語学月謝支出ランキング2025｜さいたま市が全国平均の4倍超で1位

2025年4月時点で、語学月謝の支出額が最も高いのはさいたま市（899円）で、熊本市や名古屋市が続きます。佐賀市や横浜市では前年比数倍の伸びを示し、語学教育への投資が急増しています。都市ごとに教育文化や受講頻度、支出額の傾向が異なり、全国的に語学習得への関心が広がっている様子が見て取れます。

語学月謝の月間支出ランキング（二人以上世帯）

2025年9月

降順昇順

	都市名	支出額[円]	全国比[%]	前年同月比[%]
	全国	199	100	-14.96
1	宇都宮市	4979	2502	+1576
2	新潟市	1461	734.2
3	長野市	688	345.7	+244
4	山形市	666	334.7	+3.738
5	神戸市	659	331.2
6	高知市	521	261.8	-4.753
7	川崎市	504	253.3	+888.2
8	仙台市	499	250.8	+961.7
9	金沢市	438	220.1	+268.1
10	高松市	409	205.5	+275.2
11	甲府市	355	178.4
12	鹿児島市	342	171.9	-25.97
13	浜松市	288	144.7	+85.81
14	岡山市	287	144.2	+1335
15	さいたま市	281	141.2	+73.46
16	東京都区部	271	136.2	-47.88
17	前橋市	255	128.1
18	松江市	230	115.6	+259.4
19	横浜市	218	109.5	+29.76
20	熊本市	199	100	-71.57
21	大阪市	182	91.46	+66.97
22	岐阜市	181	90.95	-51.86
23	山口市	161	80.9	+49.07
24	相模原市	128	64.32
25	津市	119	59.8	-62.7
26	青森市	107	53.77
27	千葉市	105	52.76
28	京都市	99	49.75	-44.07
29	北九州市	94	47.24
30	富山市	87	43.72
31	名古屋市	83	41.71	-38.06
32	静岡市	79	39.7	-72.08
33	奈良市	68	34.17	-5.556
34	長崎市	63	31.66
35	秋田市	58	29.15	-25.64
36	松山市	51	25.63	-50.49
37	大津市	47	23.62	-86.38
38	広島市	37	18.59	-80.11
39	佐賀市	30	15.08	-84.77
40	鳥取市	0	0	-100
41	那覇市	0	0	-100
42	福島市	0	0	-100
43	福岡市	0	0	-100
44	福井市	0	0	-100
45	盛岡市	0	0	-100
46	水戸市	0	0	-100
47	札幌市	0	0
48	徳島市	0	0	-100
49	宮崎市	0	0	-100
50	大分市	0	0
51	堺市	0	0	-100
52	和歌山市	0	0	-100

月間支出の推移

世帯当りの月間購入回数

2025年9月

降順昇順

	都市名	購入回数[回]	全国比	前年同月比[%]
	全国	0.02	100
1	神戸市	0.09	450
2	高松市	0.06	300	+500
3	新潟市	0.06	300
4	長野市	0.05	250	+150
5	金沢市	0.05	250	+400
6	鹿児島市	0.04	200	-33.33
7	宇都宮市	0.04	200	+300
8	高知市	0.03	150	-50
9	甲府市	0.03	150
10	熊本市	0.03	150
11	松江市	0.03	150
12	川崎市	0.03	150	+200
13	岡山市	0.03	150	+200
14	山形市	0.03	150	-50
15	前橋市	0.03	150
16	浜松市	0.02	100
17	横浜市	0.02	100
18	東京都区部	0.02	100	-50
19	岐阜市	0.02	100
20	仙台市	0.02	100	+100
21	さいたま市	0.02	100	+100
22	静岡市	0.01	50	-80
23	青森市	0.01	50
24	長崎市	0.01	50
25	秋田市	0.01	50
26	相模原市	0.01	50
27	津市	0.01	50	-50
28	松山市	0.01	50
29	広島市	0.01	50
30	山口市	0.01	50
31	富山市	0.01	50
32	奈良市	0.01	50
33	大阪市	0.01	50
34	大津市	0.01	50
35	名古屋市	0.01	50	-50
36	千葉市	0.01	50
37	北九州市	0.01	50
38	佐賀市	0.01	50	-50
39	京都市	0.01	50	-50
40	鳥取市	0	0	-100
41	那覇市	0	0	-100
42	福島市	0	0	-100
43	福岡市	0	0	-100
44	福井市	0	0	-100
45	盛岡市	0	0	-100
46	水戸市	0	0	-100
47	札幌市	0	0
48	徳島市	0	0	-100
49	宮崎市	0	0	-100
50	大分市	0	0
51	堺市	0	0	-100
52	和歌山市	0	0	-100

月間購入回数の推移

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カテゴリー

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教養娯楽月謝入場・観覧料諸会費ペット・園芸

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語学月謝の月間支出の現状と今後

語学月謝とは、英会話や中国語、フランス語など外国語の習得を目的とした教室やスクールに対して、毎月支払う授業料を指します。これは習い事の中でも「将来の進学・就職対策」や「国際的教養」の1環として位置づけられ、子どもから大人まで幅広く利用されています。特に都市部を中心にグローバル意識の高まりと共にニーズが拡大しています。

前年比の増減と急変動都市の考察

増加率が特に高い都市

佐賀市：+4720%（前年ほぼゼロだったと考えられる）
さいたま市：+141.7%
横浜市：+266.3%
東京都区部：+19.54%

1方、名古屋市は-32.28%と大幅減少しましたが、依然として全体では第3位に位置しており、過去からの積み重ねが大きいと考えられます。

増加の背景さいたま市や佐賀市、横浜市では、語学教育に対する家庭の投資が急激に高まっています。インバウンドや海外大学進学志向の高まり、また小学校での英語必修化など、教育制度の変化が支出増加の背景にある可能性があります。

語学月謝の利用頻度と地域的特性

月謝額だけでなく、月間の「購入回数」からも地域ごとの語学教育への関心度が見えてきます。

利用回数上位

さいたま市：0.12回（全国の6倍）
川崎市：0.07回
熊本市：0.06回
名古屋市・横浜市など：0.03回

頻度で突出しているのはさいたま市で、全国平均の6倍。これは家庭内で複数人が語学教室に通っている可能性や、短期集中型スクールが複数あるといった地域事情が考えられます。

回数増加率

さいたま市：+300%
名古屋市：+200%（金額は減っても頻度は増）
横浜市・広島市：+50%

金額の変動と回数の変動が必ずしも1致しないことから、単価の高いレッスンやグループ制、オンラインレッスンへの移行など、受講形態の多様化も読み取れます。

都市ごとの教育文化と語学意識の違い

大都市圏の特徴川崎市・東京都区部・横浜市などでは、英会話を中心とした「幼児からの語学教育」が文化として定着しており、親の国際志向が強い地域といえます。アクセスの良さ、教室の数、口コミや知人紹介による継続率の高さも支出を押し上げる要因です。

地方都市の急成長佐賀市や熊本市といった地方都市での急増は、過去に比べた教育意識の変化を示す兆候です。中学受験や海外進学を視野に入れた家庭が増えていると考えられ、全国的に語学教育が浸透してきている証拠といえるでしょう。