野菜・海藻加工品の支出都市ランキング|京都・奈良が突出する理由とは

野菜・果実

野菜・海藻加工品の月間支出は全国平均1,136円。京都市や奈良市など伝統食文化の根付く都市で支出額が高く、青森市や仙台市では購入頻度が特に高い。保存性・利便性を兼ねた加工食品への需要が、各地域で独自の消費スタイルを形成している。

野菜・海藻加工品の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国1082100-0.0923
1東京都区部1282118.5+7.28
2新潟市1270117.4+12.49
3松江市1263116.7+18.7
4青森市1249115.4+6.207
5千葉市1242114.8+12.81
6山形市1234114-15.36
7津市1232113.9+17.67
8富山市1232113.9-4.348
9福島市1209111.7+1.682
10福井市1201111+10.79
11水戸市1201111+26.55
12京都市1167107.9+1.921
13宇都宮市1154106.7+14.71
14仙台市1146105.9+19.13
15広島市1136105+22.81
16川崎市1130104.4+0.177
17大阪市1129104.3-1.997
18さいたま市1117103.2-17.69
19盛岡市1104102-4.828
20神戸市1099101.6+12.37
21岐阜市1097101.4-11.82
22高松市1096101.3+10.82
23奈良市1095101.2+5.39
24甲府市1094101.1-0.364
25堺市1087100.5-8.809
26宮崎市1086100.4-8.199
27横浜市1083100.1-11.81
28秋田市1082100-12.74
29熊本市107499.26+5.191
30大津市107299.08-21.35
31佐賀市106498.34+1.527
32長野市105997.87-5.446
33前橋市105497.41-12.17
34浜松市105297.23-0.942
35長崎市104796.77-5.505
36札幌市101693.9+20.81
37和歌山市101593.81+3.046
38岡山市100692.98-8.462
39福岡市100492.79-7.037
40鹿児島市99892.24+18.95
41静岡市98290.76-9.576
42相模原市98090.57-14.49
43山口市97790.3-11.1
44北九州市97790.3+15.62
45金沢市96389-12.61
46鳥取市92085.03-15.05
47徳島市89983.09-12.38
48大分市85679.11+17.74
49名古屋市84878.37-17.91
50高知市79173.11-16.56
51松山市77771.81-14.43
52那覇市77171.26-1.154

月間支出の推移

野菜・海藻加工品の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国4.53100-1.735
1青森市5.44120.1-3.887
2新潟市5.26116.1-2.952
3山形市5.24115.7-16.96
4京都市5.22115.2+18.1
5富山市5.08112.1-6.96
6福島市5.05111.5-7.169
7秋田市5.04111.3-5.794
8宇都宮市4.96109.5+18.38
9奈良市4.82106.4+13.68
10福井市4.8106-4
11松江市4.8106+3.226
12盛岡市4.79105.7-12.91
13仙台市4.78105.5+3.017
14堺市4.77105.3-12.15
15長野市4.76105.1-3.055
16大阪市4.74104.6+6.517
17高松市4.72104.2+4.425
18水戸市4.68103.3+10.9
19長崎市4.67103.1-6.6
20川崎市4.67103.1+5.418
21神戸市4.62102+4.525
22金沢市4.59101.3+4.795
23津市4.56100.7+2.703
24千葉市4.53100-4.228
25東京都区部4.4999.12-5.474
26岐阜市4.4999.12-12.48
27甲府市4.4698.45-1.545
28横浜市4.4698.45-7.851
29広島市4.4598.23+12.66
30鹿児島市4.4197.35+11.08
31大津市4.3996.91-10.04
32徳島市4.3796.47-0.907
33佐賀市4.3596.03-3.333
34岡山市4.3395.58-7.479
35静岡市4.3295.36-0.461
36山口市4.3295.36-3.786
37熊本市4.3195.14+1.174
38宮崎市4.394.92-18.25
39札幌市4.2894.48+6.203
40福岡市4.2593.82+3.155
41鳥取市4.2493.6-9.013
42さいたま市4.2493.6-18.46
43和歌山市4.292.72+6.599
44浜松市4.1691.83-10.54
45相模原市4.1491.39-17.37
46北九州市4.1491.39+8.377
47前橋市4.0689.62-21.62
48大分市3.8785.43+15.52
49松山市3.6881.24-14.62
50名古屋市3.6781.02-16.21
51高知市3.4676.38-19.53
52那覇市2.8763.36-11.15

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

野菜・海藻加工品の月間支出の現状と今後

野菜・海藻の加工品は、日本の食卓に欠かせない常備菜のひとつであり、漬物、乾物、惣菜など多様な形で登場します。保存性が高く、健康志向の高まりと共に消費が安定的に推移するカテゴリです。全国平均支出は月1,136円で、家庭ごとの嗜好と地域文化の違いが明確に現れています。


支出額の上位都市 ― 京都・奈良・仙台の文化的背景

京都市(1,499円)奈良市(1,485円)が支出額で突出しています。これらの都市は伝統的な和食文化が根強く、漬物やひじき煮、切干大根などの加工品を多用する食文化が反映されています。保存食としてだけでなく、副菜の1部としての消費頻度が非常に高いのが特徴です。

仙台市(1,386円)も高い支出を記録しており、東北地方特有の保存食品文化の名残が伺えます。ただし、前年比では-2.737%の微減となっており、購入習慣の緩やかな変化も見て取れます。


支出が急増した地域 ― 大津・水戸・宮崎の動き

前年比での支出増が目立つのは、大津市(+42.53%)宮崎市(+42.66%)、京都市(+40.49%)です。とくに大津市では近年、地場野菜の加工品や惣菜販売の充実がみられ、家庭内調理の補完的役割として需要が拡大していると推測されます。

水戸市(+20.29%)川崎市(+16.41%)でも加工品の購入額が上昇しており、簡便性を重視した食品購入へのシフトや健康志向の拡大が背景にあると考えられます。


購入頻度の高さと支出額の関係

購入頻度では、青森市(5.81回/月)仙台市(5.77回)がトップ。月6回近い購入頻度は、ほぼ毎週1回以上の購入を意味し、冷蔵庫に常備される「惣菜的な位置づけ」を示唆しています。

青森市は支出額でも1,254円と全国平均を大きく上回り、支出と頻度のバランスが取れた消費スタイルです。1方、仙台市は高頻度だが支出額は前年より微減しており、低価格商品の選好や節約志向の可能性がうかがえます。


支出の地域的傾向と消費構造の変化

全体として、関西圏(京都・奈良・大津)と首都圏(川崎・横浜・千葉)で支出額が高い傾向にあります。これらの都市では加工食品が豊富に流通しており、外食を控えて家庭内で手軽に済ませる傾向が背景にあると考えられます。

1方、北日本(青森・仙台)では高頻度購入が特徴。これは、伝統的な保存食文化高齢世帯の比率の高さなどが影響している可能性があります。


まとめ ― 地域文化と利便性が支出を左右

野菜・海藻加工品の支出は、地域の食文化、購買環境、家族構成に強く影響されており、その多様性が際立っています。京都や奈良では伝統文化、青森や仙台では保存食品としての習慣、大津や水戸では利便性志向が消費を押し上げる要因となっています。今後もこうした食の多様性に対応する商品の展開が、地域別の支出傾向を大きく左右していくでしょう。

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