【園芸用植物の都市別支出】富山市が全国トップの背景とは?

ペット・園芸

園芸用植物の支出額は都市によって大きな差があり、富山市(1,336円)が全国平均(605円)の2倍以上を記録。福井市や長野市も上位に入り、庭付き住宅の多さや園芸文化が影響。購入回数も富山市は2.15回と高く、生活習慣に園芸が深く根付いている。今後は地域差を活かした需要創出が鍵となる。

園芸用植物の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国215100-8.898
1水戸市433201.4+154.7
2名古屋市371172.6+70.97
3長野市368171.2-18.76
4浜松市362168.4+45.38
5堺市349162.3+82.72
6福井市347161.4+9.81
7鳥取市291135.3-22.61
8前橋市285132.6+5.948
9大分市277128.8+59.2
10甲府市264122.8+28.16
11長崎市233108.4+44.72
12金沢市231107.4+56.08
13松山市221102.8-33.83
14高松市20896.74-32.69
15奈良市19389.77-26.62
16那覇市18786.98+163.4
17秋田市17983.26+184.1
18東京都区部17882.79+16.34
19神戸市17581.4-18.98
20山口市17380.47-11.28
21岐阜市15471.63-7.229
22徳島市15069.77+47.06
23青森市14969.3+104.1
24仙台市14868.84-10.84
25松江市14667.91-51.5
26岡山市14567.44+6.618
27新潟市14165.58-31.88
28千葉市13763.72+67.07
29佐賀市13763.72-24.73
30大津市13462.33-27.96
31相模原市12859.53-31.55
32和歌山市12558.14-17.22
33宮崎市11854.88
34京都市11553.49+173.8
35津市11453.02-64.71
36横浜市10950.7-49.07
37鹿児島市10850.23-37.21
38山形市10749.77-55.97
39静岡市10146.98-6.481
40高知市9845.58-53.11
41北九州市9644.65-52
42広島市9443.72-58.95
43福岡市9343.26+10.71
44盛岡市9242.79-54.46
45福島市8840.93-16.98
46熊本市8439.07-44.37
47さいたま市7635.35-10.59
48宇都宮市5525.58-57.03
49川崎市2913.49-19.44
50大阪市2511.63-32.43
51札幌市2411.16+84.62
52富山市2310.7-90.3

月間支出の推移

園芸用植物の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.32100-15.79
1甲府市0.61190.6+64.86
2水戸市0.56175+60
3高松市0.55171.9+10
4金沢市0.54168.8+68.75
5堺市0.54168.8+107.7
6長野市0.5156.3-37.5
7前橋市0.47146.9-18.97
8鳥取市0.45140.6-33.82
9福井市0.44137.5-37.14
10大分市0.44137.5-8.333
11浜松市0.42131.3+5
12徳島市0.41128.1+86.36
13松山市0.39121.9+62.5
14大津市0.38118.8+90
15青森市0.37115.6+94.74
16松江市0.35109.4-32.69
17宮崎市0.35109.4+45.83
18佐賀市0.34106.3-8.108
19新潟市0.33103.1-5.714
20山口市0.33103.1+6.452
21長崎市0.3196.88+29.17
22鹿児島市0.2990.63
23岐阜市0.2887.5-34.88
24奈良市0.2784.38-34.15
25名古屋市0.2784.38+12.5
26仙台市0.2784.38-3.571
27神戸市0.2681.25-18.75
28広島市0.2475-52.94
29北九州市0.2475-36.84
30津市0.2268.75-62.71
31山形市0.2268.75-55.1
32岡山市0.262.5+5.263
33和歌山市0.1959.38-45.71
34横浜市0.1856.25-33.33
35盛岡市0.1753.13-22.73
36さいたま市0.1546.88-42.31
37那覇市0.1443.75-12.5
38福島市0.1340.63-43.48
39京都市0.1340.63+44.44
40高知市0.1237.5-73.91
41秋田市0.1237.5-7.692
42熊本市0.1237.5-62.5
43東京都区部0.1237.5
44宇都宮市0.1134.38-50
45大阪市0.0928.13
46千葉市0.0928.13-10
47静岡市0.0825-42.86
48福岡市0.0825-20
49川崎市0.0825+33.33
50相模原市0.0618.75-84.62
51富山市0.0618.75-86.36
52札幌市0.039.375

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

園芸用植物の月間支出の現状と今後

園芸用植物の支出は、家庭での緑化・園芸趣味の反映であり、生活の豊かさや地域文化を測る1つの指標です。2025年4月時点での全国平均は605円と、比較的小規模な支出ながらも、都市によっては大きな違いが見られます。生活環境、気候条件、地域の園芸文化、住宅形態などが消費動向に深く関係しています。


支出額上位都市とその特徴

最新データによると、園芸用植物への支出が最も高い都市は富山市(1,336円)で、全国平均の2.2倍に相当します。次いで福井市(1,036円)長野市(1,015円)、高松市(944円)と続き、いずれも自然豊かで庭付き住宅が多い地域です。これらの地域では、園芸が生活の1部として根付いており、植木市や園芸イベントも盛んです。

富山市は前年比で+71.28%と顕著な伸びを見せており、家庭菜園や観葉植物需要の拡大が見られると考えられます。また、広島市(841円)+464.4%という突出した増加率を記録しており、何らかの地域的キャンペーンや園芸ブームが起きている可能性が高いです。


購入頻度に見る地域別の園芸習慣

支出額だけでなく、園芸用植物の購入回数からも地域差が読み取れます。富山市(2.15回)は購入頻度でも全国トップで、月に2回以上園芸植物を買う家庭が多いことを示します。佐賀市(1.94回)福井市(1.76回)、高松市(1.74回)なども高頻度で、定期的に植物を買い替えたり、追加購入する習慣があると考えられます。

1方で津市(1.38回)鳥取市(1.36回)では、前年同月比で支出額や回数が減少しており、地域内での園芸需要が1時的に落ち着いた様子もうかがえます。


気候と住宅環境の影響

園芸用植物への支出が多い都市の多くは、中山間地域や積雪地帯、または比較的土地に余裕のある地方都市です。たとえば富山市、長野市、福井市では、庭付き1戸建て住宅が1般的で、家庭菜園や季節の草花を育てることが生活文化として定着しています。

また、降水量や気温の変化に合わせた植物の買い替えが頻繁に必要となる地域では、購入回数が増える傾向にあります。特に北陸・信州地方のような4季の変化が顕著なエリアでは、季節ごとに異なる植物を楽しむ習慣があり、それが支出額に反映されています。


今後の展望と地域格差の可能性

園芸市場はコロナ禍以降、在宅時間の増加や癒し需要の高まりで全体的に活性化しています。特に地方都市では、都市型集合住宅に比べて園芸スペースに余裕があるため、引き続き支出額の上昇が予想されます。

しかし1方で、園芸人口の高齢化や若年層の関心の薄さなどによる将来的な減少も懸念されます。今後は地域ごとの園芸イベントや学校教育との連携を通じて、持続的な関心を育てる取り組みが重要になるでしょう。

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