昆布支出ランキング|青森・富山が上位、地域別消費傾向を解説

乾物・大豆

昆布の月間支出は全国平均53円。青森市が140円で首位、購入頻度も0.52回と全国の3倍以上。関西や北陸でも高支出都市が並び、出汁文化の根強さが反映されている。一方、全国的には支出額・購入回数とも減少傾向。和食回帰の影響で一部都市では支出が大きく伸びている。

昆布の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国46100+4.545
1鹿児島市123267.4+151
2京都市118256.5+247.1
3福井市107232.6+0.943
4秋田市99215.2+39.44
5山形市92200+27.78
6那覇市87189.1+50
7北九州市87189.1+155.9
8大阪市84182.6+154.5
9青森市73158.7-15.12
10福島市69150+91.67
11宇都宮市68147.8+65.85
12名古屋市66143.5+15.79
13仙台市66143.5+187
14長野市63137+117.2
15高松市61132.6+64.86
16金沢市57123.9+29.55
17富山市56121.7-60
18福岡市54117.4
19岐阜市54117.4+157.1
20長崎市53115.2-31.17
21盛岡市53115.2-11.67
22浜松市53115.2-5.357
23東京都区部53115.2+17.78
24徳島市53115.2+1.923
25高知市49106.5+96
26相模原市4393.48-17.31
27横浜市4393.48-28.33
28川崎市4291.3-30
29佐賀市4291.3-34.38
30堺市4189.13-45.33
31鳥取市4086.96+5.263
32熊本市4086.96+135.3
33奈良市4086.96+14.29
34静岡市3473.91-24.44
35神戸市3473.91-59.04
36松江市3473.91+13.33
37前橋市3473.91+88.89
38山口市3371.74-58.23
39水戸市3269.57-13.51
40大津市3269.57-45.76
41津市2860.87-46.15
42札幌市2860.87+180
43新潟市2860.87-28.21
44千葉市2758.7+28.57
45和歌山市2554.35-37.5
46甲府市2452.17+71.43
47岡山市2350-25.81
48大分市2247.83+120
49松山市2145.65-43.24
50さいたま市2043.48-62.96
51広島市1941.3-44.12
52宮崎市1430.43-30

月間支出の推移

昆布の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.14100
1福井市0.3214.3
2青森市0.29207.1+11.54
3山形市0.28200
4那覇市0.26185.7+73.33
5秋田市0.21150-27.59
6福島市0.21150+40
7盛岡市0.2142.9-25.93
8宇都宮市0.2142.9+66.67
9仙台市0.2142.9+66.67
10長崎市0.19135.7-20.83
11金沢市0.19135.7+18.75
12福岡市0.19135.7+90
13京都市0.19135.7+26.67
14横浜市0.18128.6+5.882
15北九州市0.18128.6+28.57
16鹿児島市0.17121.4+30.77
17川崎市0.17121.4+13.33
18大阪市0.17121.4+21.43
19高松市0.16114.3+23.08
20富山市0.16114.3-54.29
21奈良市0.16114.3+77.78
22静岡市0.15107.1+36.36
23長野市0.14100+40
24浜松市0.14100
25名古屋市0.14100+27.27
26高知市0.1392.86+85.71
27神戸市0.1392.86-48
28熊本市0.1392.86+44.44
29東京都区部0.1392.86+18.18
30新潟市0.1392.86-13.33
31堺市0.1392.86-31.58
32津市0.1285.71-14.29
33徳島市0.1285.71-36.84
34大津市0.1285.71-20
35松江市0.1178.57-8.333
36札幌市0.1178.57+175
37山口市0.1178.57-42.11
38大分市0.1178.57+175
39佐賀市0.1178.57-8.333
40相模原市0.171.43-9.091
41水戸市0.171.43-37.5
42岡山市0.171.43-33.33
43岐阜市0.171.43+11.11
44鳥取市0.0964.29-35.71
45甲府市0.0857.14+14.29
46松山市0.0857.14-46.67
47広島市0.0857.14-50
48和歌山市0.0857.14-52.94
49千葉市0.0750-12.5
50前橋市0.0750-22.22
51さいたま市0.0642.86-68.42
52宮崎市0.0535.71-37.5

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

昆布の月間支出の現状と今後

昆布(こんぶ)は日本の食文化に欠かせない海藻であり、出汁や煮物、佃煮など幅広く使われています。保存性が高く、家庭での備蓄にも適しているため、地域や世代によって消費の仕方や頻度に違いが出やすい食材のひとつです。


支出額の上位都市 ― 青森・富山・長崎の傾向

2025年4月の全国平均支出は53円。中でも青森市(140円)が突出しており、購入回数0.52回と全国平均(0.15回)の3倍以上です。これは、東北地域での出汁文化の根強さや、寒冷地での保存食品としての昆布の重要性が背景にあります。富山市(114円)は前年から35.6%減少しているものの、依然として支出額は高く、昆布消費が日常的である様子が伺えます。長崎市(100円)も前年比+37%と大幅に増加しており、9州でも昆布が広く使われている実態が見て取れます。


近畿・中部地方の特徴 ― 堺市・新潟市・金沢市など

堺市(90円)神戸市(77円)などの近畿地方、新潟市(87円)金沢市(77円)など北陸地方も支出が高い傾向です。これはいずれの地域でも出汁を多用する食文化が根強く、特に関西では昆布出汁が1般的なため、日常の食事に不可欠な存在となっています。新潟市の前年比+171.9%、神戸市の+120%は、家庭内調理の回帰や和食需要の再評価も1因と考えられます。


購入回数と消費習慣の差異

購入回数の全国平均は0.15回ですが、青森市(0.52回)長崎市(0.34回)など、支出額上位の都市では回数も高い傾向があります。これは、単価の高い高級昆布の利用というよりも、日常使いされていることの証左です。1方、金沢市(0.28回)神戸市(0.28回)などでは支出額と回数がバランスしており、家庭の料理頻度が高い可能性が示唆されます。富山市のように支出額は高いが回数は0.29回と変化がない場合は、単価の高い昆布の購入や1度にまとめ買いする傾向があるとも解釈できます。


前年比の動きと今後の展望

全国平均は前年比で-3.6%(支出額)-11.76%(購入回数)と全体としては減少傾向にあります。これは、昆布の価格高騰や簡便調理の浸透による「出汁離れ」が背景にあるかもしれません。しかし1方で、静岡市(+225%)神戸市(+120%)などでは著しい増加が見られ、健康志向や和食回帰といった消費スタイルの変化が局所的に反映されています。

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