腕時計支出が急増!名古屋・札幌が上位の都市別ランキングを解説

身の回り・諸雑費

2025年4月の腕時計支出は全国平均98円で前年比+250%。名古屋市や札幌市などでは高額購入が平均を押し上げ、特に札幌は+4186%と急増。購入頻度は全国で月0.01回と極めて少なく、耐久財としての特徴が表れている。スマートウォッチ需要の増加や贈答用ニーズが背景にある。

腕時計の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年5月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国88100+87.23
1高松市864981.8+1294
2水戸市836950+80.56
3新潟市791898.9
4広島市387439.8
5甲府市286325+20.17
6山形市221251.1
7浜松市213242+1836
8秋田市209237.5
9長野市93105.7+287.5
10前橋市8192.05-84.06
11盛岡市7686.36-63.81
12東京都区部5259.09-14.75
13さいたま市3539.77
14静岡市3034.09
15札幌市2730.68
16神戸市2629.55
17横浜市2427.27-81.54
18大津市2427.27
19松江市2326.14
20宇都宮市2326.14+475
21岐阜市1415.91
22大阪市55.682-92.75
23鹿児島市00-100
24鳥取市00
25高知市00
26青森市00-100
27長崎市00-100
28金沢市00
29那覇市00-100
30福島市00
31福岡市00-100
32福井市00-100
33相模原市00-100
34熊本市00
35津市00
36松山市00-100
37徳島市00
38川崎市00
39岡山市00-100
40山口市00
41富山市00-100
42宮崎市00-100
43奈良市00
44大分市00-100
45堺市00-100
46和歌山市00
47名古屋市00
48千葉市00-100
49北九州市00
50佐賀市00-100
51仙台市00
52京都市00

月間支出の推移

腕時計の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年5月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.01100
1山形市0.06600
2盛岡市0.04400+100
3広島市0.04400
4前橋市0.03300+50
5静岡市0.02200
6秋田市0.02200
7甲府市0.02200-33.33
8浜松市0.02200+100
9水戸市0.02200+100
10東京都区部0.02200
11新潟市0.02200
12さいたま市0.02200
13高松市0.01100-50
14長野市0.01100
15神戸市0.01100
16横浜市0.01100-50
17松江市0.01100
18札幌市0.01100
19岐阜市0.01100
20宇都宮市0.01100
21大阪市0.01100
22大津市0.01100
23鹿児島市00-100
24鳥取市00
25高知市00
26青森市00-100
27長崎市00-100
28金沢市00
29那覇市00-100
30福島市00
31福岡市00-100
32福井市00-100
33相模原市00-100
34熊本市00
35津市00
36松山市00-100
37徳島市00
38川崎市00
39岡山市00-100
40山口市00
41富山市00-100
42宮崎市00-100
43奈良市00
44大分市00-100
45堺市00-100
46和歌山市00
47名古屋市00
48千葉市00-100
49北九州市00
50佐賀市00-100
51仙台市00
52京都市00

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

腕時計の月間支出の現状と今後

2025年4月時点の日本全体の世帯あたりの腕時計月間支出は98円で、前年同月比で+250%の急増が見られました。腕時計は耐久消費財であり、購入頻度が極めて低いため、わずかな購入でも平均支出額に大きな影響を与えるのが特徴です。また、アクセサリーや服飾品としての機能を超え、スマートウォッチのような実用的かつデジタルガジェットとしての需要も近年は注目されています。


支出額上位都市の特徴と動向

今回のデータで支出額が突出していたのは以下の都市です:

  • 名古屋市:749円(+2575%)

  • 札幌市:600円(+4186%)

  • 前橋市:599円

  • 横浜市:514円(+834.5%)

  • 千葉市:361円

これらの都市では、いずれも前年と比べて非常に大きな増加率を示しており、特定の月に高価格帯の腕時計が1部世帯で購入されたことによって全体の支出が跳ね上がったと見られます。特に札幌市や名古屋市など大都市圏では、時計専門店や百貨店での販促イベント、限定モデルの販売などが影響している可能性もあります。


低支出都市とその背景

1方で、支出が低かったのは以下の都市です:

  • 相模原市:44円(+780%)

  • 熊本市:36円

支出額が少ないということは、月間で腕時計を購入した世帯がほとんど存在しなかったことを示しており、これらの地域ではまだ1部消費にとどまっている可能性が高いです。また、スマートフォンによる「時間確認」が常態化しており、腕時計の実用価値が下がったことも要因と考えられます。


購入回数に見る腕時計の位置づけ

月間の購入回数を見ると、全国平均はわずか0.01回/月と極めて少なく、年に1回も購入しない世帯がほとんどです。やや高めの地域は以下の通り:

  • 名古屋市:0.03回

  • 熊本市・横浜市・新潟市:0.02回

つまり、「たまたま購入した世帯が平均を大きく動かす」消費項目であり、毎月安定して支出される生活必需品とは異なるカテゴリーであることが明白です。


腕時計購入の社会的背景と今後の展望

近年の腕時計購入には、次のような社会的要因が関係しています:

  1. スマートウォッチの普及

    • Apple Watch や Fitbit などの機能型腕時計が、従来の時計市場を牽引。

  2. リユース市場の成長

    • 高級時計の中古需要が拡大し、ヤフオクやメルカリでの流通が活発化。

  3. 記念品・贈答品としての役割

    • 就職祝いや退職記念など、儀礼的需要が都市部で集中する傾向。

また、近年では「ファッション小物」としての需要よりも、「デジタル端末」としての価値が増しており、今後の支出動向もスマートウォッチの販売戦略次第で大きく左右されると予想されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました