室内装飾品の都市別支出ランキングと地域ごとの特徴【2025年版】

室内装備

2025年4月時点での室内装飾品の月間支出は全国平均109円。松江市が702円で最も高く、横浜市や岡山市なども上位に。盛岡市や松山市では前年比数百~数千%の増加が見られ、一部世帯の特異な購入が平均値に影響。購入頻度は全体的に低く、個人の嗜好や地域特性が消費行動に強く現れる。

室内装飾品の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国88100+27.54
1新潟市449510.2
2山形市279317+745.5
3金沢市244277.3+510
4浜松市174197.7+480
5高知市167189.8+659.1
6高松市158179.5+1336
7福井市140159.1+13900
8長野市136154.5+223.8
9徳島市133151.1+87.32
10松山市131148.9+6450
11北九州市118134.1+22.92
12大津市93105.7+447.1
13前橋市8697.73+132.4
14熊本市7888.64+609.1
15盛岡市7382.95+121.2
16富山市6978.41+43.75
17札幌市6776.14+103
18秋田市6573.86+364.3
19福岡市5764.77-41.84
20鳥取市5663.64+460
21堺市5360.23+32.5
22仙台市5157.95-74.88
23水戸市4854.55-21.31
24長崎市4146.59-83.92
25さいたま市4045.45-71.63
26鹿児島市3640.91-12.2
27東京都区部3337.5+200
28宇都宮市2932.95+190
29京都市2932.95-79.29
30福島市2730.68-53.45
31岐阜市2326.14+130
32山口市2326.14-71.25
33広島市1921.59+35.71
34大分市1921.59-38.71
35横浜市1719.32-69.64
36松江市1618.18-94.03
37宮崎市1415.91-86.67
38甲府市1213.64-74.47
39川崎市1213.64-87.23
40青森市1112.5-84.51
41大阪市910.23-47.06
42那覇市89.091-46.67
43相模原市89.091+700
44和歌山市89.091-88.73
45佐賀市89.091-86.21
46静岡市77.955-92.63
47奈良市77.955-84.78
48津市66.818-95.83
49名古屋市44.545-99.38
50岡山市33.409-75
51千葉市11.136-96.97
52神戸市00-100

月間支出の推移

室内装飾品の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.06100+20
1高松市0.23383.3+360
2熊本市0.14233.3+180
3北九州市0.12200
4水戸市0.11183.3+37.5
5徳島市0.11183.3-15.38
6山形市0.11183.3+120
7浜松市0.1166.7+66.67
8大津市0.1166.7
9鹿児島市0.09150+50
10秋田市0.09150+125
11広島市0.09150+80
12堺市0.09150+50
13福井市0.08133.3+700
14松山市0.08133.3+700
15新潟市0.08133.3
16富山市0.08133.3+14.29
17大分市0.08133.3+166.7
18京都市0.08133.3+14.29
19鳥取市0.07116.7+75
20青森市0.07116.7+16.67
21長崎市0.07116.7-50
22岐阜市0.07116.7+250
23山口市0.07116.7-12.5
24さいたま市0.07116.7
25金沢市0.06100+100
26宇都宮市0.06100+50
27福岡市0.0583.33
28盛岡市0.0583.33+400
29甲府市0.0583.33-44.44
30松江市0.0583.33+66.67
31札幌市0.0466.67+33.33
32佐賀市0.0466.67-69.23
33高知市0.0350-66.67
34長野市0.0350+200
35那覇市0.0350-50
36福島市0.0350-66.67
37東京都区部0.0350
38川崎市0.0350-40
39奈良市0.0350-25
40大阪市0.0350
41和歌山市0.0350-75
42前橋市0.0350-62.5
43仙台市0.0350-76.92
44相模原市0.0233.33+100
45津市0.0233.33-66.67
46横浜市0.0233.33-66.67
47岡山市0.0233.33-50
48宮崎市0.0233.33-81.82
49名古屋市0.0233.33-60
50静岡市0.0116.67-90.91
51千葉市0.0116.67-80
52神戸市00-100

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

室内装飾品の月間支出の現状と今後

2025年4月時点での日本の世帯による室内装飾品の月間平均支出は109円で、比較的低額ではありますが、前年同月比で+7.921%の増加が見られました。これは、インテリア需要の回復や季節に応じた模様替え需要、安価な装飾品の購入拡大による影響が考えられます。コロナ禍後の“おうち時間”の影響が継続し、住環境の快適化への関心が根強いことがうかがえます。


上位都市の支出傾向と背景

支出額が最も高かったのは松江市(702円)で、全国平均の6倍を超える水準です。前年同月比では+902.9%の大幅増であり、季節的な需要集中や地域でのリフォーム・住環境改善の波が影響した可能性があります。次いで横浜市(439円)+110%の増加を示し、大都市圏におけるインテリア意識の高さやEC利用による購入の手軽さが反映されていると考えられます。


中位~下位の都市の消費動向

岡山市(399円)は前年同月比-71.66%と大幅減となっており、前年に高額な購入があった反動が影響していると推察されます。1方、水戸市(250円)松山市(142円)+541%+787.5%と急増しており、1部世帯の特異な購入が平均値を引き上げたケースとみられます。また、盛岡市(138円)+13,700%という急増も、極端な例外的支出の影響と考えられます。


購入頻度と地域的な習慣

購入頻度を見ると、全国平均は0.05回/月と非常に低く、室内装飾品は頻繁に購入されるものではないことが分かります。しかしながら、青森市(0.19回)相模原市(0.14回)高松市・松山市(各0.1回)といった都市では比較的購入頻度が高く、季節ごとに装飾を変える習慣や生活空間の美化意識が影響していると見られます。特に青森市は前年同月比で+1,800%と大きな増加が見られ、地域特性やイベントとの関連も考えられます。


今後の動向と考察

室内装飾品の消費は、日用品とは異なりライフスタイルや個人の趣味嗜好に強く左右されるため、地域ごとの傾向差が顕著に出やすい項目です。今後もインテリアへの関心が高まる1方で、購入頻度は低水準で推移し、単月の支出によりランキングが大きく変動する傾向は継続すると考えられます。特にオンライン購入の拡大やプチリノベの流行などが影響を与え続けるでしょう。

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