福井市が国公立中学校支出で全国トップ！都市別家計支出を分析

2025年4月の国公立中学校に関する世帯支出は福井市が1971円と全国トップで、全国平均（394円）を大きく上回る。支出増加率も高く、地域ごとの教育支出に大きな差が見られる。特に福島市や高知市では前年比1000%以上の急増も。支出回数からも教育活動の活発さがうかがえる。

2025年4月

降順昇順

	都市名	支出額[円]	全国比[%]	前年同月比[%]
	全国	394	100	+44.32
1	福井市	1971	500.3	+66.61
2	福島市	1415	359.1	+1762
3	仙台市	1392	353.3	+11.99
4	水戸市	1190	302
5	松山市	984	249.7	+83.58
6	高知市	944	239.6	+1126
7	宇都宮市	940	238.6	+1303
8	京都市	825	209.4
9	佐賀市	757	192.1	+25.75
10	長崎市	737	187.1	+13.56
11	富山市	692	175.6	+21.4
12	大津市	431	109.4
13	山形市	427	108.4	+19.27
14	那覇市	361	91.62	+324.7
15	岐阜市	346	87.82	+18.9
16	宮崎市	342	86.8	-41.24
17	広島市	262	66.5	-36.71
18	横浜市	246	62.44	-5.019
19	鹿児島市	239	60.66	-47.7
20	山口市	232	58.88	-70.52
21	岡山市	200	50.76	-75.09
22	堺市	194	49.24	+223.3
23	さいたま市	190	48.22	+25.83
24	新潟市	188	47.72	-26.85
25	札幌市	173	43.91	-68.83
26	松江市	170	43.15
27	大阪市	154	39.09
28	甲府市	140	35.53	+52.17
29	和歌山市	140	35.53
30	大分市	132	33.5	-72.21
31	奈良市	113	28.68	-86.67
32	北九州市	99	25.13	-9.174
33	浜松市	96	24.37	+84.62
34	徳島市	96	24.37
35	高松市	91	23.1	+193.5
36	長野市	82	20.81	+24.24
37	川崎市	82	20.81
38	津市	75	19.04	-87.27
39	福岡市	67	17.01	-21.18
40	相模原市	66	16.75
41	熊本市	50	12.69	-80
42	名古屋市	49	12.44	-94.3
43	前橋市	47	11.93	-93.58
44	金沢市	46	11.68
45	盛岡市	46	11.68	-89
46	東京都区部	36	9.137
47	青森市	14	3.553	-89.78
48	鳥取市	0	0	-100
49	静岡市	0	0	-100
50	秋田市	0	0	-100
51	神戸市	0	0
52	千葉市	0	0	-100

2025年4月

降順昇順

	都市名	購入回数[回]	全国比	前年同月比[%]
	全国	0.04	100	+33.33
1	福井市	0.23	575	-11.54
2	松山市	0.12	300	+1100
3	富山市	0.08	200	+33.33
4	佐賀市	0.07	175	+40
5	仙台市	0.07	175	-30
6	松江市	0.06	150
7	長野市	0.05	125	+400
8	那覇市	0.05	125	+150
9	札幌市	0.05	125	-28.57
10	新潟市	0.05	125	-37.5
11	広島市	0.05	125	+25
12	山形市	0.05	125	+150
13	宮崎市	0.05	125
14	鹿児島市	0.04	100	-60
15	高松市	0.04	100	+300
16	福島市	0.04	100	+300
17	水戸市	0.04	100
18	横浜市	0.04	100	+33.33
19	大津市	0.04	100
20	大分市	0.04	100
21	長崎市	0.03	75	-66.67
22	徳島市	0.03	75
23	川崎市	0.03	75
24	岡山市	0.03	75	-72.73
25	宇都宮市	0.03	75	+200
26	さいたま市	0.03	75
27	金沢市	0.02	50
28	相模原市	0.02	50
29	熊本市	0.02	50	-60
30	奈良市	0.02	50	+100
31	大阪市	0.02	50
32	和歌山市	0.02	50
33	北九州市	0.02	50	-33.33
34	京都市	0.02	50
35	高知市	0.01	25	-75
36	青森市	0.01	25	-50
37	福岡市	0.01	25
38	盛岡市	0.01	25	-75
39	甲府市	0.01	25
40	浜松市	0.01	25
41	津市	0.01	25	-50
42	東京都区部	0.01	25
43	岐阜市	0.01	25	-50
44	山口市	0.01	25	-80
45	堺市	0.01	25	-66.67
46	名古屋市	0.01	25	-85.71
47	前橋市	0.01	25	-80
48	鳥取市	0	0	-100
49	静岡市	0	0	-100
50	秋田市	0	0	-100
51	神戸市	0	0
52	千葉市	0	0	-100

詳細なデータとグラフ

国公立中学校は基本的に授業料が無償であるため、世帯支出の主な内訳は教材費・制服・部活動費・PTA会費・修学旅行積立金などの「間接費用」となります。したがって支出額には、地域の学校活動の特性や家庭の教育熱、さらには支払いのタイミングが強く影響します。

2025年4月時点での全国平均は394円。この数字自体は大きくないものの、前年比+44.32%という急激な伸びが見られ、特に特定都市での支出が大きく引き上げている様子がうかがえます。これらの都市では1時的な教材購入や行事費の支払いが集中した可能性があります。

福井市（1971円）が全国トップ。前年から+66.61%と高水準の伸びを見せており、部活動や行事に対する積極的な投資がうかがえます。月間平均回数も0.23回と全国平均（0.04回）を大きく上回っており、継続的な支出が見られる地域です。
福島市（1415円）と仙台市（1392円）も上位に位置。福島市では前年同月比+1762%と異常な伸びを記録しており、行事費や制服費の1括支払いが集中したと考えられます。仙台市では比較的安定した増加（+11.99%）が見られ、定常的な教育投資が想定されます。
水戸市（1190円）、松山市（984円）、高知市（944円）も上位。松山市と高知市では前年から+83.58%、+1126%と急増しており、地方都市でも支出集中が顕著です。