にんじん支出ランキング:さいたま市が全国トップ、消費傾向分析

根菜野菜

2025年4月のにんじん支出で最も高いのはさいたま市(390円)、次いで新潟市や相模原市。購入頻度もさいたま市がトップで、健康志向や家庭料理の傾向が反映。福井市や秋田市などは支出・頻度ともに急増。地域ごとににんじんへの関心や消費スタイルに明確な差がある。

人参の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国222100+6.731
1浜松市317142.8+19.62
2那覇市313141-18.06
3山口市271122.1+44.92
4さいたま市263118.5+3.543
5高松市258116.2+30.96
6京都市249112.2+12.16
7鹿児島市247111.3+2.49
8奈良市244109.9+24.49
9長崎市242109+21
10福岡市240108.1+3.448
11北九州市238107.2+34.46
12横浜市237106.8+0.851
13水戸市234105.4+40.96
14松江市234105.4-1.681
15仙台市234105.4+14.15
16福島市233105+17.09
17名古屋市231104.1+5.963
18鳥取市230103.6+44.65
19福井市229103.2+41.36
20新潟市228102.7-6.557
21青森市226101.8+41.25
22東京都区部225101.4-3.846
23千葉市225101.4-2.597
24盛岡市224100.9+2.283
25堺市223100.5+17.99
26神戸市21898.2+25.29
27佐賀市21898.2+19.13
28宇都宮市21697.3+8
29長野市21596.85+3.865
30津市21496.4-3.167
31徳島市21496.4+7.538
32川崎市21496.4-18.01
33金沢市21395.95
34甲府市21395.95+5.446
35熊本市21395.95+4.412
36岡山市21395.95-14.8
37松山市21295.5-16.21
38広島市21295.5+9.845
39岐阜市20893.69-7.965
40大津市20692.79-7.623
41相模原市20592.34+3.535
42大分市20592.34+19.19
43前橋市20391.44+23.03
44秋田市20190.54-8.219
45静岡市19788.74-24.23
46山形市19788.74+12.57
47宮崎市19487.39-6.28
48高知市19186.04+5.525
49和歌山市18985.14+9.249
50富山市18382.43-33.7
51大阪市17779.73+4.118
52札幌市17578.83-12.5

月間支出の推移

人参の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国1.3100
1さいたま市1.64126.2+9.333
2浜松市1.61123.8-0.617
3京都市1.58121.5+10.49
4鹿児島市1.57120.8-8.721
5長崎市1.55119.2+10.71
6福井市1.53117.7+34.21
7堺市1.52116.9+16.03
8水戸市1.48113.8+37.04
9松江市1.45111.5-8.805
10福島市1.44110.8+9.924
11仙台市1.43110+5.147
12那覇市1.42109.2-7.19
13高松市1.41108.5+16.53
14大分市1.4107.7+20.69
15北九州市1.4107.7+20.69
16福岡市1.39106.9+6.107
17熊本市1.39106.9-9.74
18山口市1.39106.9+25.23
19奈良市1.39106.9+13.01
20松山市1.37105.4-12.74
21鳥取市1.36104.6+46.24
22秋田市1.36104.6-4.895
23青森市1.35103.8+22.73
24長野市1.35103.8-2.174
25宇都宮市1.35103.8-0.735
26佐賀市1.35103.8+8
27静岡市1.33102.3-26.11
28盛岡市1.33102.3-8.276
29神戸市1.3100+20.37
30新潟市1.2999.23-14
31名古屋市1.2999.23-9.155
32千葉市1.2999.23-5.839
33横浜市1.2898.46-8.571
34広島市1.2797.69+8.547
35東京都区部1.2696.92-12.5
36岡山市1.2696.92-18.18
37川崎市1.2495.38-14.48
38大津市1.2495.38-10.14
39高知市1.2394.62+12.84
40津市1.2394.62-9.559
41徳島市1.2394.62-5.385
42相模原市1.2293.85-8.271
43岐阜市1.2293.85-17.57
44金沢市1.2193.08-6.202
45大阪市1.2193.08-0.82
46札幌市1.292.31-10.45
47前橋市1.292.31+16.5
48甲府市1.1991.54-9.848
49宮崎市1.1991.54-26.54
50山形市1.1790+10.38
51和歌山市1.0983.85-19.85
52富山市1.0883.08-28.95

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

人参の月間支出の現状と今後

にんじんはカレーや煮物、サラダなど多様な料理に使われる定番野菜であり、色合い・栄養価ともに家庭での使用頻度が高い食材です。2025年4月時点の全国平均支出は290円と安定していますが、都市別に見るとその支出額や購入頻度には顕著な差が見られます。これらの差異は、地域の物価、食文化、購買行動、流通環境といった複合的要素を映し出しています。


にんじんの支出額が高い都市とその背景

最新データによると、にんじんへの世帯支出が最も高いのはさいたま市(390円)で、全国平均より+100円近く高い水準です。次いで、新潟市(368円)相模原市(358円)浜松市(352円)、奈良市(347円)などが続きます。

これらの都市では、にんじんの価格上昇とともに、購入量そのものも増加している可能性が高いです。特に福井市(+72.77%)広島市(+38.02%)などは、前年同月からの急増が目立ちます。これは、価格の高騰だけでなく、家庭での料理頻度や健康志向の高まりが反映された結果とも考えられます。

また、価格の上昇は全国平均でも+11.97%とあり、にんじんの安定供給に課題があった月とも推測されます。天候不順や物流コストの上昇などが背景にあると考えられます。


購入頻度から読み取れる日常利用の習慣

支出額と合わせて注目すべきは購入頻度です。全国平均は1.39回/月ですが、最も高いのはさいたま市(1.78回)で、秋田市(1.69回)奈良市(1.67回)、京都市(1.64回)などが上位を占めます。

これらの都市では、にんじんが調理の頻度・必要性ともに高い野菜として認識されており、月に2回近く購入する世帯も少なくないことがうかがえます。

福井市は支出額(330円)とともに購入頻度(1.58回)も高く、前年同月比で+54.9%の頻度増となっており、今後の消費継続が期待される都市の1つです。こうしたデータは、家庭での常備菜や副菜への活用、離乳食や高齢者食での需要など、生活スタイルと密接に関係しています。


支出と頻度のギャップから見る地域差

興味深いのは、支出額が高い1方で、購入頻度が伸び悩む都市や逆の傾向が見られる都市です。たとえば新潟市は支出額は2位ながら、購入頻度は1.59回で前年より減少(-2.454%)しており、単価上昇による支出増が主因だと考えられます。

1方で、相模原市秋田市は支出・頻度ともに増加しており、家庭内での消費が拡大している都市の代表といえます。名古屋市も支出額329円で上位に位置しており、人口規模の大きさと生活習慣の影響が反映された結果でしょう。

また、岡山市では購入頻度が1.58回と高水準である1方、前年比で-8.67%の減少があり、これは特売の影響や他野菜への置き換え、家庭構成の変化などが影響している可能性があります。


おわりに:にんじんの消費から見える都市の暮らし

にんじんのような日常食材における支出・購入頻度の違いは、地域の食文化や家庭の暮らし方、流通や価格変動への感度を如実に映します。さいたま市のように「多く買い、多く使う」都市では、にんじんの健康価値や調理の柔軟性が評価されていると考えられます。

逆に価格高騰だけで支出が増えた都市も存在し、価格と消費行動のずれが今後の地域マーケティングや供給戦略を考える上で重要なヒントを与えてくれます。

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