大根支出ランキング:京都・福島が高額、さいたまは購入頻度最多

根菜野菜

2025年4月の大根の月間世帯支出は京都市が206円で全国トップ。福島市や宇都宮市も高支出。購入頻度ではさいたま市が1.18回と最多。価格上昇にも関わらず、多くの都市で支出・頻度ともに増加傾向。日常食材として地域ごとの消費習慣や文化の違いが明確に表れている。

大根の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国161100+5.921
1山形市228141.6+21.28
2福井市225139.8+49.01
3浜松市212131.7+11.58
4水戸市208129.2+11.83
5宇都宮市199123.6+29.22
6福島市195121.1+46.62
7東京都区部189117.4+4.42
8青森市187116.1+39.55
9松江市187116.1+71.56
10山口市184114.3+36.3
11京都市184114.3+43.75
12福岡市183113.7+56.41
13相模原市181112.4+30.22
14富山市181112.4-19.91
15長野市176109.3+28.47
16川崎市175108.7-20.81
17大津市175108.7-3.315
18甲府市174108.1+18.37
19さいたま市174108.1+12.99
20新潟市173107.5+11.61
21鹿児島市172106.8-6.522
22横浜市172106.8+29.32
23札幌市172106.8+3.614
24堺市172106.8+33.33
25仙台市172106.8-17.31
26奈良市169105+33.07
27津市168104.3+64.71
28盛岡市163101.2-9.444
29広島市163101.2+16.43
30岐阜市162100.6+1.887
31鳥取市161100+25.78
32熊本市161100+30.89
33岡山市15998.76+1.923
34千葉市15797.52+5.369
35北九州市15797.52+9.79
36宮崎市15395.03-2.548
37松山市15093.17+12.78
38大分市14992.55+25.21
39高知市14690.68+2.098
40金沢市14288.2+5.97
41秋田市14187.58-29.85
42大阪市13785.09+5.385
43神戸市13583.85-15.09
44徳島市13382.61-5
45那覇市13080.75-9.091
46名古屋市12879.5-18.99
47静岡市12577.64-21.38
48前橋市12477.02-14.48
49高松市12074.53+2.564
50長崎市11873.29+53.25
51和歌山市11269.57+19.15
52佐賀市11168.94-9.016

月間支出の推移

大根の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国1.01100+6.316
1水戸市1.36134.7+11.48
2福島市1.34132.7+45.65
3山形市1.34132.7+17.54
4宇都宮市1.3128.7+26.21
5青森市1.29127.7+25.24
6長野市1.29127.7+35.79
7札幌市1.24122.8+7.826
8浜松市1.23121.8+2.5
9宮崎市1.2118.8+15.38
10さいたま市1.18116.8+13.46
11仙台市1.17115.8-4.098
12相模原市1.16114.9+30.34
13東京都区部1.15113.9+2.679
14京都市1.13111.9+39.51
15山口市1.1108.9+41.03
16富山市1.08106.9-6.897
17奈良市1.08106.9+35
18盛岡市1.07105.9-10.83
19川崎市1.07105.9-10.08
20大津市1.06105-8.621
21広島市1.05104+20.69
22岡山市1.05104+15.38
23大分市1.05104+41.89
24秋田市1.04103-20.61
25福岡市1.04103+50.72
26福井市1.03102+15.73
27津市1.03102+56.06
28横浜市1.02101+17.24
29新潟市1.02101-2.857
30松江市1.01100+32.89
31堺市1.01100+17.44
32岐阜市0.9897.03+5.376
33鹿児島市0.9796.04-5.825
34甲府市0.9796.04+25.97
35鳥取市0.9493.07+36.23
36北九州市0.9493.07+9.302
37熊本市0.9291.09+16.46
38高知市0.9190.1-2.151
39前橋市0.9190.1-15.74
40松山市0.8988.12+5.952
41千葉市0.8988.12-15.24
42徳島市0.8786.14+3.571
43神戸市0.8584.16-19.05
44大阪市0.8483.17-1.176
45金沢市0.879.21+3.896
46名古屋市0.7877.23-15.22
47静岡市0.7675.25-20
48長崎市0.7372.28+52.08
49高松市0.7271.29
50佐賀市0.769.31
51那覇市0.6968.32-1.429
52和歌山市0.6968.32+11.29

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

大根の月間支出の現状と今後

大根は、日本の食卓に欠かせない根菜の1つであり、煮物やおでん、サラダなど調理の幅も広く、家庭の常備野菜として長年親しまれています。しかし、家計支出データをみると、その消費には地域差が顕著に現れており、支出額・購入頻度ともに興味深い違いがあります。本稿では、2025年4月時点の最新データをもとに、各都市の支出動向を分析します。


支出額の上位都市とその背景

2025年4月の全国平均支出は140円ですが、これを大きく上回るのが京都市(206円)です。続くのは福島市(202円)宇都宮市(188円)、さいたま市(177円)で、いずれも全国平均を25〜45%超過しています。これらの都市に共通するのは、伝統的な和食文化が根強く、大根の用途が多岐にわたることです。

例えば京都市では、京料理の影響で大根を使った「炊き合わせ」や「千枚漬け」などの消費が多く、価格変動にも関わらず高水準の支出を維持しています。また、福島市のような東北地方では、冬季に向けた保存食や煮物としての利用が多いと考えられます。

松江市(167円)のように、前年同月比+98.81%と急激な増加を記録した地域もあり、これは1時的な地元の需要増、価格高騰、または特売時期の変動が背景にあると推測されます。


購入頻度にみる家庭利用の実態

全国平均の購入回数は月0.88回ですが、それを大きく上回る都市が複数見られます。トップはさいたま市(1.18回)で、京都市(1.14回)水戸市・千葉市(1.09回)、宇都宮市(1.08回)が続きます。これらの地域では、日常的に大根が調理されていることを示しています。

支出額も高く、かつ購入頻度も多い都市(たとえばさいたま市、京都市、宇都宮市など)は、大根の価格が多少高騰しても消費が安定している「強い需要地域」と言えます。

富山市(1.01回)も、前年比+38.36%と高い伸び率を示しており、家庭内消費が活発化していることがうかがえます。こうした都市では、健康志向の高まりや自炊需要の継続、また高齢化による和食回帰が背景にある可能性があります。


都市別に見る価格と頻度のバランス

大根の支出額と購入頻度は相関関係があるものの、完全に1致しているわけではありません。たとえば松江市は支出額こそ上位(167円)ですが、購入回数データは上位に入っていません。これは単価の上昇または1度にまとめ買いする傾向が強いことを示唆します。

また、千葉市(171円、1.09回)横浜市(168円、データ外)など、都市部では価格が高騰しがちである1方、消費頻度は堅調に維持されているケースが多く見られます。これは都市部の家庭でも大根の使い勝手の良さと健康価値が評価されていることを示しています。

特に注目すべきは、前年同月比で支出額・頻度ともに大きく増加している都市(宇都宮市、福島市、富山市など)で、今後も安定した消費が見込まれます。


おわりに:大根支出から見える食の地域性と将来

大根という日常食材においても、地域ごとに支出の濃淡が存在し、その背景には食文化、季節性、価格変動、家庭構成、調理スタイルなど複合的な要因があります。京都市やさいたま市、福島市のような高支出・高頻度都市では、大根が食卓における不可欠な存在であり続けていることが読み取れます。

1方、急増する松江市のような動きは、価格や供給体制、家庭の生活スタイルの変化を如実に反映しており、今後の地域消費トレンドを把握する上で重要な指標となるでしょう。

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