合いびき肉支出ランキング2025｜高松市が支出・回数ともに急増

2025年4月の合いびき肉の全国平均支出は302円。高松市が600円でトップ、前年比+122.2%と急増。四国・九州西部を中心に高支出が目立ち、購入回数も高松や高知で1回超と頻度が上昇。地域によって消費スタイルに明確な違いが見られる。

合いびき肉の月間支出ランキング（二人以上世帯）

2025年4月

降順昇順

	都市名	支出額[円]	全国比[%]	前年同月比[%]
	全国	302	100	+5.226
1	高松市	600	198.7	+122.2
2	大分市	580	192.1	+27.47
3	大阪市	488	161.6	-0.204
4	徳島市	474	157	+42.77
5	高知市	472	156.3	+10.28
6	長崎市	470	155.6	+32.77
7	山口市	457	151.3	+36.83
8	福井市	441	146	+76.4
9	岡山市	434	143.7	+8.5
10	大津市	434	143.7	-0.913
11	堺市	424	140.4	+27.71
12	京都市	417	138.1	+33.23
13	鹿児島市	413	136.8	+22.55
14	鳥取市	398	131.8	-10.16
15	福岡市	396	131.1	-2.222
16	広島市	396	131.1	+15.45
17	佐賀市	394	130.5	+45.93
18	熊本市	388	128.5	-15.65
19	さいたま市	375	124.2	+56.25
20	松山市	369	122.2	+1.934
21	神戸市	368	121.9	-6.361
22	宮崎市	362	119.9	+12.77
23	奈良市	353	116.9	+31.72
24	相模原市	345	114.2	+65.07
25	和歌山市	345	114.2	+19.38
26	横浜市	344	113.9	-23.39
27	那覇市	326	107.9	+41.74
28	富山市	319	105.6	-14.02
29	東京都区部	316	104.6	+4.636
30	津市	310	102.6	-31.87
31	名古屋市	303	100.3	-6.192
32	川崎市	296	98.01	+5.338
33	北九州市	295	97.68	-9.786
34	岐阜市	292	96.69	-2.667
35	千葉市	277	91.72	-17.07
36	金沢市	262	86.75	-25.14
37	甲府市	244	80.79	+1.667
38	静岡市	242	80.13	-17.41
39	松江市	225	74.5	-36.97
40	青森市	221	73.18	+211.3
41	仙台市	204	67.55	+104
42	山形市	199	65.89	-2.451
43	浜松市	179	59.27	-16.36
44	長野市	177	58.61	-22.37
45	札幌市	177	58.61	+36.15
46	盛岡市	137	45.36	+47.31
47	新潟市	136	45.03	-4.895
48	秋田市	134	44.37	-25.14
49	福島市	134	44.37	+48.89
50	前橋市	131	43.38	-12.67
51	水戸市	126	41.72	+10.53
52	宇都宮市	116	38.41	-32.95

月間支出の推移

世帯当りの月間購入回数

2025年4月

降順昇順

	都市名	購入回数[回]	全国比	前年同月比[%]
	全国	0.57	100	+1.786
1	高松市	1.16	203.5	+103.5
2	高知市	1.15	201.8	+22.34
3	大分市	0.99	173.7	+17.86
4	徳島市	0.98	171.9	+46.27
5	長崎市	0.94	164.9	+22.08
6	福井市	0.94	164.9	+56.67
7	山口市	0.92	161.4	+31.43
8	鹿児島市	0.87	152.6	+31.82
9	岡山市	0.87	152.6	+2.353
10	大阪市	0.84	147.4	-16.83
11	富山市	0.82	143.9	-5.747
12	宮崎市	0.77	135.1	+11.59
13	大津市	0.77	135.1	-12.5
14	佐賀市	0.77	135.1	+28.33
15	広島市	0.76	133.3	+24.59
16	神戸市	0.75	131.6	+5.634
17	堺市	0.74	129.8	+21.31
18	京都市	0.72	126.3	+22.03
19	津市	0.71	124.6	-14.46
20	和歌山市	0.71	124.6	+9.231
21	さいたま市	0.68	119.3	+30.77
22	名古屋市	0.66	115.8	-10.81
23	鳥取市	0.65	114	-33.67
24	松山市	0.64	112.3	-4.478
25	金沢市	0.63	110.5	-22.22
26	岐阜市	0.63	110.5	+3.279
27	福岡市	0.61	107
28	相模原市	0.61	107	+35.56
29	奈良市	0.58	101.8	+16
30	青森市	0.57	100	+235.3
31	那覇市	0.56	98.25	+27.27
32	北九州市	0.54	94.74	-20.59
33	熊本市	0.53	92.98	-41.76
34	横浜市	0.53	92.98	-26.39
35	東京都区部	0.51	89.47	+2
36	長野市	0.5	87.72
37	千葉市	0.49	85.96	-27.94
38	静岡市	0.47	82.46	-9.615
39	甲府市	0.46	80.7	-4.167
40	川崎市	0.45	78.95
41	松江市	0.44	77.19	-40.54
42	仙台市	0.44	77.19	+76
43	浜松市	0.39	68.42	-31.58
44	札幌市	0.37	64.91	+42.31
45	新潟市	0.36	63.16	+16.13
46	秋田市	0.33	57.89	-21.43
47	盛岡市	0.3	52.63	+20
48	前橋市	0.3	52.63	-16.67
49	山形市	0.27	47.37	-32.5
50	水戸市	0.24	42.11	-7.692
51	宇都宮市	0.24	42.11	-25
52	福島市	0.22	38.6	+22.22

月間購入回数の推移

家計調査家計収支編二人以上の世帯詳細結果表 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

家計調査は、統計理論に基づき選定された全国約9千世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査しています。　家計調査の結果は、我が国の景気動向の把握、生活保護基準の検討などの基礎資料として利用のほか、地方公共団体、民間の会社な...

カテゴリー

食料野菜・果実肉・魚家庭被服・履物

肉魚全般生鮮肉加工肉乳製品・卵鮮魚貝類・甲殻類魚肉練製品

生鮮肉牛肉豚肉鶏肉合いびき肉他の生鮮肉

詳細なデータとグラフ

小売物価統計調査小売物価統計調査（動向編） | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

小売物価統計調査は、消費者物価指数やその他物価に関する基礎資料を得ることを目的とした調査です。毎月、全国的規模で国民の消費生活上重要な財の小売価格、サービスの料金及び家賃を、店舗及び世帯を対象に調査しています。調査結果は、年金等の給付見直し...

合いびき肉の月間支出の現状と今後

合いびき肉は、牛肉と豚肉を混合した加工肉であり、ハンバーグやミートソースなど汎用性の高い家庭料理に使われる定番素材です。2025年4月の全国平均の月間支出は302円、購入回数は0.57回と、他の精肉（鶏・豚・牛）に比べると利用頻度は控えめながら、料理の幅広さから1定の需要があります。前年同月比では+5.226%の増加と、緩やかな上昇傾向にあります。

支出額上位都市の動向と地域差

上位10都市は以下の通りです：

高松市：600円（+122.2%）
大分市：580円（+27.47%）
大阪市：488円（-0.204%）
徳島市：474円（+42.77%）
高知市：472円（+10.28%）
長崎市：470円（+32.77%）
山口市：457円（+36.83%）
福井市：441円（+76.4%）
岡山市：434円（+8.5%）
大津市：434円（-0.913%）

4国地方（高松・徳島・高知）や9州西部（大分・長崎・山口）での支出が特に高く、西日本に合いびき肉の高支出地域が集中しているのが特徴です。とくに高松市は前年から122.2%の急増で、月間支出額が突出しています。これは物価の変動や家庭での調理傾向の変化を反映していると考えられます。

購入回数の多い都市と消費傾向

以下の都市は購入頻度が高く、合いびき肉を日常的に使っていることがうかがえます：

高松市：1.16回（+103.5%）
高知市：1.15回（+22.34%）
大分市：0.99回（+17.86%）
徳島市：0.98回（+46.27%）
長崎市：0.94回（+22.08%）
福井市：0.94回（+56.67%）

これらの地域では、合いびき肉が比較的高い頻度で購入されており、主力の食材として定着しているとみられます。とくに高松市のように回数・支出ともに2倍近い増加が見られる例は稀であり、顕著な消費スタイルの変化がうかがえます。

都市別の消費傾向と特徴的な動き

高松市は、支出・回数ともに前年比で100%以上の伸びを示し、合いびき肉の需要が急増。家庭内料理の見直しや価格の相対的安さが後押ししている可能性が高いです。
福井市も+76.4%の支出増、+56.67%の回数増と、地方都市での価格・利用動向が顕著に表れています。
1方、大阪市や大津市は微減傾向で、支出額は高いものの、やや落ち着いた消費に移行している様子が見られます。大阪市は回数も-16.83%と減少しており、他の肉類への代替や価格高騰の影響が推察されます。