影響していると考えられます。さいたま市も5,200円で5位に入り、購入頻度は全国最高の17.48回を記録しています。これは、乳卵類が家庭の中心的な食材として頻繁に購入されていることを示しており、冷蔵保存や使い勝手の良さも背景にあります。


地方都市の安定した消費──岡山市・奈良市・仙台市

岡山市(4,867円)、奈良市(4,890円)、仙台市(5,042円)は比較的中堅都市ですが、いずれも全国平均を大きく上回る支出を記録しています。仙台市は+14.41%、奈良市は+10.88%、岡山市は+9.37%と増加率も堅調です。購入頻度も岡山市は15.38回と高く、地域に根差した自炊志向が背景にあると見られます。ただし岡山市の購入頻度は前年比-4.827%と減少しており、購買単価の上昇などが支出増に寄与している可能性があります。


購入頻度の地域差──富山・広島・高松市などの動向

支出額では上位に入らないものの、富山市(16.4回)、広島市(15.5回)、高松市(15.49回)などは購入頻度が全国平均(14.34回)を大きく上回っており、地道な需要がある地域といえます。特に広島市と高松市では前年比+16%前後の伸びが見られ、物価の上昇を購買回数の増加で支える傾向も見て取れます。


まとめ──乳卵類支出に見られる都市の生活スタイル

乳卵類の支出には、物価や所得に加え、家庭での調理習慣、栄養意識、家族構成など多くの要因が絡んでいます。支出額と購入頻度の両面から見て、浜松市や相模原市、さいたま市などの都市は安定的な消費行動を見せており、都市の成熟度や生活文化の違いが浮き彫りとなっています。今後も物価動向や健康志向の高まりが、乳卵類支出に影響を与えるでしょう。

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