住宅関係負担費の都市別ランキング|さいたま・名古屋・広島が上位

諸雑費

2025年4月時点での住宅関係負担費の全国平均は1,787円。さいたま市(8,038円)、名古屋市(6,461円)、広島市(6,019円)が上位を占め、前年同月比では広島市が+399.5%と急増。都市ごとに金額・回数とも大きな差があり、住宅修繕・更新、共有施設費、災害対策費などの地域的事情が支出に反映されている。都市部ほど支出が高額化し、住宅資産の維持コストが家計を圧迫する傾向が顕著となっている。

住宅関係負担費の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国1789100+3.291
1さいたま市10120565.5+63.37
2名古屋市5604313.2+69.31
3神戸市4968277.7+248.1
4広島市4063227.1+15.75
5大津市3930219.7+10.74
6千葉市3925219.4-4.802
7札幌市3847215+97.99
8高松市3806212.7+1075
9北九州市3673205.3+69.42
10松江市3434192+53.17
11山形市3349187.2+3935
12高知市3289183.8-17.61
13福島市2851159.4+1728
14東京都区部2772154.9-20.75
15盛岡市2530141.4+132.5
16秋田市2486139
17仙台市2404134.4+37.45
18大阪市2389133.5-50.17
19福岡市2326130-52.01
20川崎市2309129.1+101.8
21熊本市2067115.5-54.89
22那覇市1951109.1+12.19
23大分市1861104-53.84
24京都市1804100.8+180.6
25岐阜市139177.75+154.8
26岡山市131473.45-10.37
27鳥取市124069.31+2656
28宮崎市122168.25+67.26
29鹿児島市105358.86+137.7
30徳島市103357.74+203.8
31堺市87148.69+522.1
32長崎市73541.08-78.81
33和歌山市73340.97+4.267
34宇都宮市72240.36+218.1
35新潟市59433.2+166.4
36静岡市42723.87+72.18
37青森市40422.58+818.2
38松山市36220.23-72.41
39相模原市33718.84-92.36
40福井市24413.64-81.44
41横浜市20311.35-87.8
42甲府市1407.826+159.3
43津市623.466
44富山市623.466-80.98
45山口市593.298-95.66
46金沢市573.186-94.19
47佐賀市331.845-98.97
48水戸市261.453-71.74
49長野市00-100
50浜松市00-100
51奈良市00-100
52前橋市00-100

月間支出の推移

住宅関係負担費の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.09100
1さいたま市0.4444.4+60
2那覇市0.29322.2+70.59
3札幌市0.27300
4神戸市0.24266.7+242.9
5高知市0.21233.3-27.59
6高松市0.2222.2+150
7大阪市0.2222.2-23.08
8名古屋市0.2222.2+17.65
9北九州市0.2222.2+33.33
10福島市0.19211.1+280
11松江市0.18200+63.64
12大津市0.17188.9
13熊本市0.16177.8-44.83
14広島市0.16177.8+6.667
15山形市0.16177.8+433.3
16仙台市0.15166.7+15.38
17千葉市0.13144.4-43.48
18京都市0.13144.4+116.7
19福岡市0.11122.2-52.17
20宮崎市0.11122.2+22.22
21大分市0.11122.2-57.69
22盛岡市0.1111.1-37.5
23東京都区部0.1111.1-33.33
24和歌山市0.1111.1+42.86
25川崎市0.09100-10
26鹿児島市0.0888.89+14.29
27岡山市0.0888.89-52.94
28長崎市0.0777.78-65
29秋田市0.0777.78
30徳島市0.0777.78-12.5
31鳥取市0.0666.67+500
32青森市0.0666.67+500
33福井市0.0666.67
34宇都宮市0.0666.67-14.29
35堺市0.0666.67+100
36松山市0.0555.56-54.55
37岐阜市0.0555.56+66.67
38相模原市0.0444.44-71.43
39富山市0.0444.44+100
40静岡市0.0333.33+50
41横浜市0.0333.33-57.14
42新潟市0.0333.33-40
43佐賀市0.0333.33-83.33
44甲府市0.0222.22-33.33
45山口市0.0222.22-81.82
46金沢市0.0111.11-80
47津市0.0111.11
48水戸市0.0111.11-50
49長野市00-100
50浜松市00-100
51奈良市00-100
52前橋市00-100

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

住宅関係負担費の月間支出の現状と今後

住宅関係負担費とは、持ち家・分譲マンションなどにおいて発生する共益費、修繕積立金、住宅保険料、住宅ローン以外の建物維持管理費用を指します。これは、家賃やローンとは異なり、住宅の「維持・補修・更新」に関する支出を表しており、住まいの老朽化や集合住宅の設備管理の必要性が高いほど支出額が大きくなる傾向があります。


支出額の都市別ランキングと変動要因

2025年4月の住宅関係負担費の上位都市は以下の通りです:

順位 都市名 支出額(円) 前年同月比増減率
1 さいたま市 8,038 +42.09%
2 名古屋市 6,461 +213.6%
3 広島市 6,019 +399.5%
4 大阪市 4,435 +12.22%
5 高知市 4,230 +26.23%
6 大津市 3,719 +264.3%
7 神戸市 3,563 -33.11%
8 熊本市 3,562 -16.11%
9 仙台市 3,338 -12.25%
10 盛岡市 2,863 +188.6%

上位に挙がっている都市の多くは都市インフラが整備された大都市圏であり、高層住宅やマンションの比率が高い点が共通しています。特に広島市の+399.5%という急増は、集合住宅の1斉改修や管理費改定などが反映された結果と考えられます。

また、大津市や名古屋市でも大幅な増加が見られ、地域的に集合住宅の更新時期が重なった可能性があります。


支出回数の地域的傾向

住宅関係負担費の月間平均支出回数は全国で0.09回と、年に1回未満程度の頻度ですが、都市別に見ると以下のような違いがあります。

都市名 月間支出回数 前年比増減率
熊本市 0.36回 +16.13%
さいたま市 0.31回 +14.81%
広島市 0.30回 +650.0%
大阪市 0.29回 +3.571%
高知市 0.26回 -27.78%
盛岡市 0.25回 +177.8%
札幌市 0.24回 -42.86%
名古屋市 0.23回 +53.33%
神戸市 0.22回 -8.333%
那覇市 0.19回 -26.92%

支出額と支出頻度の双方が上昇している都市は、計画的に住宅維持管理が行われている可能性が高いと考えられます。反対に、頻度が低下している都市では、大規模修繕や点検が行われていない、あるいは管理体制の遅れも示唆されます。


地域特性と支出差の背景

  • さいたま市・名古屋市・広島市などの大都市圏では、高層住宅・大規模マンションが多く、共益費や修繕積立金の水準が高くなる。

  • 高知市や盛岡市など地方都市の急増は、気候や老朽化に伴う修繕対応の集中、または公共的施設整備の支出反映によると考えられる。

  • 神戸市や那覇市のように前年を下回る都市では、1時的な支出集中後の反動や、支出の先送りが影響している可能性がある。


住宅資産の維持負担と家計への影響

住宅関係負担費は、月単位の支出としては高額でないものの、長期的には家計に確実な負担を与える費目です。特に老朽化が進んだ集合住宅では、修繕・管理費が急増する傾向があり、年金生活者世帯などでは深刻な負担増となるケースもあります。

支出の増加を予測しやすく、積立型で対応できる点は他の変動費と比べて利点である1方、突発的な出費の可能性が高い点には注意が必要です。


今後の動向と対応の方向性

今後は、以下のような方向性が求められると考えられます。

  • 住宅管理費の透明化と合理化:マンションの管理組合の運営力や外部委託業者の選定がコストに影響

  • 省エネ改修や耐震強化による公的支援の活用:自治体による補助金や税制優遇制度の周知が重要

  • 高齢化社会に対応した維持コストの平準化:高齢世帯の経済的負担を緩和する制度設計の整備


まとめ

住宅関係負担費の地域別動向からは、都市の住宅構造、世帯構成、維持管理の文化が如実に表れています。今後も都市インフラの老朽化と世帯の高齢化が進む中で、「住まいの質」と「維持コスト」のバランスをどう取るかが家計にとって重要な課題となるでしょう。

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