一般家具支出が10倍超に急増?徳島市など都市別ランキング解説

一般家具

2025年4月時点の一般家具支出で、徳島市が5504円と全国平均の10倍超を記録。他に金沢市や相模原市なども高く、地方都市でも支出増が顕著。水戸市では前年比+1772%と急増し、大分市では購入頻度も全国最高。都市ごとに家具購入の文化やタイミングに差が見られた。

一般家具の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年5月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国505100+2.227
1仙台市60211192+3172
2岡山市3593711.5+160.7
3甲府市3556704.2
4千葉市2716537.8+2.723
5さいたま市1878371.9+1778
6岐阜市1421281.4+1266
7神戸市1309259.2+77.85
8名古屋市1305258.4+681.4
9広島市1190235.6
10東京都区部1054208.7+42.63
11浜松市861170.5+365.4
12堺市816161.6-79.27
13宇都宮市623123.4+338.7
14長野市536106.1-37.09
15徳島市44387.72+1036
16福岡市38375.84-7.711
17山形市35670.5+129.7
18松山市28155.64+368.3
19大分市27855.05
20横浜市26853.07-65.9
21那覇市26151.68+33.16
22富山市24548.51+65.54
23金沢市22344.16+88.98
24水戸市22243.96+2367
25大阪市21342.18
26奈良市20540.59+876.2
27札幌市19137.82+582.1
28佐賀市16031.68+86.05
29青森市14428.51+94.59
30和歌山市9819.41-67.11
31川崎市9719.21
32新潟市9017.82+592.3
33盛岡市8516.83-93.76
34高松市7514.85-45.26
35熊本市6011.88-84.81
36福井市5410.69+200
37長崎市5110.1+142.9
38前橋市407.921-93.87
39鹿児島市265.149-97.6
40鳥取市00-100
41高知市00-100
42静岡市00-100
43秋田市00-100
44福島市00-100
45相模原市00-100
46津市00-100
47松江市00-100
48山口市00-100
49宮崎市00
50大津市00-100
51北九州市00-100
52京都市00

月間支出の推移

一般家具の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年5月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.03100
1仙台市0.21700+600
2長野市0.05166.7
3浜松市0.05166.7
4大分市0.05166.7
5さいたま市0.05166.7+150
6甲府市0.04133.3
7東京都区部0.04133.3-20
8広島市0.04133.3
9宇都宮市0.04133.3+33.33
10那覇市0.03100+200
11神戸市0.03100+50
12水戸市0.03100+200
13徳島市0.03100+200
14岐阜市0.03100
15奈良市0.03100+200
16大阪市0.03100
17和歌山市0.03100-25
18千葉市0.03100
19佐賀市0.03100
20福岡市0.0266.67+100
21松山市0.0266.67
22札幌市0.0266.67+100
23岡山市0.0266.67
24山形市0.0266.67
25富山市0.0266.67
26堺市0.0266.67-33.33
27名古屋市0.0266.67-50
28鹿児島市0.0133.33-75
29高松市0.0133.33-50
30青森市0.0133.33-50
31長崎市0.0133.33-50
32金沢市0.0133.33
33福井市0.0133.33
34盛岡市0.0133.33-66.67
35熊本市0.0133.33-66.67
36横浜市0.0133.33-92.86
37新潟市0.0133.33
38川崎市0.0133.33
39前橋市0.0133.33-75
40鳥取市00-100
41高知市00-100
42静岡市00-100
43秋田市00-100
44福島市00-100
45相模原市00-100
46津市00-100
47松江市00-100
48山口市00-100
49宮崎市00
50大津市00-100
51北九州市00-100
52京都市00

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

一般家具の月間支出の現状と今後

1般家具とは、ベッド、テーブル、椅子、タンス、棚などの日常生活において必要不可欠な家庭用家具を指します。これらの支出は、引っ越しや新生活の開始、ライフスタイルの変化、さらには災害や破損など様々な要因によって大きく変動します。特に、近年の在宅生活の増加や物価高、ライフスタイルの見直しにより、家具への投資意欲が高まっていると推察されます。


徳島市 – 群を抜く支出額とその背景

2025年4月時点で、徳島市の1般家具支出は5504円と、全国平均の544円を大幅に上回り、前年比531.2%増という異例の増加率を示しました。これは、特定の月に大型家具の買い替え需要が集中した可能性が高く、例えば家具量販店のセール、住居再整備、世帯の高齢化対応などが考えられます。


金沢市・相模原市 – 継続的な家具購入傾向

金沢市(2131円)相模原市(2094円)も高い支出額を記録しており、それぞれ前年比+109.5%、+546.3%という増加率です。金沢市は伝統工芸や和モダン家具など地元産品の購買が1定の需要を保っていること、相模原市は東京近郊の都市として新築・賃貸物件の入居が多い点が背景にあると考えられます。


中堅都市の支出動向 – 津市、高知市、水戸市

津市(1920円)、高知市(1508円)、水戸市(1423円)はいずれも前年から150〜190%以上の増加を記録しており、特に水戸市は+1772%と急増しました。これは前年にほとんど支出がなかったことも1因ですが、突発的な需要(自然災害後の買い替えや市内大型商業施設の開店など)も要因として考えられます。


大分市・熊本市・松江市など地方都市の高水準支出

大分市(1253円)購入回数でも0.09回と全国で最も高く、前年比+143.3%の増加を示しています。家具を分散して購入する傾向が見られ、支出の均1性が想定されます。松江市(1030円)熊本市(1178円)も支出額と購入頻度の両面で高い水準にあり、地方都市であっても家具への投資意識が強まっていることがわかります。


購入頻度から見る都市の特性

全国平均の購入回数は0.02回と非常に少ない中で、大分(0.09回)、高知(0.07回)、金沢・松江・京都(0.06回)などの都市は明確に高くなっています。これは計画的に家具を更新する文化や、地域特有の住宅事情(和室から洋室への移行など)が影響している可能性があります。


今後の動向と地域差の要因

今後も、家具の購入はライフイベントや都市政策、地域経済の動向に強く左右されると考えられます。新築住宅の着工件数、若年層の移住政策、高齢者のバリアフリー対応、気候災害後の生活再建支出などが、都市ごとの家具支出を左右する重要な要素です。今回のような大きな変動が見られた都市では、翌月以降の推移にも注目すべきです。

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