【保健医療用品】都市別支出ランキングと購入傾向分析(2025年最新)

保健医療品

2025年4月の保健医療用品支出は、静岡市が5,402円で全国トップ、次いで富山市など地方中核都市が続く。前年同月比で大幅増加した都市も多く、高齢化や感染症予防の影響が強い。札幌市や仙台市では購入回数が多く、日常的な利用の定着がうかがえる。

保健医療用品の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国2379100-12.95
1佐賀市9675406.7+261.5
2広島市7633320.8+234.9
3大分市6227261.7+107.1
4大津市6050254.3+119.1
5鳥取市5362225.4+72.74
6富山市5348224.8+133.4
7高松市3971166.9+61.95
8宮崎市3858162.2+19.29
9徳島市3606151.6+37.79
10静岡市3597151.2+64.32
11秋田市3405143.1+116.9
12福岡市3388142.4-10.08
13堺市3287138.2+24.51
14名古屋市3028127.3+10.15
15福井市3027127.2+44.9
16千葉市2863120.3-4.63
17横浜市2810118.1+7.663
18甲府市2765116.2-4.754
19東京都区部2646111.2-11.06
20鹿児島市2594109-8.209
21長崎市2583108.6+23.12
22高知市2549107.1-7.039
23新潟市2542106.9-27.72
24松江市2522106+20.27
25青森市2488104.6-7.233
26さいたま市2466103.7-18.26
27山形市219292.14+16.72
28相模原市219092.06-16.82
29和歌山市216591+62.29
30金沢市210488.44+9.583
31盛岡市207987.39-26.12
32山口市206586.8-27.08
33岐阜市201084.49-57.53
34奈良市198483.4-38.8
35北九州市196082.39-64.22
36川崎市195582.18-42.53
37水戸市193581.34-20.86
38大阪市191280.37-23.15
39福島市189779.74-52.54
40仙台市187378.73-21.63
41長野市186278.27-54.9
42岡山市185077.76-32.8
43松山市181876.42-4.215
44浜松市172772.59-38.01
45神戸市168570.83-7.163
46那覇市167170.24-23.03
47京都市164569.15-36.97
48前橋市140659.1-55.45
49宇都宮市139558.64-57.33
50札幌市138358.13-10.95
51津市136257.25-48.47
52熊本市120650.69-78.86

月間支出の推移

保健医療用品の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国1.71100-1.724
1静岡市2.32135.7+34.88
2佐賀市2.26132.2-1.739
3徳島市2.22129.8+5.213
4さいたま市2.19128.1+39.49
5大津市2.15125.7+18.13
6高松市2.1122.8+11.7
7名古屋市2.07121.1+15.64
8福岡市2.03118.7+8.556
9山口市2.01117.5-5.189
10鹿児島市1.98115.8+12.5
11岐阜市1.85108.2-6.566
12高知市1.84107.6-11.96
13長崎市1.83107+19.61
14北九州市1.83107-19.03
15仙台市1.82106.4+16.67
16長野市1.8105.3-20.35
17広島市1.79104.7+3.468
18那覇市1.76102.9+7.975
19富山市1.76102.9-5.376
20松江市1.74101.8+10.83
21新潟市1.74101.8-19.07
22川崎市1.73101.2-22.07
23山形市1.72100.6-2.825
24奈良市1.72100.6-1.149
25相模原市1.71100+14.77
26鳥取市1.799.42-6.593
27青森市1.799.42-10.53
28盛岡市1.6998.83-23.53
29堺市1.6797.66-15.66
30大阪市1.6495.91-9.392
31京都市1.6495.91+12.33
32秋田市1.6294.74+14.08
33東京都区部1.6194.15-4.167
34岡山市1.6194.15-34.29
35金沢市1.693.57-17.53
36浜松市1.5791.81-6.548
37松山市1.5691.23-20.81
38宮崎市1.5590.64-25.12
39大分市1.5590.64-27.23
40神戸市1.5490.06+3.356
41熊本市1.5490.06-14.44
42水戸市1.5288.89-5
43前橋市1.5288.89-13.64
44横浜市1.587.72-14.29
45福島市1.4886.55-39.09
46札幌市1.4484.21-11.11
47宇都宮市1.4484.21-17.24
48福井市1.3981.29-4.138
49甲府市1.3981.29-29.08
50千葉市1.2874.85-28.09
51和歌山市1.2673.68-3.817
52津市1.2371.93-15.17

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

保健医療用品の月間支出の現状と今後

保健医療用品とは、体温計やマスク、包帯、ガーゼ、湿布、絆創膏、衛生用品(例えば介護用紙製品や簡易検査キット)など、医療行為ではなく日常的な健康管理や衛生対策のために用いられる消耗品を指します。高齢化、感染症対策、在宅医療の普及が進む日本において、この支出は年々重要度を増しており、特に地域差が顕著です。


支出トップの都市 ― 静岡市と富山市の背景

2025年4月時点で最も保健医療用品に支出している都市は静岡市(5,402円)、次いで富山市(4,734円)です。静岡市の支出は全国平均(2,691円)の約2倍に達しています。静岡市は比較的医療機関が充実している1方、自宅療養や予防目的での備えに熱心な家庭が多いことが反映されていると考えられます。高齢者の多い世帯が衛生用品を大量購入している可能性も指摘できます。

富山市は前年同月比で+177.2%という急増を示しており、季節的な要因や1時的な健康不安(例:ウイルス流行)などが影響している可能性が高いです。


上位に続く都市の共通点

支出の多い水戸市(4,449円)岡山市(4,266円)、高知市(4,094円)なども全国平均を大きく上回っています。これらの都市の共通点としては、以下の点が考えられます:

  • 中核都市でありながら、高齢者人口の割合が高い

  • 医療アクセスが容易であり、健康意識が比較的高い

  • 感染症対策や災害時の備えとして、定期的な買い置き文化が根付いている

特に岡山市は前年同月比+96.23%と急増しており、保健医療用品の買いだめ、あるいは生活スタイルの変化が支出増の要因と見られます。


支出の急伸と地域性の関係

松江市(+122.5%)鳥取市(+100.8%)といった地方都市でも支出が急増しています。これらの地域では都市部に比べて医療機関へのアクセスが限定的であり、家庭での自己管理・予防意識の高まりが支出増につながっていると考えられます。また、買い物頻度が低い地域では、1回あたりの購入額が多くなりやすい傾向もあります。


購入回数から見る日常的な利用の広がり

全国平均の月間購入回数は1.82回ですが、札幌市(2.54回)仙台市(2.31回)高知市(2.25回)岡山市(2.24回)など、上位都市は2回を超える高頻度を示しています。これは、家庭における保健医療用品のルーチン的な使用(例:マスクや絆創膏の定期購入)が定着している証拠です。

特に札幌市は+85.4%の回数増となっており、寒冷地であることから風邪予防や乾燥対策としてマスクや加湿用品の需要が増していると考えられます。


全国傾向との対比

全国平均では支出額が-10.83%減少、購入回数も-0.546%減少と、わずかながら減少傾向を示しています。これは、まとめ買いへのシフト単価の高い製品から安価品への買い替えが進んでいるためと考えられます。実際に、物価上昇の中で節約志向が強まる中、必要最低限の備えで支出を抑える行動が広がっている可能性があります。


今後の見通し

高齢化、パンデミックの経験、在宅医療の普及といった要因は今後も保健医療用品の需要を支えるでしょう。ただし、今後は「何を」「どのくらい買うか」という選択の差が都市によってさらに顕著になると見られます。生活習慣や地域医療体制の違いが支出に色濃く表れるでしょう。

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