整骨・鍼灸院治療代の都市別支出ランキング2025｜地域別の利用動向と増減分析

2025年4月時点で整骨・鍼灸院治療代の全国平均支出は284円、前年から20.85%増加。横浜市や相模原市、岡山市が支出上位で、岡山市は前年から約460%増と急伸。購入回数も大阪市や相模原市で大幅増加し、水戸市は950%増加。京都市など一部都市は減少傾向。地域差と利用頻度の格差是正が今後の課題となる。

整骨・鍼灸院治療代の月間支出ランキング（二人以上世帯）

2025年4月

降順昇順

	都市名	支出額[円]	全国比[%]	前年同月比[%]
	全国	284	100	+20.85
1	横浜市	795	279.9	+154
2	相模原市	739	260.2	+89.49
3	岡山市	739	260.2	+459.8
4	高松市	729	256.7	+103.6
5	神戸市	728	256.3	+114.7
6	東京都区部	559	196.8	+21
7	大阪市	444	156.3	+228.9
8	京都市	432	152.1	-57.69
9	浜松市	390	137.3	-38.29
10	福島市	372	131	+402.7
11	大津市	336	118.3
12	岐阜市	334	117.6	+147.4
13	札幌市	322	113.4	+705
14	さいたま市	321	113	-6.957
15	新潟市	300	105.6	+49.25
16	徳島市	297	104.6	-2.623
17	奈良市	297	104.6	-52.93
18	名古屋市	282	99.3	+73.01
19	盛岡市	281	98.94	-23.64
20	松山市	261	91.9
21	青森市	241	84.86	+630.3
22	水戸市	229	80.63	+281.7
23	長野市	227	79.93	-30.79
24	高知市	221	77.82	+1600
25	富山市	212	74.65	+35.03
26	熊本市	210	73.94	+53.28
27	松江市	200	70.42	+334.8
28	仙台市	184	64.79	-69.44
29	長崎市	173	60.92	-37.32
30	福岡市	171	60.21	-37.59
31	那覇市	161	56.69	+42.48
32	津市	158	55.63	+305.1
33	広島市	151	53.17	+5.594
34	宮崎市	151	53.17	-24.88
35	和歌山市	144	50.7	-52.63
36	甲府市	143	50.35	+17.21
37	前橋市	133	46.83	+7.258
38	山口市	122	42.96	+60.53
39	川崎市	121	42.61	-83.95
40	山形市	120	42.25	+6.195
41	堺市	113	39.79	-72.37
42	鹿児島市	94	33.1	-54.37
43	大分市	59	20.77	-76.02
44	福井市	58	20.42	-51.67
45	北九州市	49	17.25	-92.97
46	静岡市	45	15.85	-70
47	佐賀市	27	9.507	-90.11
48	宇都宮市	21	7.394	-93.97
49	金沢市	19	6.69	-53.66
50	秋田市	14	4.93	-84.27
51	鳥取市	0	0	-100
52	千葉市	0	0	-100

月間支出の推移

世帯当りの月間購入回数

2025年4月

降順昇順

	都市名	購入回数[回]	全国比	前年同月比[%]
	全国	0.16	100	+6.667
1	大阪市	0.62	387.5	+129.6
2	相模原市	0.44	275	+158.8
3	京都市	0.35	218.8	-28.57
4	富山市	0.33	206.3	+73.68
5	さいたま市	0.32	200	+128.6
6	横浜市	0.29	181.3	+38.1
7	岡山市	0.29	181.3	+480
8	和歌山市	0.22	137.5	-24.14
9	水戸市	0.21	131.3	+950
10	名古屋市	0.21	131.3	+110
11	津市	0.2	125	+900
12	新潟市	0.2	125	-20
13	神戸市	0.19	118.8	-29.63
14	徳島市	0.17	106.3	+88.89
15	長崎市	0.16	100	-64.44
16	熊本市	0.15	93.75	-11.76
17	宮崎市	0.15	93.75	+114.3
18	福岡市	0.14	87.5	-30
19	奈良市	0.14	87.5
20	大津市	0.14	87.5
21	盛岡市	0.13	81.25	-53.57
22	浜松市	0.13	81.25	+18.18
23	東京都区部	0.13	81.25	-48
24	青森市	0.12	75	+33.33
25	那覇市	0.12	75	+33.33
26	福島市	0.12	75	+1100
27	堺市	0.11	68.75	-56
28	高松市	0.1	62.5	-65.52
29	広島市	0.1	62.5	+66.67
30	川崎市	0.1	62.5	-47.37
31	仙台市	0.1	62.5	-33.33
32	静岡市	0.09	56.25	-60.87
33	山口市	0.09	56.25	+80
34	鹿児島市	0.08	50	-11.11
35	長野市	0.08	50	-63.64
36	宇都宮市	0.08	50	-42.86
37	福井市	0.07	43.75	-66.67
38	松山市	0.07	43.75
39	高知市	0.06	37.5	-14.29
40	甲府市	0.06	37.5	-60
41	山形市	0.06	37.5	+50
42	松江市	0.05	31.25	+400
43	岐阜市	0.05	31.25	-16.67
44	北九州市	0.05	31.25	-85.29
45	前橋市	0.05	31.25	+150
46	金沢市	0.03	18.75	-25
47	秋田市	0.03	18.75	-80
48	佐賀市	0.03	18.75	-88.89
49	札幌市	0.02	12.5	-75
50	大分市	0.02	12.5	-81.82
51	鳥取市	0	0	-100
52	千葉市	0	0	-100

月間購入回数の推移

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整骨・鍼灸院治療代の月間支出の現状と今後

2025年4月時点での整骨・鍼灸院治療代の全国平均は284円となっています。前年同月と比較すると20.85%の増加を示し、整体・鍼灸治療への関心や利用頻度が徐々に高まっていることが読み取れます。健康志向の高まりや慢性的な腰痛・肩こりの増加、またコロナ禍後の体調管理ニーズの高まりが背景にあると考えられます。

支出が高い都市の特徴

横浜市（795円）、相模原市（739円）、岡山市（739円）、高松市（729円）、神戸市（728円）が支出額の上位を占めています。これらの都市は人口規模や都市機能の充実に加え、治療院の数が多いことや医療保険適用範囲内での利用が多いことが要因と考えられます。

特に岡山市は前年同月比で支出が459.8%増加し、福島市も402.7%増と著しい伸びを示しており、これらの地域では整骨・鍼灸の利用が急増していることがうかがえます。

治療代の購入回数と利用傾向

購入回数で見ると全国平均は0.16回ですが、大阪市は0.62回と最も高く、相模原市0.44回、京都市0.35回、富山市0.33回など利用頻度の高い都市が並びます。大阪市の大幅増（+129.6%）や相模原市の+158.8%など回数増加率も大きく、都市部を中心に治療院利用が活発化しています。

また、水戸市は購入回数が前年同月比で950%増加し、岡山市の480%増と併せて特定地域での急激なニーズ拡大が目立ちます。

減少傾向の都市と背景

京都市と浜松市は支出、購入回数ともに減少傾向（支出-57.69%、購入回数-28.57%および-38.29%）であり、1部地域では需要が縮小している可能性があります。これは地域の医療環境変化や他の治療法の選択肢増加、コスト面の調整が影響しているかもしれません。

今後の展望と課題

整体や鍼灸治療は今後も高齢化社会に伴う慢性疾患対策として重要視されるため、支出や利用回数の増加傾向は続くと予想されます。地域差を縮小し、治療の質とアクセスを均等化することが今後の課題です。また、保険適用範囲の見直しや適正利用促進も必要でしょう。