畳替え代の地域別価格と今後の動向:全国平均や高騰の背景を解説

住宅工事費

2025年5月の畳替え代の全国平均は9,882円/枚。横浜は13,480円で前年比53.13%増と大幅上昇。新潟や名古屋、相模原も高価格帯で安定。福岡は8.1%増で需要増加が顕著。職人不足や資材高騰が価格上昇の主因であり、今後も和室リフォーム需要で価格変動が続く見通し。

都市別の畳替え代1枚の相場価格

2025年5月
降順昇順
都市最新値[円]前年同月比[%]
平均10000+4.577
1八戸18000+28.57
2宮崎15200+25.62
3甲府14190
4青森13480+8.889
5横浜13480+53.13
6前橋13400+30.1
7豊橋12980
8小山12980
9新潟12650
1012100
11日立12100
12府中12100
13福井12000+38.57
14松本12000
15名古屋11990
16相模原11700+2.183
17神戸11400
18山形11350
19福島11240+7.56
20徳島11100+6.833
21川崎11030
22熊谷11000+11.11
23東大阪11000+66.67
24所沢11000+11.11
25富士11000
2611000
27今治11000
28さいたま10890
29和歌山10780
30西宮10480
31立川10450
32川口10450
33宇部10400
34那覇10250+1.737
35静岡10200
36福岡10200+8.108
37仙台10130+4.006
38浜松10120+3.795
39大津10090
40福山10000-38.16
41宇都宮9940+18.12
42高松9930
43鹿児島9900
44山口9900
45佐世保9900
46盛岡9826+12.61
47姫路9800
48鳥取9774
49金沢9675
50長野9555+3.802
51奈良9500+4.972
52東京都区部9439+1.179
53大分9400+42.42
54京都9400
55長岡9350
56郡山9350+28.08
57熊本9350
58函館9350+6.25
59浦安9000
60富山8650
61松江8525
62大阪8345
63千葉8240
64長崎8238+1.855
65岐阜8235+3.455
66旭川8000+3.896
67北九州7975
68秋田7950
69藤沢7700
70枚方7700
71松山7700
72札幌7225-36.34
73高知6750
74佐賀6750
75水戸6580
76松阪6500+18.18
77広島6185+2.486
78岡山6050
79八王子6050
805800+4.977
81伊丹5800
畳替え代1枚

システム住宅工事費家具

詳細なデータとグラフ

畳替え代の現状と今後

2025年5月時点の畳替え代の全国平均は1枚あたり9,882円である。畳替え費用は畳の種類、施工の難易度、畳床の状態、地域の施工業者の賃金水準などによって変動する。和室文化が根強い地域や都市部では需要の違いから価格差が生じやすい。


横浜市の高騰と特徴

横浜市は13,480円/枚と全国で最も高額で、前年同月比で+53.13%の大幅な増加を記録。これは都市部での職人不足、資材費の高騰、さらに高級畳材の需要増が重なった結果と考えられる。また、住宅のリノベーション需要の増加により、質の高い施工が求められているため価格が押し上げられている。


新潟・名古屋・相模原の高価格帯

新潟市(12,650円)、名古屋市(11,990円)、相模原市(11,700円)は比較的高い価格帯を維持。これらの地域は伝統的に和室が多く、畳替え需要が安定しているほか、施工業者の技術力向上が価格に反映されている。また、相模原は前年同月比+2.183%の穏やかな増加で、市場の安定感を示す。


神戸・川崎・堺など中規模都市の傾向

神戸(11,400円)、川崎(11,030円)、堺(11,000円)などは平均を上回るが横浜ほどの急激な価格上昇は見られない。これらの都市ではリフォーム市場の成熟とともに職人確保や材料調達が比較的安定しており、価格は徐々に上昇傾向にある。


さいたま・静岡・福岡の動き

さいたま市(10,890円)、静岡市(10,200円)、福岡市(10,200円)は全国平均をやや上回る水準。福岡市は前年同月比で+8.108%の増加と高めの伸び率を示し、都市開発に伴う住宅リフォーム需要の増加が影響している。さいたまや静岡も安定した需要を背景にゆるやかな価格上昇を見せている。


畳替え代価格の推移背景と今後の展望

畳替え代の価格変動には職人不足や資材価格上昇の影響が大きい。特に都市圏での高級材需要増加が価格を押し上げている。今後も和室のリフォーム需要が継続すると予想され、技術継承と材料価格の動向が価格の鍵となるだろう。

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