2025年 設備器具支出ランキング|都市別傾向と急増地域の背景分析

住宅設備

2025年4月の設備器具支出は全国平均4,352円で前年比+73.6%。横浜市・佐賀市・前橋市などでは支出が突出して高く、住宅設備更新や自治体支援の影響が考えられる。一方、京都市や甲府市は支出が減少。支出頻度は低く、突発的かつ高額な支出が特徴で、地域差が顕著に現れている。

設備器具の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国1996100-23.26
1松江市14040703.3+949.1
2北九州市10380519.8+368.2
3秋田市9476474.7+135.4
4新潟市8933447.5+364.3
5横浜市8572429.5+17.44
6岐阜市8467424.2+309.6
7広島市6946348+4757
8水戸市6828342.1+234.1
9山口市6507326+7.875
10長野市6227312+118.2
11山形市5537277.4+21200
12東京都区部5166258.8+303.6
13堺市4982249.6-67.41
14浜松市4893245.1
15盛岡市4816241.3+121.1
16札幌市4143207.6
17京都市4097205.3+140.2
18高松市3683184.5+111.3
19さいたま市3562178.5-83.58
20福井市3214161-7.829
21津市3086154.6-31.18
22福岡市3029151.8
23佐賀市2888144.7+1019
24前橋市2243112.4+703.9
25千葉市2089104.7-36.6
26福島市2054102.9+80.18
27宮崎市193196.74-39.14
28金沢市166983.62-93.8
29名古屋市156778.51-49.09
30岡山市130565.38-37.83
31静岡市102251.2-90.9
32奈良市95848
33相模原市95547.85-90.05
34徳島市46023.05-90.55
35大阪市45722.9+124
36川崎市44022.04-87.5
37甲府市32616.33-90.1
38大津市26813.43-92.36
39那覇市1728.617-75.36
40長崎市1296.463
41宇都宮市1286.413-80.66
42鳥取市1025.11-91.66
43大分市944.709+1075
44鹿児島市864.309
45松山市723.607-99.22
46富山市572.856-88.95
47熊本市301.503
48高知市00-100
49青森市00-100
50神戸市00-100
51和歌山市00
52仙台市00-100

月間支出の推移

設備器具の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.02100
1浜松市0.06300
2津市0.06300+100
3松江市0.05250+400
4新潟市0.05250+25
5宮崎市0.04200+33.33
6名古屋市0.04200+300
7千葉市0.04200+33.33
8高松市0.03150+200
9秋田市0.03150
10盛岡市0.03150
11甲府市0.03150+50
12水戸市0.03150-25
13徳島市0.03150-25
14広島市0.03150+200
15岐阜市0.03150
16奈良市0.03150
17北九州市0.03150
18鳥取市0.02100-50
19長野市0.02100-33.33
20那覇市0.02100+100
21福島市0.02100-33.33
22福岡市0.02100
23東京都区部0.02100+100
24札幌市0.02100
25富山市0.02100+100
26大阪市0.02100
27大津市0.02100
28堺市0.02100-33.33
29さいたま市0.02100-71.43
30鹿児島市0.0150
31静岡市0.0150-75
32長崎市0.0150
33金沢市0.0150-66.67
34福井市0.0150
35相模原市0.0150-75
36熊本市0.0150
37横浜市0.0150-80
38松山市0.0150-50
39川崎市0.0150-66.67
40岡山市0.0150-80
41山形市0.0150
42山口市0.0150-80
43宇都宮市0.0150-75
44大分市0.0150
45前橋市0.0150
46佐賀市0.0150
47京都市0.0150
48高知市00-100
49青森市00-100
50神戸市00-100
51和歌山市00
52仙台市00-100

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

設備器具の月間支出の現状と今後

「設備器具」は、住宅に固定されて設置される器具、たとえば給湯器、換気扇、照明器具、ビルトインIHや浄水装置などを含むカテゴリです。単価が高く、購入頻度は極めて低いものの、支出が発生する場合は1度に数万円以上となることが1般的です。

2025年4月時点での全国平均は4,352円と、前年同月比で+73.59%の大幅な増加が見られています。


支出額トップ都市の動向と特徴

上位10都市(支出額順)

順位 都市名 支出額(円) 前年比
1位 横浜市 20,900円 +174.1%
2位 佐賀市 19,590円 ※不明(高水準)
3位 前橋市 10,860円 +2068%
4位 和歌山市 9,390円 +4055%
5位 宮崎市 7,469円 +1323%
6位 堺市 7,029円 ※不明
7位 松山市 6,556円 +101.2%
8位 千葉市 5,812円 ※平均上位
9位 京都市 5,440円 -46.15%
10位 甲府市 5,313円 -55.34%

特に横浜市、佐賀市、前橋市、和歌山市は、他都市の2〜5倍もの支出を記録しており、住宅設備の1斉更新、災害後の設備入れ替え、または自治体の補助金による支出刺激の可能性が考えられます。

和歌山市の+4055%や前橋市の+2068%といった急増ぶりは、前年の支出が極めて小さかった反動も加味されていると推察されます。


購入頻度から見える購買スタイル

平均回数上位の都市

  • 千葉市:0.06回

  • 横浜市・佐賀市:各0.05回

  • 高松市:0.04回

  • 秋田市・相模原市・松山市・宮崎市・大分市:各0.03回

全国平均が0.02回であることから、設備器具の購入はほとんどの家庭で月に1度あるかないかという極めて低頻度な支出項目です。しかし、横浜市や佐賀市では支出額も高く、購入頻度もわずかに上昇しており、突発的な故障対応やリフォームによる需要が1部家庭で集中して発生したことがうかがえます。


支出が急増・減少した地域の要因

急増都市

  • 前橋市・和歌山市・宮崎市・松山市これらの地域では、長期的な設備更新タイミングの重なり、あるいは地方自治体による補助金施策や住宅環境改善事業の影響が考えられます。

減少都市

  • 京都市(-46.15%)、甲府市(-55.34%)逆に、前年に1時的な高支出があった反動、または買い替えサイクルが終わったことにより支出が減少したとみられます。


住宅設備需要と今後の展望

日本の住宅事情は、老朽化や自然災害、環境配慮による設備更新ニーズが高まっており、設備器具に関しても今後は省エネ製品へのシフトが進むでしょう。さらに、補助金・助成制度の活用により、高額設備の導入が促進される地域も出てくると考えられます。

その意味で、今回のデータは都市ごとの生活水準・住宅政策の違いを色濃く反映しており、特定の都市で突発的な支出が生じる背景には、政策的支援や住宅事情の変化が深く関わっているといえます。


まとめ

設備器具の支出は、全体的に大きく上昇傾向にありますが、その内訳は都市ごとに大きな差があります。横浜市や佐賀市では高額な設備投資が集中し、前橋市や和歌山市では急激な増加が目立ちます。1方、支出の頻度は極めて少なく、計画的な1括購入の傾向が見られます。今後の住宅政策や補助制度の影響によって、地域ごとの格差がさらに広がる可能性もあります。

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